三菱商事(8058)の株価と株主優待は?配当利回りから今後の株価の推移を予想!不正取引による巨額損失でPTSが下落中

三菱商事(8058)の株価と株主優待は?配当利回りから今後の株価の推移を予想!不正取引による巨額損失でPTSが下落中



三菱商事の株価と株主優待を調べてみた!不正取引による巨額損失で今後の株価の推移はどうなる?

株式取引する際にどんな指標を大事にされるでしょうか?
私は株主優待や配当による利回りをかなり重要視しています(^^)

しかし数値に表れない面も企業の評価として重要なものがあります。
その1つが企業コンプライスに対する姿勢ではないでしょうか?

 

 

短期的な利益だけを追求したり、従業員を使い捨てにする経営は長持ちしません。
社会の公器である企業として社会や従業員にどう役立つべきなのか?
企業の風土というのは目に見えませんが社風として脈々と受け継がれていきます。

 

 

 

長期投資においては企業の長期的な業績の向上が重要なのは間違いないでしょう(^^)
その下支えになるのは企業の強み、コンピテンシーです。
しかし企業コンプライスなしに現在の社会で企業は存続できないのではないでしょうか?

 

 

今回は社員の不正取引による巨額損失の計上が報道された企業が目につきました…。
三菱商事の株価と株主優待について、配当利回りや株価指数の観点からまとめました。
個人投資家に人気の三菱商事の投資に興味がある方は是非ご覧くださいね♪

「三菱商事の今後の株価は?」
「三菱商事の株主優待制度は?」
「三菱商事の配当利回りと今後の株価推移は?」

 

 

 

 

株式取引で絶対勝てる方法などありません。
しかし長期投資において勝つ可能性を上げることは可能だと思います(^^)

初心者の方がここ数年増えていますが、基本的な指標の見方などは学びましょう。
財務面から企業を評価できれば冷静な判断も可能になりますよ。

 

 

 

 

三菱商事の今後の株価の推移の予想は?チャートと配当利回りから考えてみる

三菱商事の株価の下落はいつ反転する?株価チャートから今後の値動きを考えみる

それでは早速ですが三菱商事の株価について考えていきましょう(^^)/
まずは直近3年間の三菱商事の株価の変遷について参照します。

 

 

mitsubishicorp
参照:SBI証券 三菱商事の株価チャートより

 

個人投資家に大人気の三菱商事の株式ですが2016年後半は2200円程度でした。
そこから多少の調整はありつつもアベノミクスで株価は順調に上昇していますね!

 

 

2018年後半には3600円を超えており短期間で1.5倍以上の株価上昇を達成しています。
有名企業の株主になれてインカム・キャピタルゲインを両方もらえるのは最高ですね♪

 

 

しかし2019年からの三菱商事の株式は不調です。
3000~3200円のレンジ相場から下放たれ以降は下落トレンドです。
されに最近の急落で三菱商事の株価は2600円程度となっていました。

 

現在は少し反発して株価は2800円程度です。
しかし移動平均線に抑えられる形であまりいいチャートではありません…。
これまで順調だっただけに株価推移が好調になるのは少し先になるでしょうか^_^;?

 

 

 

三菱商事の配当利回りは?株価指数と合わせて今後の株式について予想してみる

続いて三菱商事の配当利回りと株価指数について考えてみましょう(^^)/
長期投資なら株価チャートだけではなく指数面でも企業を分析しておきたいですね。

 

三菱商事の現在の株価2760円で予想PERは7.1倍、PBRは0.77倍程度です。
これは市場平均より低い指標で投資妙味がありそうですね(^^)

関連記事>>>
日経平均株価が大幅下落!今後の株価の推移の予想は?過去のチャートから考えてみた

 

 

しかし銀行や不動産同様に商社の指数は低いのが常です。
一時は商社不要論などが盛り上がり株価はかなり低調でしたね…。

割安にある三菱商事の株価ですが業態を考えれば妥当な指数にあるといったところですね。

 

 

 

続いて三菱商事の配当利回りを確認していきましょう。
三菱商事の予想1株配当は135円、予想年間配当利回りは4.5%程です!

うーん、これは配当好きの私としてはかなり心が惹かれますね(‘ω’)
長期投資による配当再投資こそサラリーマン投資家の王道だと考えています。

 

 

もちろん業績など将来的な株価の変遷は気になりますが…。
三菱商事程の大企業でこの利回りはかなり惹かれます。

ちなみに現時点の配当性向は32%程であり、異常に高いわけはありません。
これくらいの指数であればしばらくは継続的な配当を期待できそうです。

 

 

 

 

三菱商事の社員が不正取引で巨額損失!?PTSの株価から今後の株価を考えてみる

三菱商事の社員が不正取引、海外原油デリバティブで345億円の損失計上

株式投資をしていると自分が株主の企業のニュースを見かけることがあります。
しかし今回の報道は三菱商事の株主にとっては頭が痛いニュースですね((+_+))

報道によれば三菱商事のシンガポールの子会社がデリバティブ取引で約345億円の損失が発生する見込みのようです。
中国籍社員が社内規定に違反する取引で損失を被ったとのことで株主にはとんだ迷惑な事件です。

 

 

 

どうやらこの社員はリスク管理システム上のデータを改ざんしていたようです( ゚Д゚)
原油取引のヘッジ取引を装い、損失が明るみでるのを防いでいたようです…。

もちろんこの事件は社員による不正取引で三菱商事自体の不正取引ではないようです。
しかし社員の取引状況に対して管理体制が不十分であることが明るみとなりました…。

 

 

コンプライスを重視する姿勢が海外子会社とはいえ十分に浸透していなかったという事です。
損失自体も巨額ですが三菱商事に対する投資意欲は事件の内容からやはり下がりますね。

 

参照:当社海外連結子会社での損失発生について

 

 

 

三菱商事のPTSの株価が下落!不正取引報道で株価はさらに下落にするのか?

さて今回の報道を受けて三菱商事の株式はどうなるでしょうか^_^;?
取引時間外の報道はすぐさまには株価に反映されないので翌日以降の株価の大きな変動が懸念されます…。

 

その株価の予想になるのがPTSで取引状況ですね!
不正取引報道後の三菱商事のPTS株価について確認してみましょう(^^)

 

 

今回の報道後の三菱商事のPTS株価は2675円になっています。
前日比で-85 (-3.08%)と三菱商事のPTS株価はやはり大きく下落しています。

 

 

PTS取引はその時点の報道に基づき売買されているため、実際の取引開始後の株価を反映しない場合もあります。
しかし今回は社員の不正取引による損失額の大きさと管理体制懸念から下落は免れないのではないでしょうか^_^;

 

 

 

三菱商事の株主優待制度の内容と優待利回りは?隠れ優待で東洋文庫ミュージアムに!

三菱商事の通常株主優待の内容は?

株価下落の可能性が高く、既存株主にとっては頭が痛いニュースです。
しかしノンホルダーにとっては人気の三菱商事の株式を購入するチャンスでもあります。

私は配当利回りを重視していますが、株主優待もかなり注目しています。
オススメの株主優待もまとめてますので是非ご覧くださいね(^^)

 

関連記事>>>
株主優待おすすめ人気ランキング2019年中期版!配当利回りを合わせた総合利回りも紹介

 

 

配当利回りが4%超えの三菱商事の株式ですが優待はどうでしょうか?
現在の所、三菱商事は株主優待制度を実施していません。

 

 

うーん、これはちょっと残念な状況ですね((+_+))
しかし商社であれば自社商品を優待にすることも難しいので仕方ないかもしれません。

変にクオカード優待などを新設して経費がかさむよりは配当に注力して欲しいです。
優待新設するなら三菱商事のオリジナリティがあるものを望みます!

 

 

三菱商事の隠れ優待?東洋文庫ミュージアムの無料招待券や卓上カレンダー(追記)

三菱商事は公式には上記の通り株主優待を実施しておりません。
しかし隠れ優待について情報をフォロワー様が頂いたので紹介します(^^)

三菱商事が運営する東洋文庫ミュージアムの無料招待券が頂けるようです。
たまには雰囲気を変えて株主優待で博物館めぐりなんていいですね!

 

何株がいただけるか分かりませんが端株でも貰えるか試してみようと思います。
年1回か2回なのかも情報収集したいところですね。

関連記事>>>
SBIネオモバイル証券で端株投資がおすすめの理由を徹底解説!端株優待とは?

 

ちなみに9月期の配当金通知書には卓上カレンダーがついているとの情報も頂きました。
こちらは1株から貰えそうな予感です。

 

 

三菱商事は配当利回りも高いので端株積立投資で隠れ優待も頂けるなら嬉しいですね♪

 

 

三菱商事の今後の株式の推移は?業績発表内容と今回の損失から予想してみる

PERなど株価指数が低い商社への投資は一定の安定感があります。
永続する企業であればその高い利回りから長期的には大きな利益を株主にもたらすでしょう。

今回の不正取引を受けて三菱商事は業績の下方修正も免れないのではないでしょうか?
直近の業績発表と合わせて今後の三菱商事の株式について考えてみましょう(^^)

 

 

 

mitsubishicorp
参照:三菱商事HP 2019年度第1四半期決算公表資料 

 

 

2019年第一四半期の連結利益は1612億円で進捗率は27%です。
進捗率は中々のものですが前期比で-432億円と大幅な減益となっているのが気になります…。

予想純利益は6000億円を目指しておりますが、今回の不正取引で300億円強の下方修正が見込まれます。
5%以上の下落ですので影響は中々大きいですね。

 

 

株価が多少下落しても三菱商事の配当利回りは魅力的です。
株価が下げれば個人投資家を中心に物色買いが入りある程度の下支えがあるのではないでしょうか?

チャート形状や不正取引報道でしばらく下落が続きそうな三菱商事の株式です。
ほどよく下げた所でうまく参入してみたいと思います(^^)

 

 

管理人けいはSBIネオモバイル証券で端株投資を実践中です。

最近挑戦しているのは端株による分散投資です!

単元株投資(100株など)に対して、1株単位で投資するのが端株投資です。
一時にまとめて単元株を購入するのに比べて時期をずらして購入することが可能です。
三菱商事のような高配当株の高値掴みを避けるにも有効な手段ですね。

 

株高状況や下落トレンドでは一括購入のリスクもあるので上手く端株投資を利用したいですね(^^)
これまでは端株投資は手数料が高いのが最大の難点でした。

 

最近Tポイントによる投資を特徴にした新サービスのSBIネオモバイル証券がはじまりました。
Tポイントの有効活用に加えて、SBIネオモバイル証券では端株投資の費用を抑えられます。
端株優待や端株投資に興味がある方は是非下記の記事をご覧くださいね。

無料口座開設(公式サイト) 

関連記事>>>
SBIネオモバイル証券で端株投資がおすすめの理由を徹底解説!端株優待とは?

 

*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。

クリックして頂けると大変励みになります(^^)
にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ