アステラス製薬 (4503)の株価が急落後は低迷…株主優待と配当利回りから今後の株価を予想

アステラス製薬 (4503)の株価が急落後は低迷…株主優待と配当利回りから今後の株価を予想



アステラス製薬 (4503)の株価が急落後は低迷…今後の株価はどうなるのか?

お盆といえば社会人には嬉しい夏休み期間ですね(^^)
最近ではGWの方が長いことが多いですが私は夏休みの方が好きです。

夏の雰囲気の方が昔から元気が出るというのもありますが…
お盆休み中は株式市場が開いているのが理由の1つです♪

 

GWは祝日が連なっているため株式市場が閉まっていて退屈です^_^;
お盆は株式売買もできるし夏を満喫できるし最高ですね!

 

 

今回はアステラス製薬(4503)の株価と配当利回り、株主優待についてまとめました。
製薬企業は個人投資家にも人気のセクターの1つですね!

「アステラス製薬の今後の株価は?」
「アステラス製薬の配当利回りと株価指数は?」
「アステラス製薬の株主優待は?」

 

 

 

アステラス製薬の株価の推移と今後の株価は?株価チャートと株価指数から予想してみる

アステラス製薬の株価の推移は?株価チャートから今後の株価を予想

それでは早速ですがアステラス製薬の株価を見ていきましょう(^^)/
まずは直近3年間のアステラスの株価の変遷について参照します。

 

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参照:SBI証券 アステラス製薬の株価チャートより

 

2016年後半頃、アステラス製薬の株価は1500~1600円の狭い間でレンジ相場にありました。
アステラスの株価といいえば相場環境が絶好調でも不動のイメージです^_^;

 

長らく株主を苛立たせていたアステラス株式も2018年に転機を迎えます。
株価は突如として上昇トレントにのりグングンと値上がりしました( ゚Д゚)
一時は2000円を超えており、株高でも上がらないと不名誉なレッテルを打ち破りましたね!

 

 

しかし残念ながら2018年後半にアステラスの株価は急落します…。
これまでの上昇を打ち消す急落で株価は1400円まで戻します。

2019年に反発する場面もありましたが株価は下落基調です。
再び1400円を割る程度まで株価は値下げしています。

 

うーん、アステラス製薬の株価はなぜか不調が多いイメージです^_^;
チャート的には安値圏の1400円付近で反発が期待されます。
株価指数や配当利回り次第では購入を検討したいチャートです。

 

 

アステラス製薬の株価は割安か?株価指数からアステラスの株式が買い時か考えてみた

株価が再び安値圏にあるアステラスの株式ですが割安なのでしょうか?
株価指数からアステラスの株式が買い時なのか考えてみましょう(^^)

 

現在の株価1438.5円でアステラスの予想PERは14.9倍、PBRは2.16倍程度です。
1400円付近で割安かと思いきや株価指数からはアステラス株式にお買い得感はありません。

 

ただしアステラスに限らず製薬会社のPERは高めになる傾向があります。
新薬が発売されれば一気に売上高や利益が伸びる可能性があるためです。
有望な新薬が開発パイプラインにある企業のPERは市場平均よりかなり高めになりますね!

 

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アステラス製薬も新薬メーカーです。
有望な新薬候補があるなら今のPERやPBRも決して割高ではありません。
逆に製薬企業でPERが10倍を切っていたら将来性が期待されていないものと思います^_^;

 

 

アステラス製薬の配当利回りは?増配傾向と配当性向から今後の株価を予想してみる

著名な米国の学者であるシーゲルは永続する企業こそ大きな利益をもたらすことを見出しています。
彼の解析ではタバコ産業や製薬産業は優れた投資対象であることが分かっています。

 

その根底の1つは継続的な配当と再投資による複利効果です(^^)
私も長期投資を旨とする投資家の端くれとして配当利回りはかなり重要視しています。

 

 

日本を代表する製薬メーカーであるアステラス製薬の配当利回りを確認してみましょう。
アステラス製薬の予想1株配当は40円、現在の株価で予想年間配当利回りは2.78%程です。

 

3%に達していないものの投資対象として考察するには値する利回りです。
逆に2000円を超えていた頃の予想年間利回りはどれくらいだったのでしょうか^_^;?

 

 

アステラス製薬の予想配当性向は41.5%です。
配当性向が40%を超えていると株主還元を経営陣が意識していると感じます。

これくらいの水準であればすぐに減配や無配となる可能性は低いかと思います。
配当と利回りの面ではそこそこにアステラスの株式は魅力的ですね(^^)

 

 

アステラス製薬の株主優待は?製薬業界は株主優待の設置が業種から難しい?

それでは続いてアステラスの株主優待について確認してみましょう。

現在アステラス製薬は株主優待を設置していません。
株主優待好きな投資家としてはかなり投資意欲が削がれます…(>_<)

 

 

しかし考えてみると医家向けの医薬品を販売するメーカーはあまり株主優待を実施していませんね。
一方、ドラッグストアなどで商品や一般医薬品を販売するメーカーは株主優待に積極的です。

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確かにアステラス製薬では自社製品の割引販売とかしづらいですね^_^;
また業種的にも株主偏重による優待品のバラマキは生命関連企業としては好ましくないでしょう。

 

健康セクターへの投資ではあまり株主優待は期待しない方が無難かと思います(^^)

 

 

アステラス製薬の今後の株価はどうなる?業績から株価の推移を考えてみた

アステラス製薬の2019年度の業績予想の内容は?

それでは最後にアステラス製薬の今後の業績を考えていきましょう(^^)/
短期的な株価の上下は予測が困難です…素人にはなおさらです。

サラリーマン投資家としては長期の配当再投資で挑みます。
そのためにも今後の業績が気になる所です。

 

 

アステラス製薬のHPより2019年度の業績予想を確認してみましょう!

 

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参照:アステラス製薬HP 2018年度決算説明資料より

 

アステラス製薬の2019年度の売上高予想は1兆2240億円で-6.3%の減収予想です。
うーん、減収となると将来の将来性懸念が残ります^_^;

 

コア当期利益は1940億円で-22.2%の大幅な減益予想です。
最近の株価の下落もこの決算内容なら仕方ありませんね。

 

 

今後のアステラス製薬の成長の鍵となる新薬は?開発パイプラインを確認

最後に今後のアステラス製薬の売上高をになう新薬について確認しましょう。
新薬メーカーにとって継続的な新薬創出は成長の最も重要な鍵ですね。

 

最近の決算資料よりアステラス製薬の開発パイプラインを確認します。

 

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参照:アステラス製薬HP 2019年度第1四半期決算決算説明資料

 

もうすぐ申請となる第3相臨床試験が期待の新薬候補です。
エンザルタミド、ギルテリチニブ、エンホルマブは販売・承認申請中のもの拡大ですね(^^)

ゾルベツキシマブは 胃腺がんを対象とした新薬です。
是非臨床試験を成功させて患者さんの治療に役立つ新薬になってほしいですね。

 

 

後期開発パイプラインに適当拡大等でない新薬が少ない感じがします。
今後の爆発的な成長は期待しずらいかもしれないです…。

配当や株価指数からは購入検討しても良いレベルなので今後も監視したいと思います(^^)/

 

 

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