武田薬品工業(4502)の株価が下落!配当金利回りと株主優待から今後の株価を予想してみた

武田薬品工業(4502)の株価が下落!配当金利回りと株主優待から今後の株価を予想してみた



武田薬品工業(4502)の株価が不調です…日本を代表する製薬企業の今後は?

株主優待と配当はどちらを重要視して投資していますか?
どちらが正解という解答があるわけではありません。

管理人クロノは配当を重要視していますが、優待の重要性も重々承知しています。
特に人気優待銘柄は株価の安定度が魅力です。

 

配当に加えて優待を貰いながら株価が下がらないなんて理想ですよね(^^)
日中に株価が見れないサラリーマンはそんな銘柄に投資したいです。

 

本日は日本を代表する製薬会社である武田薬品工業の株価について考えてみました。
一昔前は配当狙いで投資する優良銘柄の代表格でしたね。

ここ十年程で業界の再編が慌ただしい製薬業界です。
高配当銘柄投資に興味がある方は是非ご覧ください。

「武田薬品の株価は今後どうなる?」
「武田薬品は株主優待で何が貰える?」

 

武田薬品の大型買収はかなり話題となっています。
サラリーマンとして武田の経営手法の成否について気になりますね。

 

 

武田薬品の株価が下落中!今後の武田の株価はどうなる?

武田薬品の株価が再び下落中…年初来安値を更新するのか?

それでは早速ですが武田薬品の株価の変遷について確認していきましょう(^^)
まずは直近3年間の武田の株価の変遷について参照します。

 

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参照:SBI証券 武田薬品の株価チャートより

 

武田薬品と言えば個人投資家にも人気の優良企業銘柄ですね!
2016年7月頃から一時下落していた株価が上昇トレンドに乗ります。
2018年初頭には武田の株価は6500円を超えており、1.5倍にもなっていますね。

 

しかしそこから武田株主の苦悩は始まります…。
相次ぐ合併により借金は増え続け武田薬品の将来性に疑問を呈するニュースが急増しました。

特にシャイアーの巨額買収は世間を大きく賑わかしましたね^_^;

 

武田薬品の株価は下落トレンドにかわり4500円台まで急落しました。
その後はレンジ相場となるものの一時は3500円強まで株価が下落する場面もありました。

一時は4500円付近まで盛り返していました。
しかし再び武田薬品の株価は下落を始め4000円を割りました( ゚Д゚)

 

このまま下落が続けば年初来安値更新も視野に入ってきます。
武田の株価の弱さには株主の方もやきもきしているのではないでしょうか?

 

 

武田薬品の配当利回りと株価指数から株価の割安と今後の予想をしてみた

さて下落が続く武田薬品の株価ですが現在はお買い得なのでしょうか?
優良企業の株価がニュースの影響で単に下がっているなら逆にチャンスですね(^^)

武田の株価の割安度について配当利回りと株価指数から考えていきましょう。

 

武田薬品の予想PERはー244.6円です。
EPSがマイナスということは、すなわち赤字予想ということです^_^;

したがって予想PERは算出不可能です…。
PBRは1.16倍程度で保有資産に見合った株価となっております。

 

続いて配当について確認しましょう。
予想1株配当は180円で、年間予想配当利回りは4.68%です。

赤字決算にも関わらずこの高配当利回りは恐れ入りますね(^^♪

 

ただし、武田薬品の配当性向は2019年は159%とタコ足配当です…。
さらに時期は赤字予想なので配当性向は算出不可です。

配当維持の施策もこの赤字が続けばいつまで持続かできるか疑わしいですね。

 

 

武田薬品のような高配当銘柄に長期投資するのはサラリーマン投資家としてはありですね。
しかし中期的に大きく株価が変動して損切もやむなしになり得ます^_^;

高配当株は端株で分散・積立するのもありです。
一気に値嵩株を単元株購入するのに比べればリスク分散が可能です!

 

 

武田薬品の株主優待は?端株で隠れ優待をゲットしよう!

さて高配当銘柄のイメージが強い武田薬品ですが株主優待はどうでしょうか?
証券会社や武田薬品のHPを見ても公式に株主優待はアナウンスされていませんね。

 

しかし武田薬品の株主の方には有名ですが、隠れ優待を実施しています(^^)
武田の隠れ株主優待は小磯良平氏の絵画をデザインにしたカレンダーになります!

 

株主優待がカレンダーとは微妙ですが…何も貰えないよりはいいですよね。
さらにこの株主優待は武田薬品の端株(1株)でも貰えるようです。

私は取得したことありませんが、端株でいただけるなら試してみたいです(^^♪
今年からはSBIネオモバイル証券で端株がかなり低手数料で購入可能です!

 

こういう端株優待をゲットするには最適な口座の1つですね。

 

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SBIネオモバイル証券の評判は?使い方を徹底解説!端株をTポイントで実際に注文してみました

 

 

武田薬品の今後の株価の予想は?決算予想や最近のニュースを確認

武田薬品の今後の株価はどうなる?決算資料を確認してみた

さて赤字転落でかなり割高となる武田薬品の株価ですが今後はどうなるでしょうか?
赤字転落の要因や今後の業績について決算発表の資料を確認してみましょう(^^)

 

2019年度の業績予想の内容を資料から参照します。

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参照:武田薬品HP 四半期決算情報より

 

売上高は3兆3千億円の予想です・・・さすが日本を代表する企業の1つです。
売上高は3兆円越えの大企業です( ゚Д゚)

しかし営業利益や純利益はマイナス予想です。
純利益はマイナス3830億円と赤字のスケールも凄まじいです。

 

次期の武田薬品の赤字決算の要因は資料の通りシャイアー(Shire)社の買収関連費用が大きいです。
企業結合会計により純利益はマイナス5700億円もの試算となっています。

 

そんため実は買収による影響を除けば武田薬品の決算予想は黒字となります。
その場合のEPSは266円となり、配当性向は100%を切ることになりますね。

シャイアーとの合併との影響を早く精算して、統合シナジーをいかに発揮ですか鍵になります。
統合による合理化で費用削減を進めているようです。
しかし重要なのは革新的な医薬品を継続的に上市ですかです!

 

世界中の投資家が注目するシャイアーとの合併の顛末について私も注目していきます(^^)

 

 

武田薬品に報酬返還条項の株主提案の報道がありました

さてシャイアーとの合併を進める武田ですがここ数年の合併・買収が凄いです^_^;
もはや日本企業ではないような外資なみの投資スピードです…。

日本人社長から外国人社長に変えた旧経営陣の思惑通りの展開なのでしょうか?
行き過ぎた買収による費用と借金増加が気になりますね。

 

そんな武田薬品に対して報酬返還条項提案がありました。
シャイアーとの合併で損失が起きた際に、役員報酬の返還を求める株主提案のようです。

参照:武田に報酬返還条項提案

 

世界トップレベルの製薬企業を目指して急ハンドルをきる武田薬品の現経営陣です。
急な動きで企業経営がひっくり返らないことを祈るばかりです。

高利回りが魅力の銘柄ですが私は現状では投資する意欲は湧きませんでした^_^;
しばらく監視しますが黒字化と合併の好影響を確認するまで様子見ですね!

 

 

管理人クロノはSBIネオモバイル証券で端株投資を実践中です。

単元株投資(100株など)に対して、1株単位で投資するのが端株投資です。
一時にまとめて単元株を購入するのに比べて時期をずらして購入することが可能です。

株高状況や下落トレンドでは一括購入のリスクもあるので上手く端株投資を利用したいですね(^^)
これまでは端株投資は手数料が高いのが最大の難点でした。

 

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Tポイントの有効活用に加えて、SBIネオモバイル証券では端株投資の費用を抑えられます。
端株優待や端株投資に興味がある方は是非下記の記事をご覧くださいね。

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