オムロン(6645)の株価が大幅下落!株主優待と配当もあわせて今後の株価の推移を予想してみる

オムロン(6645)の株価が大幅下落!株主優待と配当もあわせて今後の株価の推移を予想してみる



オムロン(6645)の株式に注目!株価が急落した理由は?

株高が懸念されはじめて久しいですが日経平均はまだ2万円を維持しています。
一時ほどの力強い上昇はないものの株価は高く感じます。

最近では企業の業績に沿って株価の明暗がハッキリしてきた印象です。
指数が割安ならどれを買っても大丈夫なバブルではもうありませんね^_^;

 

今回はオムロン(6645)の株価の下落について配当利回りと株主優待から考察しました。
優良企業のオムロンになにが起きたのでしょうか…?

「オムロンの株価が急落!理由は?」
「オムロンの株主優待は?」
「オムロンの株式は割高?配当と株価指数から考察。」

 

オムロンと聞くと体温計や体重計などのイメージがあります。
ヘルスケア分野はBtoCなので消費者に馴染みがありますね(^^)

しかし売上高の構成比では13%でその一角に過ぎません。
主事業は制御機器事業で46%も売上高を占めています!

 

omron

参照:オムロンHP 会社概要より

 

従業員数も3万5千人を超えている大企業です。
しかしかなりの割合が海外の従業員なんですね。

 

知名度が高いオムロンですが意外と知らないことだらけです。
投資の観点からオムロンについて見ていきましょう(^^)/

 

 

オムロンの株主優待は自社商品か iPS細胞研究への寄付 !優待はいつ届く?

オムロンの株主優待は自社ヘルスケア商品と寄付の選択制

それでは早速ですがオムロンの株主優待について見ていきましょう。
保有株式数に応じて内容がグレードアップするタイプの優待です(^^)

 

オムロンの株主優待制度の概要

権利月:3月
優待品:①オムロンのヘルスケア商品
or ②京都大学 iPS細胞研究所 iPS細胞研究基金への寄付

保有株式数と優待内容:
100株:①2000円相当、②2000円の寄付
300株:①6000円相当、②6000円の寄付
omron

参照:オムロンHP 株主優待より

 

オムロンの株主優待は自社のヘルスケア商品です!
体温計、血圧計、体重計などオムロンの高品質商品は嬉しいですね。

私は安い物を短期間使用して買い直すスタイルではありません。
高くても良い物を購入して長期使うことが好きです(^^)

 

オムロンのような技術がある会社の商品は正直好みです。
お手軽価格で高品質な商品なオムロンの製品はかなり魅力的です。

上位機種ではスマホアプリとの連携も可能です( ゚Д゚)
最近ダイエット中なのでこういうITを活用して効率化してみようかな…。

 

 

なお長期で株主をやっていると欲しい物もなくなるかもしれません。
オムロンの優待はiPS細胞の研究への寄付も可能です。
サラリーマン研究者である私にとってはこういう活動も好印象です。

 

 

オムロンの株主優待は2020年3月期をもって廃止となっています。
詳細は下記の記事をご参照ください。

関連記事>>>
株主優待廃止…オムロン(6645)の自社製品優待の廃止の理由は?株価と配当利回りを確認

 

 

 

オムロンの株主優待の優待利回りは?値嵩株のオムロン株式を優待狙いで購入するには。

魅力的な株主優待のオムロンの株式です。
しかし利回りの観点ではどうでしょうか?

現在の株価で100株保有の場合の優待利回りを計算します。
株価5340円で2000円相当ですので、優待利回りは0.37%です。

 

うーん、優待自体は魅力なのですが利回りはイマイチです。
ちなみに300株保有でも利回りは変わりません。

 

 

オムロンは優良企業ですが優待だけ目的で投資するには物足りません。
長期投資で配当や株価の値上がりも期待して購入したい銘柄ですね。

しかも値嵩株なので資金にかなり余裕がないとナンピンも限度があります。
参入するタイミング次第では大きな含み損に耐えることになります…。

 

 

私は優良企業の値嵩株投資は最近端株投資の積立で攻略しています!
端株だと米国株同様に1株単位で買えるので積立できるので高掴みを回避できます。

関連記事>>>
SBIネオモバイル証券で端株投資がおすすめの理由を徹底解説!端株優待とは?

 

 

これならニトリやファーストリテイリングなどの値嵩株の株主にも気軽になれますね(^^)

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ニトリホールディングス(9843)の株価が下落…今後の予想は?株主優待でお得にニトリで買い物できます
ファーストリテイリング(9983)、ユニクロの株価が高い!株主優待や配当利回りはどうなっているか確認してみた

 

 

オムロンの株主優待はいつ届く?申込書の返送が必要です

オムロンの株主優待の案内は5月中旬頃に届きます。
ただしどの商品にするか選んで申込書を返送する必要があります。

優待品は申込書を送付してから1〜2ヶ月程度で到着予定です。
届かない場合は郵便事故もありえるので問い合わせてみましょう。

 

関連記事>>>
株主優待が届かない…企業への問い合わせはどうする?不着や誤配は郵便局への調査依頼を!

 

 

オムロンの株価が大幅下落!業績と配当から今後の株価の推移を予想してみる

オムロンの株価が急落…株価チャートからオムロン株式の推移を確認

それでは続いてオムロンの株価について考えていきましょう。
まずは直近3年間のオムロンの株価の変遷について参照します(^^)

 

omron

参照:SBI証券 オムロンの株価チャート

 

2016年頃にはオムロンの株価は3500円強くらいでした。
アベノミクスによる恩恵と良好な企業業績を受けて株価がグングン上昇します!
2018年初頭には7000円を超えて短期間で株価は2倍になりました。

 

しかしそこからオムロンの株価下落がはじまります…。
約1年もの間、大きな反発もないまま株価はズルズルと下落を続けます。
株価は4000円程度まで大幅に下落していました。

 

 

そこから株価は再び反転して最近は上昇トレンドにありました(^^♪
6000円も超えて7000円奪還に向けて強気相場です。

ところが最近なって株価が再び不安定になっています。
先日は-430 (-7.45%)と急落しました。

 

こうして見るとオムロンの株価は材料をきっかけにトレンドが続くタイプですね。
参入するなら上昇トレンド変換を確認した後が良さそうです。

 

 

オムロンの株価は割高?配当利回りと株価指数から買い時なのか考えてみた

一時に比べれば比較的株価が下落したオムロンです。
また先日の急落で5000円前半となり今は買い時なのでしょうか?

配当利回りと株価指数からオムロンの株式が割安なのか考えてみましょう(^^)/

 

現在の株価5340円でオムロンの予想EPSは25.8倍、PBRは2.17倍程度です。
株価が下落してもまだまだ指標的には割安感はありません!

 

続いて配当利回りはどうなっているか確認しましょう。
オムロンの予想1株配当は84円、年間配当利回りは1.57%程度です。

 

株主優待と配当を合わせた利回りは2%弱です…。
もちろん銀行に預金しているのは天と地ほどの差があります。
しかし株式投資でリスクとるには少し物足りない利回りですね^_^;

 

 

オムロンの株価は今後どうなる?業績内容と今後の予想から株価について考えてみる

オムロンの株価の下落の原因は?決算発表内容の大幅減益の影響が大きい

さて今回のオムロンの株価の急落の原因はなんでしょうか?
それでは前回の業績発表の内容が原因と思われます。

問題となった2019年度、第1四半期決算内容を確認しましょう。

 

omron

参照:オムロンHP 決算説明会資料より

 

 

継続予定事業の売上高は1600億円で前期比9.9%の下落です。
オムロンの第1四半期の当期純利益では-41.8%と大幅な減益となりました。

これでは株価が急落するのも仕方ありません。
減収減益では現在の高いPERにある株価では買いたい人がいなくなります…。

 

しかしオムロンの発表によれば営業利益の減益は予想範囲内とのことです。

 

 

オムロンの今後の株価はどうなる?通期業績予想から予想してみる

第1四半期がイマイチなオムロンですが今後の業績はどうなるでしょうか?
通期業績予想から考えてみましょう。

 

omron

参照:オムロンHP 決算説明会資料より

 

今回の営業利益減が予想範囲とアナウンスが合った通り、通期計画に変更はありません。
しかしオムロンは相変わらずの減収減益予想です…。

米中貿易摩擦など自国の保護主義的な通商施策による影響が大きいようです。
また設備投資が停滞していることも業績悪化に拍車をかけています。

 

中国をはじめこれから世界的な経済成長が失速する可能性が高まっています。
生活必需品などが主ではないオムロンの事業は苦しい状況が続くかもしれません…。

 

しかしオムロンは計測器分野で強み(コアコンピテンシー)があります。
世界経済に合わせて波があってもつぶれる可能性は低いと考えています。

株価がいまより下落するようであれば良い参入タイミングかもしれません!
端株積立投資で将来の大きな利益につなげたいと思います(^^)

 

 

管理人クロノはSBIネオモバイル証券で端株投資を実践中です。

最近挑戦しているのは端株による分散投資です!
オムロンのような値嵩株の投資ではリスク分散になりますね。

 

単元株投資(100株など)に対して、1株単位で投資するのが端株投資です。
一時にまとめて単元株を購入するのに比べて時期をずらして購入することが可能です。

株高状況や下落トレンドでは一括購入のリスクもあるので上手く端株投資を利用したいですね(^^)
これまでは端株投資は手数料が高いのが最大の難点でした。

 

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Tポイントの有効活用に加えて、SBIネオモバイル証券では端株投資の費用を抑えられます。
端株優待や端株投資に興味がある方は是非下記の記事をご覧くださいね。

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