クックパッド(2193) COOKPADの株主優待が到着しました
株主優待好きな方はどうのような優待を目的に取得される方が多いでしょうか?
実利を重要視する方は商品券やQUOカードなどの金券類の優待が好みですかね(^^)
最近では食事券系の優待も大人気です。
ファミレスやレストランで美味しい食事が大幅割引になるので人気なのも頷けます。
個人的には高級ファミレス、ロイヤルホストの優待は大好きです!
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お得な優待は数多くありますが、私は毎日がお得・便利になる株主優待がおすすめです。
有名所ではイオンの株主優待ですね!
イオンやマックスバリュ、ビックなどのスーパーでの買い物が全品キャッシュバックされます(^^)
さらに株主専用のイオンラウンジが使えたりと、数ある優待でも最高ランクだと思います。
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さて、今回紹介するクックパッド(COOKPAD)の株主優待も毎日生活がちょっと便利になる優待です!
内容は…想像つくかもしれませんね。
あわせて最近の散々たるクックパッドの株価と経営もみていきましょう…。
「クックパッドの株主優待がおすすめの理由は?」
「クックパッドの株価の下落が酷い…今後の株価はどうなる?」
クックパッドの株主優待はおすすめのクーポン券!しかし改悪が酷すぎます・・・
クックパッドの株主優待でプレミアムサービスが無料で使えます
それではまずはクックパッドの株主優待から見ていきましょう。
保有株式数で内容は変わりませんが、保有期間でグレードアップするタイプです。
クックパッドの株主優待制度の概要
権利月:12月
必要株式数:100株以上
優待内容:
①株式保有期間1年未満
クックパッドプレミアムサービス利用6ヵ月無料クーポン 1枚
株主様専用ご紹介クーポンプレミアムサービス利用6ヵ月無料クーポン 3枚
②株式保有期間1年以上
クックパッドプレミアムサービス利用1年間無料クーポン 1枚
株主様専用ご紹介クーポンプレミアムサービス利用6ヵ月無料クーポン 3枚
参照:クックパッドHP 第22期株主優待制度の詳細
株主優待は料理サイト「クックパッド」のプレミアムサービスが利用できるクーポンです。
それに加えて株主の紹介で知人が利用できるクーポンもついています。
これは株主からの無料サービス紹介を通して顧客を増やそうという意図ですね^_^;
皆さんはクックパッドを利用しているでしょうか?
私はスーパーとかでメニュー考えるときに利用しています。
旬の野菜で検索すれば普段は家で食べない料理とかの存在を知れて便利ですね(^^)
無料で使えるクックパッドですが、有料版のプレミアムサービスもあります。
プレミアムでは食材毎のメニューを人気順で検索できたりと便利な機能がありますよ!
ただし自炊する人には便利なサービスですが月額280円(税込)以上がかかります。
ちなみにクックパッドは人気メニューをまとめて本として出版しています。
簡単に調理できるメニューが多いのでおすすめです(^^)
クックパッドの株主優待は保有期間で内容がプレミアムサービスの利用期間が変化
便利なクックパッドのプレミアムサービスが無料になる株主優待ですが制限があります。
クックパッドの株式の保有期間が1年未満の場合はプレミアムサービスの利用期間が6カ月に制限されます…。
1年以上株式を継続保有すると、利用期間が1年になるので毎年途切れることなく利用可能です。
しかし紹介クーポン券の利用期間や枚数は増えないので注意が必要です!
さらに優待制度は毎年見直しされることがHP上で明言されています。
現在は株式保有期間が1年未満の株主もクーポンが貰えています。
しかしこれもいつ制度が変更されるかわかりません^_^;
優良な優待銘柄は長期保有スタイルの管理人ですが…。
クックパッドの単元株は後述する理由で長期保有する気はありません。
クックパッドの株主優待の改悪がひどすぎる…優待廃止リスクも視野に入れるべき
クックパッドは自社のサービスを株主に無料で配布する優良優待銘柄でしょうか?
残念ながらそうとは言えない過去の経緯があります^_^;
そもそも過去のクックパッドの株主優待制度もプレミアムサービスの無料利用がありました。
しかし保有期間による制限はなく、全ての株主が1年間の利用が可能でした。
株主紹介券が追加されたとはいえ、ほぼ利用価値がありません。
短期株主やクロス組を制限するための優待改悪ですね。
しかし近年では長期保有を追加する企業も多く、これだけではひどい改悪とは言えません。
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オートバックスセブン(9832)の株主優待が到着。優待制度改悪で株価は暴落中。
クックパッドは数年前に経営を巡っていざこざがありました。
以前の穐田社長は事業拡大を目指して多くの会社を買収していました。
また株主還元を重要視していたため、それら子会社のサービスが利用できたのです。
食材やキッチン用品を選べて貰えるサービスなど私はかなり利用していました…。
しかし創業者との争いで社長交代後はクックパッド事業に集中。
他の事業を営む子会社は切り売りされました…。
当然その会社のサービスは次年度の株主優待から消えるのは仕方はありませんね^_^;
しかしクックパッドの経営陣は子会社売却による優待の改変時に代替サービスを全く付与しませんでした。
そのため食材や子会社サービスの利用を目的に保有していた株主は大損害を被ったのです。
そこに追い打ちをかけるように上記の制度改悪を実施したのです…。
経営方針や過去の実績からも明らかなようにクックパッドは株主重視の経営姿勢はないと思います。
今後も優待の改悪、さらには廃止されるリスクも考慮して投資するべきと考えてます。
クックパッドの株価の下落が止まらない…大株主である創業者の意向重視の経営スタイルの変更はあるのか?
クックパッドの株価は10分の1になっても下げが止まらない…
さてそれでは続いて衝撃のクックパッドの株価の変遷を見てましょう。
長期での変化を考えるために5年間の長期チャートを参照します。
参照:SBI証券 クックパッドの株価チャートより
穐田社長の経営手腕のもと、業績成長に向けて事業拡大していたクックパッドの株価が右肩上がりでした。
2015年末頃には優待人気もあって株価は2500円を超えていました。
しかし創業者で大株主である佐野陽光氏との経営方針を巡る争いが報道され一変しました。
クックパッドの株価はほぼ回復を見せずに下落を続け、2019年には10分の1まで下落しました。
会社がつぶれるわけでもないのに東証一部上場企業の株価がここまで急激に落ちるでしょうか?
リーマンショック時などの状況ならともかく、アベノミクスによる株高期間でこれは衝撃です^_^;
一般投資家や株主を顧みないクックパッドの経営方針…驚きの定款変更の内容は?
会社はだれのものでしょうか?
精神論などは別にすれば、明らかに会社は株主のものです。
そのため当然に会社は株主の意向に沿った経営で社会に公器として役立つ責務があります(^^)
しかし株式の保有率が偏ればこういった当たり前のことに支障をきたします。
クックパッドの場合、創業者である佐野陽光氏が現在43.38%もの株式を保有しています。
他の大株主は保有率が5%未満であるため、経営方針はほぼ同氏が意見で決まります。
クックパッドHP 株式基本情報より
いくら株主総会で経営の是正や変更を唱えても、社内の大株主のよる経営を変えることはできないのです。
そのため株価がいくら下落しても同氏が気にしなければ、クックパッドは会社として対策を一切講じません。
逆に役員報酬などでストックオプションは発行するなど、株価下落を狙っているかのような施策をします。
極めつけは同社の2018年の定款変更のアナウンスでした。
定款とは会社の存在意義や事業内容を明らかとした文章のようなものです。
早速定款変更で話題となった部分を見ていましょう。
定款一部変更に関するお知らせ
なんと、クックパッドは「世界中のすべての家庭において毎日の料理が楽しみになった時、当会社は解散する」そうです。
突っ込み所が満載な定款変更のお知らせです。
上場企業がやることとは正直思えませんね^_^;
まず目標である「世界中のすべての家庭において毎日の料理が楽しみになった時」はどうやって調査するのでしょうか?
企業の存続意義であるミッションにここまで非現実的なことを記載する企業を見た事ありません…。
さらに!達成できた場合はクックパッドは解散するそうです。
これには開いた口がふさがりません( ゚Д゚)
会社は株主のものなのに、勝手に経営者が解散する定めをするでしょうか?
個人的には同社が佐野陽光氏から全株式を買取、会社として正常化しない限り経営破綻の危険すらあると思います。
クックパッドの株価は今後どうなる?最近の業績から考えてみた
クックパッドの近年の業績を確認。利益率の下落がひどい
株主軽視の姿勢(ある意味重視?)はさておき、クックパッドの株価は今後どうなるでしょうか?
株価を決める要因ではやはり大きいのは業績です。
最近の報告書から業績を確認していみましょう。
参照:有価証券報告書-第22期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)[PDF 615kb]
穐田社長の経営で売上拡大が続きましたが、事業売却で急激な縮小です。
2016年12月期は168億円あった売上が2018年12月は118億円まで落ち込んでいます。
また当期純利益は最高期の2015年12月に41億円ありました。
売上高利益率からクックパッドが相当利益率の高い経営をしてきた証拠です。
しかし2018年12月の当期純利益は1.2億円です!
いかにこの数年のクックパッドの経営が上手くいっていないかわかると思います。
もはやこのままでは赤字転落が近いのではないでしょうか?
あっさりと無配に転落。配当支払いできないのは上場企業の経営失敗の証
業績が悪化しているのは分かります。
しかし2018年、クックパッドはあっさり無配を決定しました。
無配になった理由をクックパッドのIR発表から見てみましょう。
2018 年9月 28 日「配当方針の変更に関するお知らせ」の通り、当社は、2017 年からの 10 年をさらなる 大きな成長のための事業基盤創りに再度注力する「投資フェーズ」とし、事業上獲得した資金をサービ ス開発、ユーザーベース獲得、ブランド構築等の事業拡大のための投資に充当することを優先するため、 配当を行わないこととしました。
どうやらクックパッドは投資のために株主に配当を支払わないそうです。
全く理解できない理由ですね^_^;
企業が存続する理由は社会にサービスを提供するとともに所有者への還元です。
配当は最も重要な経営指標の1つです。
それが企業が事業拡大するために支払わないのは本末転倒です。
そもそも事業拡大してきたのに子会社を売却してきたのは同社です。
先ほどの定款変更と合わせて東証一部上場企業の経営とは思えません^_^;
クックパッドの経営が迷走か?無配でもストックオプション乱発…
優待改悪、無配、定款変更…これだけでもたっぷりですがまだあります。
株主還元ができない状況にも関わらず、同社はストックオプションを乱発します。
近年でも役員の報酬上昇や人材獲得を名目にストックオプションを決定しています。
ストック・オプションに関するお知らせ
もちろんストックオプションが付与された権利者は株価を上げようと努力する一面もあります。
しかし実際に株価が大暴落している中でさらに希薄化となればさらなる下落は避けられません。
一体どのような考えでこのような施策をしているのかサラリーマンとして気になってしまいます^_^;
私は同社のサービス、クックパッド自体は好きで利用しています。
そのため株主優待の取得や長期保有を狙って投資することはあるかもしれません。
しかし長期保有や大量購入は決してしたくない銘柄の1つですね…。
ある程度の損失を覚悟して優待目的での取得はいいかもしれませんが。
このまま経営陣が交代しないなら空売りを検討しても良い銘柄だと思っています。
管理人クロノはクラウドポートのFundsに期待してます!
私は株式投資以外のリスクを下げた投資も組み合わせ資産運用しています。
今期待しているのはクラウドポートが運営するFunds(ファンズ)です。
上場企業に対する貸付するファンドへの投資なので安定感がありそうです!
ソーシャルレンディングとは違う仕組みですが、株式よりSLに近い印象です。
Fundsに興味がある方は是非ご覧くださいね。
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クラウドポートのFunds(ファンズ)で新たな資産運用、貸付投資が魅力的!ソーシャルレンディングとの違いは?
まだ実際のサービスは開始されていないですが、参加企業を見る限り初期案件はさすがに良さそうなものが揃えられていますね(^^)
まずは口座開設を済ませて、納得できる貸付投資の案件が出たら少額からはじめるのをオススメします。
無料口座開設(公式サイト)>>>Funds
管理人クロノはソーシャルレンディングで資産運用中です。
株式投資と違い日々の値動きを気にせずに資産運用が可能なのがソーシャルレンディングです。
しかしながら最近になり事業者リスクが高まり、運用するSL業者の選別が重要になっています。
私が現在投資中のSLの中でも今オススメできるのはOwners Bookになります!
利回りはそれほど高くありませんが、不動産プロの目利きによる案件のレベルの高さがいいですね。
また、早期償還になった際に想定利回りが上昇することもあるので資産の運用効率も良くなりますね!
案件数はそれほど多くない上に人気化することも多いです。
まずは口座開設を済ませて、納得できる案件が出た際に少額から投資を開始するのをオススメします。
無料口座開設(公式サイト)>>>OwnersBook
管理人のOwnersBookでの実績はこちら
>>>OwnersBook(オーナーズブック)の実績紹介。実績と評判でソーシャルレンディングを選ぶべき!
*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。