オートバックスセブン(9832)の株主優待が到着。優待制度改悪で株価は暴落中。

オートバックスセブン(9832)の株主優待が到着。優待制度改悪で株価は暴落中。



オートバックスセブンの株主優待が届きました。社名の由来が面白い!

オートバックスセブンから株主優待が届きました。
車を所有している方ならかなりお得な優待なので、人気優待となっています。

今回はオートバックスの現株主である管理人のクロノが下記の観点で記事にまとめてみました。
オートバックスの株主優待や株の購入に興味がある方は是非ご覧ください。

「オートバックスのお得な株主優待の制度の内容や使い方は?」
「長期株主の認定基準は?」
「オートバックスの株価は買い時か?」

 

ところで私はオートバックスの株主でありながら最近なって今更ですが社名の意味が気になりました。
正式名称がオートバックスセブンなんですが、セブンはどこから来たのでしょう^_^;?

オートは「AUTO」なので、それ自体が自動車を意味しています。
しかし実は「AUTO BACS」の社名には1文字ごとに意味が込められているのです!

 

私は初耳でしたが結構有名な話だそうで、ネットを調べると様々なサイトで説明されています。
内容が興味深かったので共有します!

Appeal:アピール
Unique:ユニーク
Tire:タイヤ
Oil:オイル
Battery:バッテリー
Accessory:アクセサリー
Car electronics:カーエレクトロニクス(他にもカーオーディオなど諸説あり)
Service:サービス

 

なんと各アルファベットがオートバックスの店舗で扱う商品の頭文字になっているそうです(赤文字)。
それに「Service」(青文字)がしっかり付いているという意味のようです。

一方、肝心のオートバックスセブンのセブン部分、「SEVEN」には1文字ずつの意味はないです。
上記のAUTOBACSが提供する6商品に加えて、お客様のために第7の商品を探し続けるという意味があるそうです。

 

 

株主優待制度変更でギフトカードに変更。あわせて長期保有制度を導入

期限なしのギフトカードに変更!ただし株式保有期間が優待の条件になりました

それではオートバックスの株主優待の制度について確認しましょう。
オートバックスの株主優待は保有株式数に応じて優待内容がグレードアップするタイプですね。

 

オートバックス株主優待制度(新版)の概要

権利月:年2回、3月と9月
株主優待内容:オートバックスグループギフトカード

保有株式数と保有期間
①100株~299株
1年以上保有:1,000円分

②300株~999株
1年以上3年未満保有:5,000円分
3年以上保有:8,000円分

③1,000株以上
1年以上3年未満保有:10,000円分
3年以上保有:13,000円分

参照:オートバックスセブンHP 株主優待制度より

 

オートバックスの株主優待制度は2018年3月より変更されています。
優待制度変更の目的は長期保有している株主様とって魅力度の高い制度にする事とされています。

従来の株主優待制度では優待品はオートバックスポイントでした。
1ポイント1円相当として利用できので利用価値が高い優待です。
今回の改正でオートバックスグループギフトカードに変更されています。

こちらもギフトカードの額面金額分の割引が受けれるのでこれまで同様の利用価値があります。
さらにこれまでと違って利用期間に制限がないので必要になるまで保有して貯め続けることができます。
この点に関しては株主優待制度の改善ポイントになりますね(^^)

 

 

しかし正直な所、今回の制度変更は株主優待にかかる費用の削減が目的だと思います…。
最近では株主優待が大人気で優待目的の短期株主が急増していることが想像に難くありません。

 

株主優待狙いの投資は比較的リスクが低く、着実に優待による利益を享受できます。
しかし企業から見れれば優待目的でも長期で保有して欲しいのが本音ですね。

あまりリスクを取りたくなくて、資産がほとんど現金のままの方には是非試して欲しいです。
優待にもいろいろあるので初心者の方は優待の内容やお得度について一度しっかり勉強しましょう。

 

 

オートバックスで長期株主に認定される条件は?端株でも有効なのか確認しました

オートバックスの新規株主優待制度では上記の通り長期保有が必要です。
したがって株式の保有期間が1年未満の短期株主は株主優待品は頂けません…。

それではどのような条件をクリアすれば長期保有株主と認定されるのでしょうか?
条件についてまとめました。

オートバックスの長期株主認定の基準

保有期間の確認方法:3月末日及び9月末日の株主名簿に連続して記載される同一の株主番号の回数を基準とする
保有期間・保有個数条件定義:

①1年未満:直近株主名簿に記載が2回以下

②1年以上3年未満:直近株主名簿に連続3回以上6回記載

③3年以上:直近株主名簿に連続7回以上記載

 

autobacs

 

ただし相続したり、貸株サービスを利用した場合は株主番号が変更となっている可能性があります。
長期保有の認定が継続しているかは株主番号の変更がないか証券会社に確認が必要です。

 

他に長期保有株主と認定されない可能性としては、株式の情報が変更された場合が該当する可能性があるようです。
例えば、保有しているオートバックスの株式を一旦すべて売却した後に、買い戻した場合などです。

私は他の銘柄で同様のミスをしたことがあります^_^;
運悪く売却した時期と再購入した時期の間に四半期決算など株主番号の確認事由があると株主番号が変わることがあります…。

また株式移管により証券会社を変更した場合や一般口座からNISA口座に切り替えた場合も確認が必要です。
長期株主認定を狙うなら購入した株式は変にいじらずに放置することをオススメします。

 

 

ところでオートバックスの長期株主認定の認定には株主番号のみが採択されています。
すなわち保有株式数は確認事項に入っておりません。

100株で3年以上保有した株主が優待の権利月に1000株に買い増しするとどうなるでしょう?
長期株主の認定を受けていれば1000株分相当の優待を受けれそうですね。

 

それでは1株だけ長期で保有した場合はどうなるのでしょう?
これは端株を利用した長期株主の認定取得方法になります。

1株しか保有していないくても株主番号は当然付与されます。
配当などはもちろん少なくなりますが株主としての権利は消えません。

 

私の知る限りの情報ではオートバックスの株主優待は端株でも長期認定の根拠になります。
リスクを下げたい方は1株ずつを長期積立投資するのも効果がありますね!

 

 

株主優待制度変更でオートバックスの株価は下落中…今が買い時か?

オートバックスの株価は下落したもののまだ割安水準ではありません

続いてオートバックスの株価の割安度合いについて考えてみます。
まずは過去3年間の株価の変遷について確認しましょう。

 

autobacs
参照:SBI証券 オートバックスセブン株価チャートより

 

2016年初頭に2200円台にあった株価はズルズルと下げて1400円台まで大幅下落しています。
半年で30%の下落ですから株主にとってはかなりつらい時期だったですね^_^;

その後は反転して上昇基調となりました。
アベノミクスの恩恵で2018年初頭には元の2200円まで戻しています。

 

ところが株主優待制度の改悪で株価は再び下落基調になります…。
株主優待の人気企業は優待の中止や改悪で大きく株価が下落するので注意が必要です。

 

オートバックスセブンの株主優待は自社サービスのため廃止ではなくて改悪で済みました。
長期株主であれば一部の株主は恩恵を受けることも可能です。

優待の種類によっては容赦ない株主優待廃止で株価の大幅な下落もありえます。
クオカードや金券などを優待にしている企業は廃止リスクが高いので注意してください。

 

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現在の株価でオートバックスの予想PERは23.8倍、PBRは1.1倍程です。
同業他社であるイエローハットの予想PERは9.3倍、PBRは0.9倍程になります。

PERが少し高めですがPBRはほぼ業界水準ですね。
オートバックスの株価はここ最近で大分下落しましたが、指標的にはまだ割安とは言えない価格帯です。

 

オートバックスの配当利回りは魅力的な水準。優待を合わせると投資妙味あり!

続いてオートバックスの配当利回りを確認しましょう。
予想1株配当は65円です。

配当利回りに換算するとなんと3.5%程になります。
現状の株高状況にある日本株の中では中々の高利回り銘柄になりますね!

 

長期保有株主に認定されている場合、100株保有で1000円分の優待は年2回貰えます。
優待の利回りは1.2%弱になります。

オートバックスの配当と優待を合わせた利回りは4.6%程度になります。
私は投資基準の目安に配当と優待を合わせた利回りが5%というの設定しています。

オートバックスの利回りは現時点では一歩届かないですが、十分魅力的な値ですね!
ちなみに私は今の株価より高掴みしているため利回りはもう少し下がります…。

 

オートバックスセブンはその社名が意味する通り顧客ファーストの経営理念があります。
実際私も他の車用品店よりオートバックスの方が接客が格段に良いと感じています。

また利益面では苦戦が続くものの株主を大切にする風土を感じます。
今回の優待改悪は残念ですが、長期で見れば株主にとっては有利です。

すなわち長期認定で変わらず優待が貰えて、一部の株主は優待内容も改善されます。
また短期株主に支払う優待費用を抑えて企業利益を確保することもできます。

 

ポジショントークになってしまいましたが、私は完全に長期目線でオートバックスセブンに投資しています。
車を所有していて必ず車用品店を利用する上、オートバックスのサービスが好きだからです。
優待好きで車所有の方にはぜひオススメしたい銘柄のひとつにですよ。

 

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