ヤマト(9064)の株価が大暴落の理由は?配当利回りと株主優待からヤマト運輸について考えてみた

ヤマト(9064)の株価が大暴落の理由は?配当利回りと株主優待からヤマト運輸について考えてみた



ヤマトホールディングス(9064)の株価が大暴落中!

ヤマトホールディングスといえばヤマト運輸でお馴染みの超有名企業ですね。
優良企業のイメージが強いですがここ数日の株価の下落が凄いですね…。

昨年から運送業のブラック企業ぶりが明るみに出て業界は改善に取り組んでいます。
ヤマト運輸も従業員の待遇改善に向けて対策を打っています。

しかしここ最近、ヤマトホールディングスの株価が大暴落しています!

 

 

今回の株価は施策による業績変動の前触れでしょうか?
ヤマトホールディングスの株価と変遷について考えてみました。

「ヤマトホールディングスの株価の変遷と今後の株価は?」
「ヤマトホールディングスの株主優待と配当利回りは?」

 

小倉昌男氏をご存知でしょうか?
創業者である小倉康臣氏の後を継ぎ、現在のヤマトホールディングスの礎を築いた方です。

現在の日本企業には今の大企業を作り出した名だたる経営者のようなタイプが少ないかもしれません。
日本企業で働く一員なら小倉氏の経営について一度は学ぶ価値がありますね(^^)

 

 

ヤマトの株価推移は?大暴落で今後の株価はどうなるか。株主優待は?

ヤマトホールディングスの株価推移について考える!

それでは早速ですがヤマトの株価について考えてみましょう。
まずは直近3年間のヤマトホールディングスの株価の変遷について参照します。

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参照:SBI証券 ヤマトホールディングスの株価チャートより

 

2017年頃まで2200~2400円のレンジ相場が続いていました。
しかし2018年に株価は一気に上昇して3400円を超える場面もありました(^^)
ヤマトのような優良企業へ何故投資してなかったのか管理人クロノも後悔したものです。

 

 

しかし昨年半ば頃から運送業界の闇の部分の報道が相次ぎました。
Amazoneなどのネット通販の台頭により配送業界の仕事がブラック化していたのです^_^;
送料無料や送料込みなんてザラにあるようになっています。

 

このような状況が報道されて従業員の待遇改善や残業代未払い問題など企業としては出費が相次ぎました。
従業員の幸福なくして企業経営の成功はありません。
長期的にみれば今回のことはヤマトホールディングスが生き残るのに必要な施策でしょう。

 

しかし短期的にみれば利益の圧縮に他ならず、株主にとって企業価値の一時的な下落です。
株価は2800~3000円に一段安でレンジ相場でした。

ところがここ数日でヤマトの株価は突然の大暴落となります。
株価は一気に400円程さげて2400円を割り込んでいます…。

 

直近高値圏からはすでに1000円以上下げており、短期株主にはたまったものではありませんね^_^;

 

 

ヤマトの株価の株価指数と配当利回りは?

さて株価が大暴落しているヤマトホールディングスですが現在の株価は割安なのでしょうか?
株価指数と配当利回りからヤマトの株価について考えてみます(^^)

現在の株価でヤマトの株の予想PERは25.6倍、PBRは1.7倍程度です。

 

同業他社であるSGホールディングス (9143)の予想PERは22.0倍、PBRは2.8倍程度です。
福山通運 (9075)の予想PERは15.4倍、PBRは0.86倍程度です。

同業他社や他の日本株と比較てしてもヤマトホールディングスの株価は若干割高に感じられます。
最高でもPERが15倍以下でないと私は投資意欲がほとんど湧きません…( ゚Д゚)

 

 

ヤマトホールディングスの予想1株配当は28円で、年間配当利回りは1.2%程です。
配当の観点からもヤマトの株価はやはり割高に感じられます。

19年3月期の配当性向はおよそ30%です。
これまでのヤマトの配当性向からすれば割合としては増配は考えられます。

 

しかしそれも継続的な企業利益の維持・増加があってこそです。
企業利益と成長性を加味して長期投資は考えなければなりません。

 

 

株価が急落するとどうしても底値だと思って買いたくなりますね^_^;
しかしどこが底値なのかは未来にならなければ誰にも分かりません…。

単元株をいきなり買うのではなく、端株で積み立てるのも良い手法です。
株主優待狙いでない銘柄や値嵩株は特に良いですね(^^)

最近ではSBIネオモバイル証券でかなり手数料が安く端株が購入できるようになりました。

 

資金が少ないうちは端株投資で分散するのいいですね。
興味がある方は下記記事も是非ご覧ください!

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SBIネオモバイル証券で端株投資がおすすめの理由を徹底解説!端株優待とは?

 

 

ヤマトの株主優待と今後の予想は?

さて株価の割高感が拭えないヤマトホールディングスですが、株主優待はどうでしょうか?
最近では自社サービス関連の株主優待が優待廃止リスクが低くてお気に入りです。

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しかし残念ながら…
現在のところヤマトホールディングスは株主優待は実施しておりません!
株主優待好きの私にはとても残念な状況です。

 

今後は株主優待として自社サービスの無料利用などがあると人気化しそうですね(^^)
「荷物サイズに関わらず年間5個まで自社のヤマト運輸による配当無料」とかあったら大人気は必至です。

 

株価指数や配当利回り、株主優待を合わせた総合利回りも一声足りないヤマト株です…。
しかし株主に長期で本当に利益を与えるのは永続する企業に他なりません。

個人的にはヤマト運輸がなくなることが想定できないんですよね^_^;
多少割高圏でも企業継続を信じるなら長期投資もありですね!

 

 

 

業績下方修正でヤマトの株価が下落!今後はどうなるのか?

ここ数日のヤマトホールディングスの株価の大暴落は一体何が原因だったのでしょうか?
それはヤマトが最近発表した業績の下方修正が原因に他なりません^_^;

今回の業績修正の内容について確認してみましょう。

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参照:2019年3月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 

営業収益こそ微減なものの、営業利益では13%以上もの下落です。
当期純利益では32%もの下落です…。

この下方修正によりPERは現在の93円から63円まで大幅に下落する予定です。
これではただえさえ割高なヤマトの株価が暴落しても不思議ありません!

 

現状では下記の通り中期経営計画に変更はありません。
是非KAIKAKU2019 for NEXT100を全社一丸となって成功させて欲しいですね(^^)

ヤマトグループは、中期経営計画「KAIKAKU2019 for NEXT100」最終年度(2020年3月期)に向け計画達成に取り組んでまいりますが、2020年3月期の営業収益16,700億円、営業利益720億円など、主要経営指標に変更はございません。

 

 

身近な企業はその業績と関係なく投資したくなるものです。
私自身もヤマトホールディングスがすぐに倒産するとは思っておりません。

しかし直近業績をしっかり確認した上で今が買い時なのか判断することは必須です。
株主優待導入か、同業他社なみに株価が下落するまで監視したいと思います(^^)

 

 

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