SBIソーシャルレンディングから久しぶりに遅延案件について報告あり!
TATERU Fundingが現在の状況に陥ってから個人的には信頼できるSL業者はSBISLとOwners Bookのみになりました。
SBIソーシャルレンディングはその名の通りSBIグループに属しており、数あるSL業者の中でも抜群の信頼度があります。
しかしながら既にSBISLにおいてもSBISL不動産バイヤーズローンで遅延が発生しております。
これまで法人向けSLでデフォルトがゼロだっただけに、残念です…。
詳細については下記の記事をご覧ください!
関連記事>>>
SBIソーシャルレンディングで遅延発生!SBISLバイヤーズローンファンドで一部分配不能
本件に関してしばらくSBISLから進捗報告がありませんでした。
しかし今月の償還に合わせて久しぶりに遅延案件の状況についてメールがありました!
メールの内容を確認して今後について考えたいと思います。
SBISL不動産バイヤーズローンの遅延発生後は迅速な対応がとられていました
現在遅延が発生しているのはSBISL不動産バイヤーズローンファンド17号~22号になります。
遅延発生当初はSL業界に激震が走ったものの、SBISLの迅速な対応に投資家はすぐに落ち着きを取り戻しました。
また一部の債権の迅速な回収など、一時は遅延時の対応の早さでSBISLの好評を聞くほどでした。
遅延発生後のSBIソーシャルレンディングの過去の進捗報告については下記をご覧ください。
関連記事>>>
SBIソーシャルレンディングより延滞中の案件に関して貸付債権の回収の進捗報告
SBIソーシャルレンディングの遅延案件で貸付債権の一部回収について進捗あり!
しかしながらその後大きな進捗もないまま月日が流れております…。
Twitter等のSNSでは今回の不動産バイヤーズローンの貸付先や担保物件、差し押さえ状況などが明らかとなっております。
投資家向けに発表はありませんでしたが、このような水面下の動きもあり静観している方も多いのではないでしょうか?
関連記事>>>
SBIソーシャルレンディングの遅延案件の貸付先と担保不動産の情報がありました
担保不動産を差し押さえているなら、あとは適切な価格で売却すれば良いという事になります。
LTV(Loan To Value)が70%程度に抑えられていると、やはり有事の際に安心感がありますね!
SBISLから延滞債権の回収状況について報告がありました
先日はSBISLの分配金の支払い日だったため各ファンドの分配金の報告と元本返済がありました。
それに機を合わせて遅延していた延滞債権の回収状況についてもあわせて報告がありました。
早速のメールの中身について確認してみましょう!
2018年9月18日
SBIソーシャルレンディング株式会社
代表取締役 織田 貴行
<ご報告>延滞債権の回収状況について平素は、弊社をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
2018年7月9日付で送付いたしました「一部の借手からの利息の支払がなされないことに伴う分配不能のお知らせ」の件につきまして、延滞債権の回収状況についてご報告いたします。
誠に遺憾ながら、下記ファンドの延滞中の債権について、2018年8月8日から9月7日までの期間における回収額はございませんでした記SBISL不動産バイヤーズローンファンド17号(CF0067)SBISL不動産バイヤーズローンファンド18号(CF0072)SBISL不動産バイヤーズローンファンド19号(CF0075)SBISL不動産バイヤーズローンファンド20号(CF0077)SBISL不動産バイヤーズローンファンド21号(CF0088)SBISL不動産バイヤーズローンファンド22号(CF0089)現在、担保不動産の競売手続や担保不動産を含めた借手の資産売却等による回収を鋭意検討しております。
また、以下のページにおいて、よくあるご質問及び上記以外のファンドの進捗について、掲載しております。(以下略)
参照:「09月18日 <ご報告>延滞債権の回収状況について」より
赤字は管理人が強調のため修飾しました。
この報告を見る限り、ここ一カ月間で遅延案件に関してまったく進捗がなかったことが分かりました。
初期対応の早さから迅速な遅延案件の収束も期待されていただけに残念です。
しかしながら本文にある「誠に遺憾ながら、…」という文言に、回収に勤しむSBISLの姿勢を感じました。
(私のただの願望かもしれませんが…!)
事を急いでせっかくの担保物件を二束三文で売っては本末転倒です。
最低でも投資家元本に毀損がでない程度の適切な価格での売却を望みます。
最近は回収に関して進捗報告がなかったので、水面下で売却が進んでいることを浅はかにも期待していました…。
あまり報告が少ないようであれば定期的にSBISLに確認することも検討していみます。
ちなみにSBISLのトップページから確認できる実績紹介ではまだ「デフォルト案件」にはカウントされていません。
みんなのクレジットやラッキーバンク、最近ではグリーンインフラレンディングで遅延・デフォルトが続出です。
さらにSBISLまでデフォルトとなると今年~来年に雑所得に損失を計上するSL投資家が増えそうです…。
ソーシャルレンディングの発展に向けて、たまには良いニュースをお待ちしています!
ソーシャルレンディングは一度投資すれば値動きを気にせず分配金を受け取れる魅力的な投資法です。
しかしながら仕組みを何も理解せずに大金を投じるのはオススメしません!
最低限の知識はネットや書籍で勉強してから投資を開始しましょう。
じっくり勉強する時間がない方は下記の本はさらっと読める短編で分かりやすいですよ!
管理人クロノはソーシャルレンディングで資産運用中です。
株式投資と違い日々の値動きを気にせずに資産運用が可能なのがソーシャルレンディングです。
しかしながら最近になり事業者リスクが高まり、運用するSL業者の選別が重要になっています。
私が現在投資中のSLの中でも今オススメできるのはOwners Bookになります!
利回りはそれほど高くありませんが、不動産プロの目利きによる案件のレベルの高さがいいですね。
また、早期償還になった際に想定利回りが上昇することもあるので資産の運用効率も良くなりますね!
案件数はそれほど多くない上に人気化することも多いです。
まずは口座開設を済ませて、納得できる案件が出た際に少額から投資を開始するのをオススメします。
良かったら下記バナーより無料の口座登録をよろしくお願い致します!
*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。