株主優待廃止と減配!オプテックスグループ (6914)が優待改悪と記念配当剝落による減配で今後の株価は?

株主優待廃止と減配!オプテックスグループ (6914)が優待改悪と記念配当剝落による減配で今後の株価は?



相次ぐ株主優待制度の改悪と開始発表…優待苦難の時代の開始か?

連日株主優待の改悪や廃止のIR発表がなりやみません((+_+))
投資家重視、投資家還元を謳っていても財政状況が悪くなれば即座に切る企業が増えています。

 

コロナ禍による直接的な影響やその後の不況を警戒するのは分かります。
しかし会社のオーナーたる株主に約束した還元施策をこんな簡単に破棄してもいいのでしょうか…。
いずれにせよこの期に優待施策に対する各企業の基本的な思考が垣間見えそうですね(^^)

 

 

 

今回はオプテックスグループが株主優待制度の廃止と、前期比で減配となったので情報をまとめました。
間違って優待目的で株式を購入しないように気を付けましょう(^^)/

「オプテックスグループの株主優待制度は?」
「オプテックスグループの優待廃止の理由は?」
「オプテックスグループの株価と配当利回り」

 

 

やはり優待銘柄投資といっても投資先の適切な選択は欠かせません!
株主優待をある種の名物として自社や自社サービスの広告に利用している会社などは廃止リスクが低そうです。
管理クロノもコメントしている優待雑誌もあるので是非参考にご覧くださいね(^^♪

 

 

 

 

オプテックスグループがクオカード優待を廃止!その理由は?

オプテックスグループの株主優待品は人気のQUOカード…でした

まずはオプテックスグループのこれまでの株主優待制度を確認してみましょう(^^)/
シンプルな優待制度で分かりやすくていいですね。

 

オプテックスグループの株主優待(2019年12月度まで

権利月:12月
株主優待品:クオカード
保有株式数:
①100株:1,000円相当
②1,000株:3,000円相当

参照:オプテックスグループHP 株主優待より

 

 

オプテックスグループの優待品は人気のQUOカードです(^^)
現金のように使えることもあり投資家の評価も高いですが…。
近年の結果を見る限りはクオカード優待は廃止リスクが他の優待に比べて高いですね。

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残念ながら優待制度は2019年12月度の優待をもって最後となりました。
2020年12月度からは優待が貰えないので注意しましょう((+_+))

 

 

 

オプテックスグループの株主優待制度の廃止の理由は?

さてそれでは優待廃止の理由を確認しておきましょう。

1. 株主優待制度廃止の理由
(省略)
この度、昨今の当社をめぐる経営環境を考慮し、慎重に検討を重ねた結果、配当による利益還元を優先すべく、株主優待制度を廃止することといたしました。
今後も株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと位置づけ、安定的且つ継続的に配当を実施していくことができますよう、企業価値の向上に取り組んでまいります。引き続き温かいご理解、ご支援を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

参照:株主優待制度の廃止に関するお知らせ

 

 

なんか…かなりおざなりな文言のみですね( ゚Д゚)
要は業績悪化しそうだから優待廃止します!けど配当頑張るから許してね?
といったところです。

 

代替品や一部減配して優待維持…色々な施策は考えられそうです。
しかしコロナ禍を理由に挙げて優待をすっぱり削除する企業が増えていますね。

 

 

 

 

オプテックスグループの今後の株価は?記念配当剝落で実質減配に…

オプテックスグループの株価が大幅下落中…

それでは最後にオプテックスグループの株価について確認していきましょう(^^)/
まずは過去10年間の同社の株価の変遷について参照します。

 

 

optexgroup
参照:SBI証券 オプテックスグループの株価チャートより

 

 

2011年頃は500円程度でほとんど動かない株価でしたが…
2013年よりオプテックスグループの株価の上昇トレンドが始まります!
特に2017年には急伸して一時は3,500円を越える場面もありました。

 

株価は5年間で7倍…オプテックスグループの素晴らしいパフォーマンスに株主も満足ですね。

 

 

 

しかしその後は株価は大暴落となっています((+_+))
2018年から急落がはじまり大きな反発もないまま株価がどんどんと下落しています…。
コロナショック時には1,000円を切る場面もありました。

 

今回の株主優待廃止でさらなる下落も想定されます…。
ここまで悪いトレンドだと参入する気がおきませんね。

 

 

 

オプテックスグループが配当を維持!しかし記念配当剝落で実施的な減配です

優待廃止となりましたが、オプテックスグループの配当はどうでしょうか?
期末配当についても同時にIR発表されています。

 

optexgroup
参照:業績予想及び配当予想に関するお知らせ

 

 

一株利益(EPS)は2019年12月の60.02円から大幅に利益が減少して2020年12月期は33.19円となる予定です。
しかしオプテックスグループは2020年後期も配当を維持して年間配当は30円としました。
IR発表にあるように優待廃止となったものの、オプテックスグループは配当を意地で維持したようです…。

 

 

 

2019年度は普通配当は30円ですが、実は記念配当として2円50銭が追加されていました。
そのため配当金総額は今回は32.5円から30円に実質的には減配となっているんですよね…。
優待廃止のIRではこの点にはチラッとも触れられていませんが^_^;

 

 

 

うーん、業績悪化に優待廃止…
現状でもオプテックスグループの年間配当利回りは2.5%程はありますが魅力には欠けます。
優待復活も期待できないので私はノータッチの予定です!

 

 

*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。

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