株主優待変更!インソース(6200)がクオカード増額も自社指定公開講座受講無料券を廃止に…株価と配当利回りは?

株主優待変更!インソース(6200)がクオカード増額も自社指定公開講座受講無料券を廃止に…株価と配当利回りは?



優待拡充?優待改悪?インソース(6200)が株主優待制度の変更をIR発表しました

株主優待関連のブログを数年書いてますがここ最近はネタに困ることがありません。
2020年のコロナショック以降、株主優待の改悪や廃止のIR発表が毎週のようにあるためです^_^;
できれば優待拡充や新設の明るい記事ばかり書きたいものです…。

 

 

今回はインソースが株主優待制度を大きく変更したので内容と、株価や配当利回りについてまとめました。
優待銘柄投資がお好きな方は是非ご覧くださいね(^^)/

「インソースが株主制度を変更!」
「株主優待制度の変更の理由は?」
「インソースの株価と配当利回りは?」

 

 

しかし今回の発表は優待改善、優待改悪のどちらとして捉えるべきか?
優待内容に求めるもの人それぞれですが…。
個人的にはちょっと残念な変更と考えています。

 

 

各社オリジナルの独創的な株主優待制度が無くなるのは寂しいものです。
最新の優待情報を確認しながら投資先を検討したいですね(^^)

 

 

 

株主優待制度の大幅変更!インソースがクオカード増額も自社指定公開講座受講無料券を廃止に…

株主優待制度は単純なクオカード優待に変更。額面増額も優待改悪と思います!

それでは早速ですがインソースの株主優待制度を確認していきましょう(^^)
新旧制度を比較のため載せています。

 

インソースの株主優待制度

<2019年9月度まで>

権利月:9月
株主優待品:
①QUOカード
insource
②自社指定公開講座受講無料券
insource

 

保有株式数と優待内容:
1) 100株以上:①500円分、②なし
2) 500株以上:①500円分、②1回分
3) 1,000株以上:①1,000円分、②2回分
4) 2,000株以上:①1,000円分、②4回分
5) 10,00株以上:①3,000円分、②4回分

<2020年9月度より>

権利月:9月
株主優待品:QUOカード

保有株式数と優待内容:
1) 100株以上:500円分
2) 500株以上:700円分
3) 1,000株以上:1,500円分
4) 2,000株以上:2,000円分
5) 10,00株以上:5,000円分

参照:インソースHP 株主優待

 

 

インソースの株主優待は定番のクオカードに加えて自社指定公開講座受講無料券が貰えました(^^)
自社の事業である公開講座の中から受講することができます。
内容は会社の研修のようなもので、ビジネスやコミュニケーションの改善に関するものが多いですね!

 

 

ところが自社のオリジナル優待である受講無料券が2020年の優待より無くなります。
その代わりにクオカードの額面が増えているのは株主にとってはありがたいのですが…。
メインの受講券優待が無くなると長期保有をやめる株主も増えそうです((+_+))

 

 

廃止するならクオカードの方が良かったのではないかと思います。
優待券による無料受講は自社の講座の認知度を上げる機会でもあるはずです。
500株以上保有の株主だけとはいえサービスが過ぎたということでしょうか^_^;?

 

 

インソースの株主優待制度の変更の理由は?

なお今回の優待変更についてインソースはIR発表を行っています。
株主優待制度の変更の理由について言及されているので参照します。

 

1. 変更の理由
当社では、多くの方々に当社株式を中長期的に保有していただくために2017 年より株主優待制度を導入しております。現状、QUOカードと公開講座受講無料券を贈呈しておりますが、受講無料券の利用が少ない状況で、株主総会でも優待内容変更のご要望をいただいております。そこでコロナ禍の影響も鑑み、受講無料券を廃止し、QUOカードの贈呈額を増やすことといたしました。

参照:株主優待制度の変更に関するお知らせ

 

え…!?
今回の優待変更は株主の希望なんですか( ゚Д゚)
これ本当なのでしょうか?

 

サラリーマンだからなのか分かりませんが研修受講券の方がはるかに価値があると思うのですが。
てっきりコロナショックによる業績不良を原因にしてくると思い込んでいました…。

 

 

クオカード優待は利便性は高いですが廃止のリスクも高いです^_^;
同社の事業を理解できる受講券を復活して欲しいものです。

 

 

 

インソースの株価と配当利回りは?優待変更の影響はあるのか?

インソースの株価チャートを確認!上場以来好調な株価上昇で株主もにっこり

それでは続いてインソースの株価について確認していきましょう(^^)/
2016年の上場(IPO)以来のインソースの株価の変遷を参照します。

 

insource
参照:SBI証券 インソースの株価チャートより

 

 

こうして見るとインソースの株価の上昇のすさまじさを感じますね( ゚Д゚)
上場時から数年で株価は一時4000円近くに上昇しており余裕でテンバガーを達成しています。

うーん、こういう夢のあるチャートを見るとIPOセカンダリーも挑戦してみたくなります。
多くの企業がIPO後に株価が振るわず消失していくものですが…。

 

 

コロナショックの影響で一時株価は1500円程度まで急落したものの大きく反発しています、
3000円奪還後は不安定な値動きで2500円付近をウロウロしています。

 

 

優待変更後の2020年8月18日の株価は前日比+26円(+0.98%)とほぼ値動きはありませんでした。
あんまり優待が使われていないというのは本当みたいですね^_^;

 

 

 

インソースの今後の株価は?株価指数と配当利回りを確認

それでは最後にインソースの株価指数と配当利回りを確認していきましょう(^^)/
数年でここまで株価が上昇していますが割高となっているのでしょうか?

 

 

インソースの現在の株価2,673円で予想PERは98.3倍、PBRは17.8倍程です。
(20/08/18 15:00)

 

予想していましたが…
さすがに凄い株価指数になっていますね((+_+))

 

成長著しい企業は将来性を買われて株価が上昇してPER100倍もザラではありません。
しかしインデックス投資や積立て、配当重視の私からすると買いづらい指数です。

 

 

ちなみに予想1株配当は18.5円、年間予想配当利回りは0.7%程です。
予想配当性向は68%とかなり頑張っているものの株価が高過ぎて利回りはイマイチです。

 

 

優待変更が株価にほぼ影響しないことからもインソースはインカムゲイン狙いで投資すべき株式ではないと判断されている方が多い証左でしょう。
今後の同社の事業の急成長に賭けてキャピタル狙いで買いたい銘柄ですね(^^♪

しかし長期積立てや株主優待好きの私には投資意欲は湧きませんでした。
受講券が復活したらまた検討したいと思います!

 

 

本当はインソースのように右肩上がりに近い銘柄の方がトータルリターンは高いのでしょう。
どうしても配当が高い銘柄に釣られたり、インデックス投資の楽さにひかれてしまいますね。

 

 

*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。

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