株主優待銘柄の王道、ダイコク電機が優待の廃止を発表…
コロナ禍により株主優待の廃止や改悪が続いています((+_+))
正直ブログのためのIRをチェックしていますが…
あまりにも数が多くて感覚が麻痺してきています！
しかし今回は私もさすがにショックをです。
人気優待銘柄のダイコク電機が株主優待の廃止を発表したのです。
株主優待好きの方にはマストリードな情報です^_^;
「ダイコク電機の株主優待制度は？」
「株主優待廃止の理由は？」
「ダイコク電機の今後の株価と配当利回りは？」
ダイコク電機の優待は人気が高くクロス取引での取得は高難度です！
高額優待取得には必要株式数も多いことから私も一度も取得することができておりません。
Withコロナの世界で継続する株主優待を今後は見極める必要があるのかもしれません。
薬や生活用品など人間の生活にとって必要なモノを扱う企業はコロナ禍でも不況でも強いですね(^^)？
ダイコク電機の株主優待制度が廃止に！人気のポイント制優待は繰越ポイントの行使のみに…
ダイコク電機の株主優待制度はポイント付与と株主専用ウェブサイトでの商品選択
ダイコク電機の株主優待制度はどのようなものなのでしょうか(^^)？
今後の投資世代のために記載を残しておきましょう…。
ダイコク電機の株主優待制度概要
権利月：9月（2019年9月でポイント付与は終了）
株主優待品：株主優待ポイント
保有株式数と優待内容：
①100株以上：3,000ポイント
②300株以上：6,000ポイント
③500株以上：12,000ポイント
④700株以上：15,000ポイント
⑤1,000株以上：20,000ポイント
ダイコク電機の株主優待は保有株式数に応じて株主優待ポイントが貰えました(^^)
ポイントは同社の株主専用ウェブサイトで様々な商品と交換可能でした！
もちろん類似の優待制度を実施する企業もあるのですが…
ダイコク電機の株主優待ではあの「ケルヒャー」が選択できたのです( ﾟДﾟ)
これが欲しくてダイコク電機の株主優待取得を夢見ていました。
残念ながら夢が叶うことはなくなったようです。
ダイコク電機の株主優待の優待ポイントはいつまで使える？
ダイコク電機の株主優待制度はいつ廃止となるのでしょうか？
ポイント配布はコロナ禍の前に遡って2019年9月度で終了となりました。
2020年9月は株主優待ポイントは付与されないので気を付けてください。
2020年9月度は前年のポイントを繰り越しており、かつ単元株以上を保有している株主限定となります。
さすがに付与済みのポイントを利用できなくするのはダイコク電機もしのびなかったようです^_^;
ポイントが残っている株主の方は2020年9月度優待で使い切りましょう。
2021年度の優待には持ち越せませんし、利用もできなくなります。
ダイコク電機の株主優待制度の廃止の理由（原因）は？
さて優待人気で個人投資家の人気も高かったダイコク電機です。
なぜ突然に優待を廃止するに至ったのでしょうか？
ダイコク電機のIR発表の内容を抜粋します。
１．株主優待制度廃止の理由
当社は、安定的な配当還元に加え、当社株式への投資の魅力を高め、中長期的に保有していただける株主さまの増加をはかることを目的として、株主優待制度を実施してまいりました。しかしながら、当社グループが携わるパチンコ業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により先行き不透明な事業環境の継続が想定され、2021 年３月期における当社の業績予想につきましても大幅な減益を見込んでおります。
当社といたしましては、慎重に検討を重ねました結果、利益還元については配当重視とさせていただきたく、誠に遺憾ながら株主優待制度を廃止することといたしました。
（後略）
うーん、やはり優待廃止の理由はコロナ禍による業績悪化ということです。
優待よりも配当を重視するのは株主公平性の観点からといったところでしょう…。
それにしても名物であった優待制度をあっさりと廃止に踏み切ったのは正直残念です((+_+))
最近はどの企業も周りがやっているし我が社も廃止しよう！
なんて雰囲気を感じるくらいあっさりと優待を廃止しています。
株主優待によるインカムゲインを目的に保有している株主にはつらすぎる判断ですね。
ダイコク電機の株価が優待廃止で大暴落！今後の株価や配当利回りは？
ダイコク電機の株価チャートを確認。コロナ禍でレンジ下限に…
それでは続いてダイコク電機の株価について確認していきましょう(^^)/
まずは過去10年間の同社の株価の変遷について参照します。
参照：SBI証券 ダイコク電機の株価チャートより
2012年にアベノミクスと優待人気でダイコク電機の株価は急騰しています。
しかしその後は株価はじり貧です。
同社の株価は優待や配当の時期に合わせて1500~2000円でレンジ相場でした。
しかし2020年はコロナショックで一気に株価は1000円程度まで下がりました。
パチンコ店の営業問題があれだけ連日報道されたのでダイコク電機には影響が大きかったですね…。
多少は株価が回復したものの一時の株価には戻りません！
1500円を越えるのが苦しいチャートになっています。
株主優待廃止の発表でPTS取引の株価は大暴落中！
さて人気の優待が廃止となり今後のダイコク電機の株価の変遷は厳しくなると想定されます。
先だってPTS取引の同社の株価を確認しておきます。
現在のPTSにおけるダイコク電機の株価は1,040円で基準値比 -172 (-14.19％)となる大暴落中です！
(20/08/07 19:33)
業績の悪化に加えて人気優待の廃止…。
斜陽産業であるパチンコ依存を考えれば仕方ないかもしれません。
優待狙いで1000株保有されている株主には悲劇です((+_+))
ダイコク電機の株式は割高？配当利回りと株価指数は？
さてPTSの状況より暴落の確度が高いダイコク電機の株式ですが…
現在の株価を配当利回りと株価指数から割安度を見積もっておきましょう。
必要以上に下落すれば一時的なリバは期待できるかもしれません^_^;？
現在のダイコク電機の株価1,212円で予想PERは59.7倍、PBRは0.59倍程度です。
(20/08/07 15:00)
株価や保有資産に比べてダイコク電機がいかに利益をあげられていないのかすぐに分かる数字ですね。
ちなみに予想1株配当は40円、年間予想配当利回りは3.3%となかなか良好です！
しかしながら配当性向は197%と大幅なタコ足配当となっています((+_+))
とても今の配当を維持できるようには思えません。
アフターコロナの世界でパチンコ業界の環境の厳しさは一段と酷いものになりそうですね。
株主優待もなくなり、今後の業績も厳しそう…積極的に安値で拾う理由は見当たりません。
下手に手を出さずに傍観で良いかと思います。
＊投資はご自身の判断と責任において行って下さい。
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