リンガーハットがコロナショックの影響を発表！株主優待の食事券で人気の銘柄も株価もどうなる？
いよいよコロナショックの実質的な経営への影響が出始めました^_^;
すでに旅行業や航空業など明らかに大ダメージを受ける銘柄の株価が大暴落しています。
当然ながら飲食業界も外出抑制の影響で業績が悪化するはずです。
しかしこれまでは実際に数字として経営悪化を示している企業はあまりありません…。
投資家はコロナの影響を想定しながら株価の割安・割高を手探りしている状況です。
本日はリンガーハットがコロナショックによる減損処理と、それによる配当の減配を発表しました。
株主優待が人気の銘柄だけに保有している個人投資も多いのではないでしょうか^_^;？
「リンガーハットのコロナショックの影響の内容は？」
「リンガーハットの減配の内容は？」
「リンガーハットの今後の株価の予想は？」
2020年3月のコロナショックで世界的な株価の大暴落が起きました。
しかし一カ月の間に不思議なのほど株価は順調に回復してきています。
これから実態経済の悪化が明らかにつれ、再び大暴落はおきるのでしょうか…？
2番底が来た際には長期投資のスタンスで高騰していた人気優待銘柄を買いたいものですね(^^)/
リンガーハットがコロナウイルスの影響で減損処理…あわせて減配を発表！株主優待はなんとか維持か？
リンガーハットがコロナショックによる売上不振…ついに減損処理で特別損失を計上
コロナウイルス抑制のための外出抑制で飲食業の売上が影響を受けるのは必至です。
しかしその影響度合いについては各企業の決算や時期売上予想を見るまで想像の域を超えません( ﾟДﾟ)
しかし今回ついにリンガーハットがコロナの影響で減損処理に乗り出しました。
リンガーハットはIR発表で店舗に係る減損損失として12億7100万円もの特別損失を計上しました。
これにより2020年2月期の通期決算は予想値と実績値で大きな差異が発生しました。
決算までの売上自体はコロナの影響をあまり受けていないため売上高は－1.5%と微減です。
しかし営業利益と経常利益は売上の悪化を受けて大打撃…。
それぞれ10%を超える大幅なマイナスとなっています。
参照：特別損失の計上、業績予想と実績値との差異及び剰余金の配当に関するお知らせ
さらにコロナの影響による減損損失を特別損失に計上したため純利益は一気に赤字転落です((+_+))
前回までの予想純利益は5.5億円でしたので12億円超えの減損処理は痛すぎます。
リンガーハットが赤字転落で減配を発表！赤字でも配当継続だけでも良しとすべきか？
さて今回は業績の下方修正だけではありません。
今回の赤字転落を受けて株主には厳しい仕打ちが起きます。
リンガーハットはコロナショックによる経営不振により期末配当を7円から5円に減配を決定しました。
通期配当は前期実績の12円から2円マイナスとなる10円で着地となります。
赤字決算でも配当を出してくれるだけ御の字でしょうか^_^;？
今回の赤字は減損処理による会計上の赤字です。
実際のキャッシュフローはマイナスではないためこれだけの配当を維持できたのでしょう。
しかし減損処理で計上した12億円以上の利益低迷が実際に将来起これば配当維持は困難になりますね。
いずれにせよ将来の利益を失ったと経営陣が判断するほど状況は切羽詰まっているということです。
リンガーハットは株主優待は維持か？株主還元は経営悪化でも維持の姿勢
リンガーハットは株主優待が人気の優待銘柄でもあります(^^)
株主優待の内容は是非下記の記事でもご確認くださいね！
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リンガーハット(8200)の株主優待券と長期優待制度が素晴らしい！今後の株価について配当利回りと株価指数から予想してみる
今回の赤字転落でも株主優待の改悪や廃止は発表されていません。
株主の方はホッとしたでしょうか^_^;
コロナショックによる影響をいいわけに後出しで確定した優待権利を中止するとんでもない企業も実在します。
それに比べれば期末配当が2円減配くらいであれば状況としては大分株主には有難いのではないでしょうか？
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安定株価のリンガーハット株式が珍しく暴落中！？今こそ投資妙味がある割安時期なのか
リンガーハットの株価チャートを確認。安定していた株価が珍しく暴落中
さて業績悪化が明らかとなりつつあるリンガーハットです。
株価の方はどうなっているのでしょうか？
過去10年間のリンガーハットの株価チャートを確認してみましょう(^^)/
参照：SBI証券 リンガーハットの株価チャートより
2011年頃は株価が1000円程度で安定していました。
アベノミクスと優待人気爆発でリンガーハットの株価は大きく向上します。
2015年頃よりリンガーハットの株価は2500円程度のレンジ相場で非常に安定していますね。
しかしそんな安定株のリンガーハットもコロナショックではさすがに下落しています。
一時は節目の2000円を大きく割って1700円程度まで下落していました。
まさに押し目買いの絶好のチャンスでしたね^_^;
現在はリンガーハットの株価は2100円程度まで戻しています。
優待人気と安定した経営で株価も動きづらい印象の株式です。
コロナ禍が終息したあとは再び2500円前後まで戻すのを期待したいですね。
リンガーハットの株式は割安なのか？減配後の配当利回りと株価指数を確認
残念ながら上述の通りリンガーハットの時期の業績は不明です((+_+))
減配後の今期の配当利回りや株価指数を確認してみましょう。
現在のリンガーハットの株価2,095円でPERは赤字決算のため算出不可能です。
(20/04/20 15:00)
コロナの影響はこれから明らかとなるでしょうがなんと2期連続の赤字決算は避けてほしいものですね。
ちなみにPBRは2.7倍程ですので優待人気のせいか、すでに株価はやや割高感が感じられます。
リンガーハットの配当は通期で10円、配当利回りは0.5%程となりました。
うーん、いくら優待が欲しいとはいえ配当が少ないですね…。
あくまで2019年2月期の決算に基づく株価指数ですがリンガーハットの株価は割高感が感じられます。
急激に成長する業態でもないだけに株価指数が割高なのは気になりますね。
今後2020年の業績の悪化が明らかとなればさらに指数的には割高となります…。
今から参入するのはちょっと私には許容できないリスクがありそうです^_^;
リンガーハットの次期業績は？コロナショックによる影響からいつ回復するのか…
2月が期末決算の企業はコロナの影響を見る上で注目です。
なぜなら2021年2月期の業績予想でコロナによる経営への影響が発表されるからです( ﾟДﾟ)
リンガーハットの2021年2月期の決算予想を見てみましょう。
なんと！
期待に反してリンガーハットのコロナの影響を受けた時期の決算予想は「未定」と発表されました。
まさかこんな発表になるとは((+_+))
それだけコロナ禍による飲食業への影響は未曾有のものとなっているとのことでしょう。
このままでは3月決算の各企業も経営予想「未定」を連発する企業が増えそうですね…。
投資家としてはこのままでは各企業のコロナによる実態経営の影響が判断できない時期が続きそうです。
「未定」だった経営予想から悪夢のような数字が明らかとなったとき…大暴落が起きるのでしょうね^_^;
とはいえコロナの影響が終息すれば仮に不況に陥っても飲食業は影響を受けづらい業種かと思います。
一時的な含み損に耐える覚悟で投資してみるのも興味あります。
今期はコロナの影響で大きく株価が下落した銘柄には積極投資してみたいと考えています(^^)/
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