映画優待で有名な東宝(9602)が株主優待制度の変更を発表しました
株主優待といえば外食系の優待券が人気です(^^)
人気度は高くないですが私が好きな優待の1つが映画優待です!
映画館で映画を見るのは意外と費用がかかるものです…。
人生を豊かにしてくれる映画を優待でお得に鑑賞できるなんて素敵ですよね♪
本日は東宝が株主優待制度の変更を発表したので新制度の内容や今後の株価についてまとめました。
これまでより少ない株数で優待券が貰えるようになりましたよ!
「東宝の株主優待制度の変更内容は?」
「優待変更で利便性と利回り低下!」
「東宝の今後の株価の見通しは?」
優待銘柄投資を長年していると優待権利月で月日や季節を感じます^_^;
2月と8月は私にはイオン系や東宝の優待がある重要な月ですね。
現物とクロスを織り交ぜながら優待銘柄で資産運用を継続します!
東宝が株主優待制度を変更!優待券が廃止されて招待券に統一も利回り低下…有効期限や劇場などの利便性は拡充です
東宝の株主優待制度の変更内容は?映画招待券に統一と演劇招待券の簡素化
映画が見れる優待と言えば単純そうなのですが東宝の優待は複雑です^_^;
旧優待制度は難解なため私も初めて取得した時は使えるか不安でした…。
東宝の旧優待制度は下記の記事で詳述しているのでご参考ください。
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東宝(9602)の株価と株主優待制度は?今後の株価をチャートと配当利回りから予想!株主カードでTOHO映画館で映画を見よう
それでは東宝の株主優待制度の変更内容を確認していきましょう(^^)/
旧制度と新制度の対比をIR発表内容から紹介します。
東宝の新旧の株主優待制度
権利月:年2回(2月、8月)
株主優待品:
①映画ご招待券
②演劇ご招待券
保有株式数と優待内容(新旧対比):
参照:東宝IR 株主優待制度の変更に関するお知らせ
これまで100~999株は「招待券」ではなくて割引となる「優待券」でした。
今回の優待変更で優待券は廃止されて100株から映画が無料で鑑賞できる招待券が貰えるようになりました。
これは運用資金が限られるサラリーマン投資家には嬉しいですね(^^♪
ただし…よく見ると保有株式数が多い場合には枚数が減られされています。
一万株だと60枚貰えた優待券がわずか20枚となっています。
映画好きで東宝株式を大量保有している方には残念な変更です。
一方で「演劇ご招待券」の内容もシンプルに変更されています。
これまで6公演を鑑賞できたのに1公演だけになっているので注意が必要です。
S席相当が2枚となっているので数より質を重視する1万株ホルダーには嬉しい面もありますね。
東宝の映画招待券の利便性が向上!有効期限や利用できる劇場はかなり便利になりました
今回の優待変更は全体的に優待利回りが下がった箇所が多いです^_^;
しかし株主の優待利用時の利便性が向上している部分も多いですよ!
変更された内容を確認しておきましょう。
東宝の株主優待の詳細変更部分
①映画ご招待の変更内容
・特定劇場区分を廃止、 全て劇場で招待券 1枚で鑑賞が可能
・自動券売機 での座席指定や発券ができるよう変更
(一部劇場は未対応。インターネットでの予約不可。)
・招待券の有効期間が 2カ月から6カ月に延長
・株主カードを廃止して利用時の承認手続きの簡素化
②演劇ご招待の変更内容
・招待公演のプログラムを来場時に2冊進呈
なんと嬉しいことにこれまで2カ月ごとの有効期間だったのが半年に延長されます!
これで格段に優待券の利便性が向上しますね(^^)
見たい映画がない月は使わずに好きな時に利用できるのはありがたいです。
さらに自動販売機に対応して株主カードも必要なくなります。
これまで優待利用する場合はカウンターまで行って店員の方に対応して頂く必要がありました…。
なんだか業務の手間を増やしてて申し訳なかったのがなくなります。
今回の東宝の優待制度の変更は枚数は減りましたが私は拡充変更ととらえています。
これは今後も東宝の株式は継続保有したいですね。
東宝の今後の株価はどうなる?優待変更発表後の株価チャートと配当利回りから予想してみる
東宝の株価チャートを確認!優待変更の影響以上に市場環境の悪化が懸念事項…
それでは続いて東宝の株価について確認していきましょう(^^)/
まずは直近3年間の東宝の株価の変遷について参照します。
参照:SBI証券 東宝の株価チャートより
これは…4500円程度だった東宝の株価が急落しています!
優待制度の変更発表後の値下がりがすさまじいですね( ゚Д゚)
しかしこれはコロナウイルスの影響による株式市場の大暴落の影響です。
この値動きだけ東宝の優待変更の影響は見積もれませんね…。
それにしても凄い下落です。
東宝の株主には厳しい展開が続いております((+_+))
東宝の株式は株価下落で買い時か?配当利回りと株価指数を確認
さて株価の下落が続く東宝ですが流石にお買い得なのでしょうか?
配当利回りと株価指数から東宝の株価について確認していきましょう(^^)/
現在の東宝の株価3,610円で予想PERは17.8倍、PBRは1.8倍程度です。
(20/02/26 15:00)
さすがに株価が一時より1000円以上も下がっただけありますね。
現在の東宝の株価は市場平均並みといったところでしょうか。
買い参入するにはほどより株価と考えています(^^)
続いて配当利回りを確認します。
東宝の予想1株配当は55円、予想年間配当利回りは1.5%程です。
うーん、優待利回りは少し物足りないですね。
ここ数年は配当性向は30%弱で安定しています。
まだ増配余地はあるもののすぐに増配とはならそうです。
株価の大幅下落や市場環境の悪化で買い参入しづらい状況です。
しかし映画という文化は人類からなくなることはないでしょう(^^)
日本映画界で東宝の優位性が揺るがないと考えても良いでしょうか。
インフレに合わせて映画チケットも値上げすれば売上も保てそうですね。
長期投資で保有するには私には魅力的な銘柄です。
管理人はSBIネオモバイル証券で端株投資を実践中です。
最近挑戦しているのは端株による分散投資です!
単元株投資(100株など)に対して、1株単位で投資するのが端株投資です。
一時にまとめて単元株を購入するのに比べて時期をずらして購入することが可能です。
株式の高値掴みを避けるにも有効な手段ですね。
株高状況や下落トレンドでは一括購入のリスクもあるので上手く端株投資を利用したいですね(^^)
これまでは端株投資は手数料が高いのが最大の難点でした。
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端株優待や端株投資に興味がある方は是非下記の記事をご覧くださいね。
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*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。