ソーシャルレンディングをプラットフォームとして提供する企業、FUEL(フエル)が登場
ソーシャルレンディング勃興から数年…時代は情報公開に優れたSL案件の盛況期に
ここ数年で不動産投資型クラウドファンディングが活況になってきていますね(^^)
ソーシャルレンディングの勃興から数年が経ちますが、どのような遷移があるのでしょうか?
2010年代前半から個人投資家の新たな投資法としてソーシャルレンディングが登場しました。
株式投資の配当金に比較すると高い分配金を謳い大きな注目を集めました。
しかし勃興時には複数の粗悪な業者がSLサービスに参加していました…。
2010年代後半には複数の企業のファンドで償還遅延が発生し、多くの投資家が被害を被りました。
ソーシャルレンディングの匿名性を利用した悪質なファンドが横行していたのです((+_+))
このような状況な中、より情報透明性に優れたソーシャルレンディングに注目が集まってきています。
最近では特に不動産特定共同事業法(不特法)の範囲でのクラウドファンディングが人気です。
SLの中でもファンドの情報開示範囲が従来より優れており恣意的な情報秘匿による投資家の不利益を抑制することが期待されます。
特にここ数年は上場企業が運営する不動産CFサービスが増加しています(^^)/
上場企業は株主をはじめとする様々なステークホルダーに責任を負っています。
情報開示に積極的で事業者リスクが低いと想定され、個人投資家の間では人気を博していますね。
複数の上場企業によるソーシャルレンディングのプラットフォームとしてFUEL(フエル) オンラインファンドが登場
上場企業を中心にいくつかのソーシャルレンディングのサービスが登場してきています。
SLはまだ目新しい投資法ということもあり上場企業各社の参入状況は手探りといった状態でしょうか?
私も複数のソーシャルレンディングを利用していますが上場企業ではまだかなり限定されています。
また流行りの不動産CFもインフラ面でも発展途上で株式投資ほどの成熟感はありません。
そのような環境の中、ついに複数の上場不動産企業によるソーシャルレンディングのプラットフォームを提供する企業が登場しました。
FUELが「FUEL(フエル)オンラインファンド」をいよいよ開始するようです(^^)/
FUELという企業名は聞きなれない方が多いかもしれません。
旧企業名であるクラウド・インベストメントなら耳にしたことある投資家もいらっしゃるでしょうか。
本日はFUELのサービスと第1号案件となる東証一部上場企業CREグループが運営するCRE Fundingの案件の状況についてまとめました。
上場企業関連のソーシャルレンディングに興味がある方は是非ご覧くださいね。
「FUELのFUELオンラインファンドとは?」
「第1号案件のCRE Fundingとは?」
過去のソーシャルレンディングの一部の悪徳事業者の悪行がSLやCFの印象を悪くしています。
しかし私は株式投資と組み合わせた資産運用法に魅力を感じています。
特に現在のような株高環境において株式だけに集中投資するのはハイリスクと考えます…。
社会的な責任を負う上場企業の案件を組み込んだ上質のソーシャルレンディングは投資検討に値すると思います。
株高環境で現金比率が高まり、資産運用に悩む方には一助になるかと思います(^^)
FUELオンラインファンドが始動!ソーシャルレンディングのプラットフォーマーとして今後の活躍を期待
FUEL株式会社とは?第二種金融商品取引業取得済み。ソーシャルレンディングに参加したい上場不動産企業に対して投資家募集の管理とシステム提供を行う
今回注目するFUELとはどんな企業なんでしょうか(^^)?
まずはFUEL株式会社の企業情報をHPで確認してみましょう。
FUEL概要
会社名:FUEL株式会社
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-22-9 AD-O渋谷道玄坂2階
役員:
代表取締役:細澤 聡希
代表取締役:徳毛 雄一
取締役:小川 喜之
取締役CTO:恵比澤 賢
社外取締役:織井 渉
社外取締役:林 昇平
監査役:太田 諭哉
事業内容:第二種金融商品取引業者としてFUELオンラインファンドの運営
不動産特定共同事業法型クラウドファンディング事業者へのシステム提供・業務サポート
システム開発、Webサイト運営
登録・加入協会:第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2123号
(加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会)
参照:FUEL株式会社HP
FUELは「FUELオンラインファンド」を運営する企業です。
最大の特徴はプラットフォーマーとしてソーシャルレンディングを実施する上場不動産企業に対して投資家の募集・管理業務やシステムを提供する点です。
ソーシャルレンディング関連の新たな業態として業界初かと思います。
様々な事業者の「ハブ」となりソーシャルレンディングにおける投資家と企業を結ぶ役割が期待されます。
同社がこのようなビジネスモデルを発案するに至った背景は何でしょうか?
FUEL代表取締役の細澤聡希氏は、ドイツ証券で上場不動産企業のファイナンスを支援する仕事をされていたようです。
その後はベンチャー企業での経験を通して資金調達の難しさを実感されたようです…。
こうした経験から資金調達を望む事業者側と一般投資家の投資ニーズを満たすFUELの立ち上げに至ります。
企業、特にスタートアップ企業には明確なビジョンが必要です。
創業者の思いはFUELのサービスを理解するのに重要ですね(^^)
参照:一般投資家にもプロジェクト投資の門を開く「FUELオンラインファンド」リリース
FUELオンラインファンドのローンチにあたり既に同社は第二種金融商品取引業を取得済みです。
創業者の経歴公開や企業の金融商品取引業取得は投資家に一定の安心感を与えますね(^^♪
FUELは既に会員登録を受けています!
下記のCRE fundingなどの投資でも必要になるので良案件が公開されるまでに完了しておきましょう(^^)/
公式サイト>>>
CRE Funding
FUELの案件は1万円から投資可能!利回り2~5%のソーシャルレンディング案件を提供
さてFUELオンラインファンドとはどんなサービスになるのでしょうか?
同社のサービスは主に個人等の一般投資家をターゲットにしているようです。
個人投資家にはSLやCFの選択肢が増えるのは嬉しい限りですね♪
FUELのソーシャルレンディング案件では1口1万円から投資できることを基本としています。
最近の不動産CFの中には最低口数が10万円以上のところもあります…。
サラリーマンにとっては低額から投資できるのはリスク分散の観点からもありがたいですね(^^)
不動産クラウドファンディングやSLの案件は株式投資と違って価格変動がありません。
私は最近の株高環境で株式のみに全力投資するのはリスクが高いと考えています^_^;
一方で投資資金をキャッシュとして遊ばせとくのは勿体ないと常々思っています。
FUELオンラインファンドでは利回りが2~5%程度になる見込みです。
株式投資のように何十%も大きなリターンは見込めません…。
値動きがないかわりにリターンもリスクも限定的です、よく考えて投資しましょう(^^)/
私はすでにこれまで複数業者のソーシャルレンディングを利用して資産運用していますよ。
例えば、リアルな不動産投資は実物資産の取得に投資額が高額となり安易に投資実行できません…。
ソーシャルレンディングや不動産CFは少額投資も可能なので時間がないサラリーマンの不労所得を得る手段として魅力的ですね。
FUELオンラインファンドはプラットフォーム全体で取扱高1,000億円以上を目指す!
FUELはプラットフォーマーとして今後3年間で10社以上との協業を目指しています。
なんと取扱高は1,000億円以上を目指すとのことです( ゚Д゚)
現状では不動産クラウドファンディングやSLに参入している上場企業は限られています。
FUELのプラットフォームを利用してSLに新規参入する上場不動産企業が続々現れると期待してますよ!
すでに数社との話が済んでいるとのインタビューもWebで公開されています。
今後のFUELオンラインファンドの躍進に期待してしまいますね(^^)
参照:
FUEL、不動産クラウドファンディングプラットフォームをローンチ
FUEL株式会社にインタビュー取材!オンラインファンドのプラットフォーム新規起ち上げ!
CRE Fundingが登場!上場企業関連のソーシャルレンディングを資産運用に活用したい
FUEL利用の初の事業者としてCREロジスティクスファンド投資法人をグループ内に持つCREグループが登場!
FUELオンラインファンドはあくまでプラットフォームです。
どのような企業が同社のプラットフォームでサービスを提供していくのでしょうか?
既に第一弾としてCREグループのCRE Fundingが公表されています。
グループ内にはCREロジスティクスファンド投資法人(3487)がREITとして上場していますね。
CREロジは2018年に上場した比較的新しいREITになります。
2018年末には株価は一時10万を切る場面がありました…。
しかしその後は株価は大幅に反発しています(^^)/
参照:SBI証券 CREロジスティクスファンドの株価チャートより
最近では株価は15万円を狙う形で、上昇トレンドを継続中ですね。
市場はCREロジの今後の業績に期待しているようです。
CRE Fundingで投資家はメザニンローンによるミドルリスク・ミドルリターンを狙えます
CRE Fundingの詳細な案件情報はまだ開示されていません。
利回りや投資期間、応募金額などファンドの詳細が気になりますね(^^)
一方、すでにCRE Fundingが想定するオンラインファンドの概要は公開されていますね。
不動産投資の資金募集はシニアローン、メザニンローン、エクイティが活用されることが一般的です。
参照:CRE Funding
不動産ファンドや不動産投資には馴染みのある言葉です。
しかし今回初めて不動産投資型クラウドファンディングに挑戦する方には初耳かと思います(^^)
シニアローンはローリスク・ローリターンな貸付法になります。
抵当権などで着実な担保を確保したい銀行などの金融機関が主な貸付主を構成します。
一方、エクイティはハイリスク・ハイリターンな投資法です。
個人的には素人が安易にエクイティ案件に手を出すのは難しいと感じています。
しかし専門家が揃ったプロの事業者が運営するのであればある程度の安心感があります。
一部のソーシャルレンディング業者では一般投資家もエクイティ投資が可能になってきていますね!
FUELのプラットフォームでも今後は拡張していく方針のようです。
今回のCRE Fundingで主となるメザニンローンはこの中間となるミドルリスク・ミドルリターン投資法になります。
利回りを2~5%に設定するというFUELの意向と一致した投資ファンドが組まれそうですね。
今後はCRE Fundingのファンド詳細が明らかになっていくると思います。
CRE Fundingの案件詳細や今後のFUELの新たなパートナーに引き続き注目したいですね!
今後、CRE Fundingの投資判断やサービス詳細について紹介していきたいと思います。
CRE Fundingの第1号案件が公開されています。
是非下記の記事もご覧くださいね(^^♪
関連記事>>>
CRE Fundingがサービス開始!CRE物流ファンド1号厚木愛川ファンドの利回りや担保・保証の内容は?【PR】
FUELは既に会員登録を受け付けています!
下記のCRE fundingなどの投資でも必要になるので良案件が公開されるまでに完了しておきましょう(^^)/
*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。