ダイドーグループホールディングスは人気の優待銘柄!優待制度変更の影響が大きそう
1月権利月の優待銘柄の数は少ないです(^^)
優待人気が高まっており、銘柄が少ないと人気が集中しそうです。
1月優待の中でも人気があるのがダイドーグループホールディングスです。
ダイドー(DyDo)はコーヒーなど飲料メーカーとして知名度が高い企業ですね。
今回はダイドーの変更された新たな株主優待制度と、今後の株価について配当利回りや株価指数からまとめました。
食品系の実用的な優待が好きな方は優待権利を是非確認してくださいね(^^)/
「ダイドーの新たな株主優待制度は?」
「長期保有株主の認定は端株でも可能なのか?」
「ダイドーの株価と配当利回りは?」
ダイドーの株主優待は家族のために取得している方も多いようです(^^♪
子供が喜ぶ飲食物優待はやはり人気が高いですね。
株主優待…家族サービスにもなりますね!
ダイドーが株主優待制度を変更!長期保有が条件に…新制度の内容と端株保有による認定について確認しました
ダイドーの新優待制度は長期保有が必要!記念優待もあわせて新設されました
それでは早速ですがダイドーの株主優待制度を確認していきましょう(^^)/
人気ゆえかダイドーは株主優待制度の変更を発表しています…。
新旧優待制度の内容を対比してみてみます。
ダイドーの株主優待制度の概要
<変更前>
権利月:年2回(1月、7月)
必要保有株式数:100株
優待品:自社商品詰め合せ(3000円相当)
<変更後>
権利月:年1回(1月)
必要保有株式数:100株
必要保有期間:半年以上
優待品:自社商品詰め合せ(6000円相当)
特別優待
権利月:年1回(7月)
必要保有株式数:100株
必要保有期間:5年
優待品:記念品
参照:ダイドーHP 株主還元
今回の優待制度の変更で年2回だった優待が年1回に変更されます。
しかし内容量は2倍となっているのでゆうたい価値に変更はありません。
変更の理由として配送コストの増大を挙げています。
株主としては年2回の方が優待権利落ちが和らぐので嬉しいのですけどね^_^;
一方で新制度では記念品が貰える優待制度が追加されています。
こちらは5年の保有(株主名簿に連続11回以上、連続12回以下の記載)が必要です。
つまりダイドーの記念優待は5年経った際の1度きりしか貰うことができません。
再度貰うには一度株式を売却して株主番号を変更した後、再度継続して5年間保有する必要があります。
なお新制度の実施は2020年7月からになります。
現行制度の優待は2020年1月の権利月が最終となるので気を付けましょう!
ダイドーの長期保有優待の条件は?端株保有でもOKなのか?
記念品が貰える特別優待だけでなく、通常の優待も長期保有が条件となりました((+_+))
最近はクロス取引による短期株主が増えて優待コストが増大しています。
コストを下げるために長期保有を条件にする企業が増えていますね。
ダイドーも同様に半年以上の保有を優待獲得の条件として設定しています。
ダイドーの長期保有の条件は単元株と端株の保有、どのような条件となっているのでしょうか?
保有期間半年以上の株主様とは、株主優待割当基準日となる毎年1月20 日とその前年の7月20 日の当社株主名簿に100 株以上の保有が、同一株主番号で連続して記載または記録された株主様となります。
当然ながら優待権利月である1月に単元株の保有が必要です。
それに加えて明確に7月も100株以上の保有が必要であることが記載されています。
したがって7月の権利月に端株(1~99株)の保有では優待の権利を満たすことができません( ゚Д゚)
ダイドーの長期保有条件を目指そう!端株と空クロスでリスク最小化。
ダイドーの株主優待品を貰うには単元株を7月の権利月前に購入するのが単純です。
そのまま現物で保有すれば配当も優待も両方をいただくことができます。
しかし株高の状況で長期保有を避けたい方もいると思います。
その場合はダイドーの端株と空クロスを利用するのも1つの手です。
株主番号が変わらないように端株(1株以上)を購入して継続保有します。
その上で100株保有の確認が行われる7月にもクロス取引を実施するというものです。
最近は端株の購入もSBIネオモバイル証券で手数料が安くなりまたね(^^♪
関連記事>>>
SBIネオモバイル証券で端株投資がおすすめの理由を徹底解説!端株優待とは?
この方法であれば1月も現物保有でなくてクロス取引で優待品を貰うことができると思います(^^)
しかし個人的にはこの方法はあまりおすすめはできません…。
なぜなら優待獲得に1月と7月の両方でクロス取引の手数料が必要になります。
さらに両月で貰えるはずの配当が配当落ち調整金のせいで実質的に貰えないためです。
ダイドー株式のファンダメンタルを確認して割安な時期に現物単元株を購入したいですね!
ダイドー株式の今後の株価は?配当利回りと株価指数から割安度と今後の見通しを考えてみた
ダイドーの株価チャートを確認。下落トレンドから反転、上昇トレンドに移行か?
それでは続いてダイドーの株価について確認していきましょう(^^)/
今が単元株の買い時なのか気になりますね…。
まずは直近3年間のダイドーの株価の変遷について参照します。
参照:SBI証券 ダイドーの株価チャートより
ダイドーの株価チャートを見る限り、アベノミクスの恩恵はなさそうです((+_+))
株価は一時7000円を超える場面もありましたがここ数年の値動きは軟調です。
特に2018年の後半から大した反発もなく株価の下落が続いていました。
ただし最近は節目の4000円を前に株価が反発しています。
長い下落トレンドが終了して4500円を奪還しています(^^)
今後はこのまま上昇トレンド入りを期待したいですね。
ダイドーの株価は割高なのか?配当利回りと株価指数から今後の見通しを考えてみる
長期下落からやっと回復の兆しが見えたダイドーの株式です。
現在のダイドーのファンダメンタルを確認しておきましょう。
現在のダイドー株価4,675円で予想PERは32.1倍、PBRは0.84倍程度です。
(19/12/27 15:00)
PBRは問題ないのですがPERはそれなりに割高感がありますね( ゚Д゚)
資産のわりにダイドーは収益率が良くないようです…。
PER30倍超えであれば本来は成長株である必要があると思います。
続いて配当利回りを確認しましょう。
ダイドーの予想1株配当は60円、予想年間配当利回りは1.3%程です。
うーん、配当利回りも1%台で魅力に欠けますね。
配当と優待を合わせた総合利回りは2.6%程になります。
総合利回りだけみれば参入も考えらえますが…他にも魅力的な優待株はあります^_^;
余程ダイドーの優待に価値を感じないなら無理をする必要はなさそうです。
ダイドーの今後の株価の予想は?業績予想から今後の株価推移について考えてみる
それでは最後にダイドーの業績を確認しておきましょう。
長期的には株価は業績に沿って動くはずです。
現在の株価がやや割高でも継続成長が見込めるなら話が違います(^^)
最近のダイドーの決算の報告と通期予想の内容を参照します。
2019年度のダイドーの売上高予想は1700億円で-0.9%の減収予想です。
純利益は24億円で前期比-37.8%の大幅な減収予想となっています…。
しかし飲料系は売上高利益率が低いですね…^_^;
30%を超える大幅な減益に加えて将来成長もあまり明るくなさそうです。
現在の指数で参入するのはやはり分が悪いと考えます。
PERが10倍近くまで株価が下落したら参入を考えたいと思います。
管理人はSBIネオモバイル証券で端株投資を実践中です。
最近挑戦しているのは端株による分散投資です!
単元株投資(100株など)に対して、1株単位で投資するのが端株投資です。
一時にまとめて単元株を購入するのに比べて時期をずらして購入することが可能です。
株式の高値掴みを避けるにも有効な手段ですね。
株高状況や下落トレンドでは一括購入のリスクもあるので上手く端株投資を利用したいですね(^^)
これまでは端株投資は手数料が高いのが最大の難点でした。
最近Tポイントによる投資を特徴にした新サービスのSBIネオモバイル証券がはじまりました。
Tポイントの有効活用に加えて、SBIネオモバイル証券では端株投資の費用を抑えられます。
端株優待や端株投資に興味がある方は是非下記の記事をご覧くださいね。
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*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。