かんぽ生命保険(7181)の株価は不祥事の下落で買い時なの?配当利回りと株主優待から真面目に考えてみた

かんぽ生命保険(7181)の株価は不祥事の下落で買い時なの?配当利回りと株主優待から真面目に考えてみた



かんぽ生命保険(7181)の不祥事ニュースが続いてますが株価はどうなってる?

2015年に上場したかんぽ生命ですが連日のようにニュースを見かけます^_^;
様々な不祥事の実態が明るみになり、世間は大変驚いてます…。

 

しかし株主にとっては他人事ではありません!
自分がオーナー(株主)の企業が世間でバッシングされているのは心苦しいものです。
私も日産やクックパッドで経験しているので他人事に感じません(^^)

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さて連日の報道でかんぽ生命の株式もかなり値を下げました。
かんぽ生命を見限った株主の損切が損切を呼ぶ下落が起きているのでしょう。

しかし時に不祥事報道で企業の株価は経営実態以上に低評価に陥ることがあります。
冷静に見極めて安いところで参入できれば大きなリターンを期待できます!

 

 

 

私の投資スタンスは基本的に米国株や優待株の長期保有です。
しかし日本郵便やかんぽ生命など公共性が高く、本来であれば比較的安定性が高い株式の押し目は興味があります。
今回はかんぽ生命の株価の変遷と今後について配当利回り、株価指数、株主優待などをまとめました。

「かんぽ生命の株価は上場時の初値からどうなった?」
「かんぽ生命の配当利回りと株価指数は?」
「かんぽ生命の今後の株価の見通しは?」

 

 

郵政民営化の総仕上げとして上場による株式公開が行われて数年…。
民営企業経営のプレッシャーが経営陣を今回のような事態に陥らせたのでしょうか?

 

 

 

かんぽ生命保険の株価は不祥事続きでどうなった?株価チャートは大幅下落からついに反転が開始か?

それでは最近のかんぽ生命保険の株価について確認していきましょう(^^)/
連日の報道でかんぽ生命保険や日本郵便の保険勧誘法のやり方に辟易している方も多いと思います。
株主にとっては保有銘柄のコンプライアンス違反は大問題ですね。

 

2015年の上場以来のかんぽ生命保険の株価の変遷を参照します。

 

japanpost-kanpo
参照:SBI証券 かんぽ生命保険の株価チャートより

 

 

こうしていると上場時から株価は大分下落しています…((+_+))
IPOした頃にはかんぽ生命保険の株価は4000円を超える場面もあったのです。

それが大きく下落して2500円前後で長いレンジ相場が続いてました。
さらに今年になって保険の無茶な販売問題で株価は急落しています。
株価は2500円から1500円まで1000円以上も下落して株主にはつらい状況でした。

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しかし最近になってかんぽ生命保険の株価は反転して上場トレンドに転じています。
日経平均が好調で上昇しているのに合わせてかんぽ生命の株式にも買いが入っているようです(^^♪
株価はグングンと上昇して節目の2000円を目指す形です。

日中ザラ場が見れず、投資にかける時間が限られるサラリーマン投資家に逆張りは難しいものです。
かんぽ生命に買いで参入するならしっかりと反転を確認してからにしたいですね!

 

安値1500円から500円近くも株価が上昇して反転確認はすでに十分すぎる状況です。
今後はレンジ相場の中心となる2500円まで戻りを期待したいところです。

チャート的には買っても良いのですがまだ不祥事ニュースは続いてます((+_+))
チャートに加えてファンダメンタルも確認して決断したところですね!

 

 

かんぽ生命保険の配当利回りと株価指数は?株主優待の有無も確認しておきます

かんぽ生命の株価は買い時なのか?割安・割高を配当利回りと株価指数の面で確認します

チャート的には割安度と反転を感じるかんぽ生命の株式です。
今度はファンダメンタルでかんぽ生命の株式について割安・割高を確認してみたいと思います(^^)

現在のかんぽ生命保険の株価1,907円で予想PERが8.0倍、PBRは0.48倍程になります。
(19/12/20 15:00)

 

 

この株高が続く環境の中でこのPERとPBRはかなり割安度を感じますね(^^♪
業態的には今後の大きな成長が見込めるようなものではありません…。
今後も安定的に利益をあげてくるのならかんぽ生命の株式も魅力的に思えます。

PER8倍は微妙ですが…PBRが0.5倍を切っているのは一定の魅力があります。
さすがにかんぽ生命が解散して資産精算と分配となることはないと想像してますが^_^;

 

 

続いて配当利回りを確認しておきます!
かんぽ生命保険の予想1株配当は76円、予想年間配当利回りは4.0%程になります。

1500円から大きく株価を戻したにも関わらずこの配当利回りは魅力的です。
日本株で配当4%以上となると選択肢は多くはありません。

 

 

配当目的で投資するなら米国株のアルトリアやエクソンモービルの方が魅力的でしょうか?
かんぽ生命保険がこの2社のように株主重視の経営で配当維持していくれるがポイントですね。

 

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かんぽ生命保険の株主優待制度の内容は?保険会社ならではの株主優待を期待したい

配当以外で私が重要視しているのは株主優待です(^^)
両方を合わせた総合利回りで投資の実行を判断することもよくあります。

 

残念ながら現状ではかんぽ生命保険は株主優待制度はありません!

 

うーん、これは優待好きな私にとっては投資意欲が大きく減衰します((+_+))
保険会社は優待を用意するのが難しいかもしれませんね。

 

しかしトピー工業のように株主優待として無料で保険に入れる面白い優待もあります。
かんぽ生命保険にも株主還元の一環として検討して頂きたいですね。

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かんぽ生命保険の株式を購入すべきなのか?サラリーマン投資家としては真面目に考えてみた

さて配当利回りは中々魅力的なかんぽ生命保険です。
本来であれば日本郵便グループは公共性の高い企業であり安定的な企業運営が魅力です。

投資に多くの時間を割くことができないサラリーマン投資家にとっては選択肢としてありです。
4%の配当があるので一括で多額投資して引退まで20~30年待てば計算上では倍額以上になると期待できます。

 

 

しかし少子高齢化で市場が減衰していく日本での長期投資による放置はあまりおすすめできません。
日本株で投資するならば株主施策を経営陣がコミットしており、世界市場で稼げる会社ではないでしょうか?
私の場合は三菱商事や自動車関係の銘柄の方がかんぽ生命保険より魅力的と考えてます。

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ただし投資家の中には良く知らない米国企業や、事業内容に普段親しみの無い企業に抵抗がある方もいるでしょう。
日本郵政グループはそういった意味では非常に知名度が高いです。
また不祥事が起きれば今回の報道のように明るみにでるため情報把握がしやすいです。

全力投資はおすすめできませんが、今の利回りが維持されると期待するなら数枚くらいの購入はいいかもしれませんね(^^)/

 

 

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