シャープ(6753)の株価と株主優待は?鴻海精密工業による買収後のシャープ株式はどうなったのか
シャープの社名を知らない方はほとんどいないと思います(^^)
投資している世代であればシャープ製品をまったく利用したことがないのではないかと想像します。
私は頻繁に電化製品を買い替えるタイプではありません。
しかし新たなモノ(冷蔵庫、洗濯機など)を買う際には製品の信頼度にかなり拘ります。
海外駐在の経験からも日本製品のレベルの高さは有難さを感じています。
シャープ(SHARP)に関しても私はわりと前向きな評価を持っています。
しかし鴻海精密工業による買収後にシャープがどのような製品を作っているかあまり考えたことがありません…。
今回は鴻海による買収からしばらく経ち、シャープの株価や株主優待、配当利回りがどうなっているかまとめました。
身近な企業への投資やシャープへの投資を考えている方は是非ご覧くださいね(^^)/
「シャープの最近の株価の動向と今後の予想は?」
「シャープの配当利回りと株価指数は?」
「シャープの株主優待の内容は?」
シャープのような大手企業さえイノベーションがなければ経営危機に陥ります。
サラリーマンとしても自分の勤め先がそうなる可能性はあるわけで…とても考えされました。
日本の現代文化とイノベーションはマッチしない気がします^_^;
私が米国株中心で投資している理由も労働に対する考え方や企業文化の違いに起因しています。
シャープの株式の株価とチャートは?配当利回りと株価指数から今後の株価予想について考えてみる
シャープの株価チャートを確認!鴻海による買収後の株価の変遷はどうなった?
それでは早速ですがシャープの株価がどうなっているか確認してみましょう(^^)/
正直なところシャープに対する投資をこれまで考えたことがありませんでした。
そのためシャープの株価チャートを見るのははじめてです。
鴻海による買収以降、どのような株価の推移をしたのか興味ありますね!
まずは直近3年間のシャープの株価の変遷について参照します。
参照:SBI証券 シャープの株価チャートより
鴻海精密工業によるシャープの買収が完了したのは2016年8月上旬です。
最近のニュースかと思っていましたが…もう3年以上前になるんですね。
2016年末頃にシャープの株価は2000円以下でした。
しかし2017年初頭には大躍進を遂げています!
なんとわずか数カ月でシャープの株価は5000円を突破して3倍程にもなっています。
投資家は鴻海による買収後のシャープの行末にかなり期待していたということでしょうか(^^)
しかしその後のシャープの株価は下落ぶりはひどいものですね…。
ほとんど反発もないままズルズルと長期的に下落しています。
現在の株価は1200円台…2019年は1000~1500円でレンジ相場にあるようです。
1000円を節目に底を打った感じはあります。
しかし含み損の株主が多そうでチャートからは簡単に上昇する絵を描けません。
長期的にシャープの業績成長が期待できないなら参入したいチャートではないですね^_^;
シャープの株価は割安なのか?現在の配当利回りと株価指数からシャープ株式の割安度について考えてみた
家電メーカーの投資はほとんど考えたことがありません。
製品の安定感は感じるのですが投資先として期待していないのが原因です^_^;
鴻海による買収後に一時的にマネーゲームで高騰しているようですが現在はひどい状況です。
しかし業績面から株価が割安に放置されているなら長期投資として考えてみてもいいですね。
現在のシャープの株式の割安度について配当利回りと株価指数から考えてみましょう(^^)/
現在のシャープの株価1,287で予想PERは11.6倍、PBRは3.3倍程度です。
(19/11/01 15:00)
株価が大分下落しただけあってPERはもうすぐ10倍を切る程度に下がっていますね。
自社工場などで生産しているとPBRが高くなるのは避けれませんね…。
続いて配当利回りを確認します。
現在のシャープの株価で予想1株配当は30円、予想年間配当利回りは1.6%程になります。
配当は実施されているものの利回りは高くないようです。
配当利回りと株価指数からはシャープの株式に割安感は感じられませんね^_^;
今後のシャープの業績の向上が期待できれなければ敢えて買いたい銘柄ではないですね。
シャープの中間連結決算の内容は?世界的なテレビ販売苦戦で減益の報道…PTS株価は?
シャープの中間決算の報道。減収減益となったものの通期決算は据え置き
特に株式の割安度はないものの企業知名度は高く注目が集まるのがシャープの株式です。
今回もYahoo!ニュースで産経新聞によるシャープの中間決算について記事がありましたね(^^)
参照:シャープ最終益33%減 世界でテレビ販売苦戦
記事によればシャープの9月期の中間決算は中々厳しい状況です。
売上高は前期比-0.7%で1兆1206億円、純利益は-33.1%で273億円…。
残念ながら中間決算は減収減益となっています。
中国経済失速を受けて液晶パネルやテレビ販売が振るわなかったようです^_^;
最近の中国の状況はシャープに限らず世界経済に与える影響から注意が必要ですね。
厳しい中間決算となったものの現段階では通期決算は下方修正しておりません。
これまで通り前期比で増収増益予想を維持しています。
シャープは引き続き10%以上の売上伸長と8%程の増益を狙います。
下方修正しないということはそれなりに勝算を感じているとういうことでしょうか?
中間決算を受けてのシャープのPTS取引はどうなっている?
今回のシャープの中期決算の内容を受けて今後の株価はどうなるでしょうか?
PTSの取引状況がどうなっているか確認してみましょう(^^)
決算発表である11月1日の終値は1,287円で前日比 +28 (+2.22%)と大きく上昇していました。
(19/11/01 15:00)
さらにPTS取引でシャープの株価は1,300円、終値から+13 (+1.01%)とさらに上昇しています!
(19/11/01 23:58)
決して良い数字ではありませんでしたが投資家予想よりはマシだったということでしょうか^_^;
通期決算が据え置きで後半で取り返す自身を覗かせたのもプラス要因かもしれませんね。
ついに1300円台を奪還したシャープの株式です。
通期予想通りに増収増益を達成できれば来年度以降の成長に弾みをつけることができます。
しかし他に多くの投資先があるなかで私にはあえてシャープに投資する意欲は湧きませんでした…。
2017年上旬のようなマネーゲームのような上昇を期待して宝くじ気分で数口投資するくらいならありでしょうか(^^)?
シャープの株主優待は?シャープ製品を割引で買えたらいいな…
最後にシャープの株主優待を確認しましょう。
残念ながら現在のところシャープは株主優待制度を実施していません。
うーん、優待好きのサラリーマン投資家としては残念です^_^;
シャープ製品を購入する際の割引券やキャッシュバックがあれば嬉しいのですが…。
家電メーカーは株主優待による株主還元にあまり積極的な印象がありませんね。
参照:
ソニー・SONY(6758)の株価の予想。配当とPTS株価の推移は?株主優待でSONY製品が割引に!
ヤマダ電機 (9831)の株主優待が到着。ベスト電器でも使用可能!長期保有狙いで今が買い時か?
上新電機(8173)の株主優待が到着。株価は下落も1株からの端株投資で優待利回りが凄い
製造メーカーよりも販売している家電販売店の優待の方が魅力的です♪
シャープ製品を割引で買いたい方はヤマダ電機やビックカメラ、上新電機の優待がおすすめです。
私もエアコンなどはシャープ製品を実際に購入して使用しています。
メーカーとしては好きなのですが鴻海による買収後も企業として大復活という印象がありません。
投資先として無理にポートフォリオに組み込む予定は今回の決算からも感じませんでした。
管理人クロノはSBIネオモバイル証券で端株投資を実践中です。
最近挑戦しているのは端株による分散投資です!
端株は値嵩株の分散投資や株主番号維持に有効だと思います。
単元株投資(100株など)に対して、1株単位で投資するのが端株投資です。
一時にまとめて単元株を購入するのに比べて時期をずらして購入することが可能です。
株高状況や下落トレンドでは一括購入のリスクもあるので上手く端株投資を利用したいですね(^^)
これまでは端株投資は手数料が高いのが最大の難点でした。
最近Tポイントによる投資を特徴にした新サービスのSBIネオモバイル証券がはじまりました。
Tポイントの有効活用に加えて、SBIネオモバイル証券では端株投資の費用を抑えられます。
端株優待や端株投資に興味がある方は是非下記の記事をご覧くださいね。
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*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。