日本製紙株式会社(3863)は一般消費者に馴染みの紙製品を販売してます
株主優待といっても様々なものがあります。
どんな株主優待が良いかはそれぞれの生活や趣向に依存します(^^)
私は様々な株主優待を取得して優待ライフを送っています。
お気に入りは色々ありますが、生活用品系は特に重宝しています!
今回は日本製紙株式会社の株主優待と株価、配当についてまとめました。
株主優待の中でも実用性の高さから根強い人気がある銘柄ですね。
「日本製紙の株主優待は?」
「日本製紙の株価と配当は?」
日本製紙という会社名をご存知の方はどれくらいいるでしょうか?
聞いたことあるような、ないような…微妙な知名度です。
しかしその商品名を聞けば誰もが使ったことあるものが目白押しです。
日本製紙はグループ会社で主力は紙・紙パック事業です。
他にも化成品、エネルギー、アグリ事業など様々なドメインで事業を展開していますよ。
さらに日本製紙はアイスホッケー好きな方には有名な企業かもしれません(^^)
かつては日本製紙にクレインズというアイスホッケー部もありました。
残念ながら2019年3月に廃部となりました…。
現在は東北海道アイスホッケークラブ合同会社がクレインズ引き継いでいますね。
一般消費者になじみがあるのはやはりBtoCである紙事業です。
代表的なブランドには「スコッティ」や「クリネックス」があります!
そんな身近な製品を作る日本製紙の株主優待と株価をみていきましょう(^^)/
日本製紙の株主優待が到着!株主優待制度は自社商品のセット
日本製紙の株主優待制度は高級紙製品が貰えます
それでは早速ですが日本製紙の株主優待制度の内容を見ていきましょう(^^)
日本製紙の株主優待制度の概要
権利月:3月
株主優待品:自社製品1セット
必要保有株式数:100株以上
日本製紙の株主優待は自社の紙製品のセットです。
100株以上保有しても内容は変わりません。
優待目的なら単元株の保有でOKです!
今回の優待品セット内容は紹介します。
各商品の詳細はリンク先が確認できますよ(^^♪
スコッティシリーズ
・カシミヤ
・ファイン 3倍巻キッチンタオル:2ロール
・ウェットティシュー消毒:10枚
・ファインキッチンピカピカクロス:3枚
クリネックス
・ティシュー アクアヴェール
・ティシュー ローション肌うるるポケット:4個パック
・システィ:4ロール(ダブル)
ご覧の通り、かなり実用的な株主優待品です。
あますことなく使えるので数ある優待の中でも利便性は高いですよ♪
ちなみに私は花粉症の時期は高級ティッシュのカシミヤなどを贅沢に購入します。
アレルギー性鼻炎の人には日本製紙の高品質ティッシュのありがたさが分かるはず…。
日本製紙の株主優待はいつ届く?
日本製紙の株主優待は3月優待です。
3月は優待権利月の銘柄が多いため華やかな優待に埋もれがちです…。
しかし実用品好きな株主達に愛されています(^^)
そんな日本製紙の株主優待はいつ頃届くのでしょうか?
3月に権利確定後、毎年7月上旬頃に発送される予定です。
優待である紙製品の体積が大きく、ヤマト運輸で運ばれてきます。
日本郵便で優待が届かないことは結構あるのでヤマトはいいですね!
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日本製紙の株価の推移を確認。急落が頻繁にあるのが怖い
それでは続いて日本製紙の株価について確認していきましょう。
まずは直近3年間の日本製紙の株価の変遷について参照します。
参照:SBI証券 日本製紙の株価チャートより
2016年後半、日本製紙の株価は1800円程度でした。
アベノミクスと優待人気を背景にその後はグングンと上昇します。
2017年半ばには2300円まで上昇しています。
しかしその後の日本製紙の株価の推移は激しいです…。
反発を挟みながらも1年後の2018年半ばには1800円を割っています。
そうかと思えば底を打ったように再び上昇を開始。
2019年半ばは再度2300円を奪還しました。
1800~2300円の広い割合でレンジ相場と考えればよいのでしょうか。
長期株主にとっては中々安心して保有することができない雰囲気です。
予想通り?2300円を達成後は再び下落がはじまります。
1800円台で反発して現在は1900円台まで上昇しています。
うーん、3月の優待権利確定後に権利落ちするのは想像しやすいのですが…。
ここまで大きなレンジになるのは凄いですね^_^;
株価が急落中は安いと思っても、なかなか参入できないものです。
まだまだ下落するかもしれないと下値で待ってしまい約定しませんね。
最近では端株がSBIネオモバイル証券で手数料安く買えるようになりました。
日本製紙は優待権利落ちから反発が始まった今から少しずつ積み立て買いするのはありですね。
レンジ高値の2300円台で売れれば理想ですね。
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日本製紙の今後の株価はどうなる?株価指数から割安なのか同業他社と比較してみた
チャートからは広いレンジ相場にある日本製紙の株価です。
指標的にはどうなのでしょうか?
長期的には株価は業績に沿って動くはずです。
あまりチャートだけに頼るのは危険だと思います^_^;
日本製紙の予想PERは17.2倍、PBRは0.58倍程度です。
PERは標準的な値で割高・割安感は特にありません。
PBRは結構低いという印象です…。
同業他社とPERとPBRを比較してみましょう。
王子ホールディングス(3861)の予想PERは9.7倍、PBRは0.86倍程度です。
大王製紙 (3880)の予想PERは21.4倍、PBRは1.0倍程度です。
多少の違いはありますが、日本製紙の株価はやはり標準的のようです。
日本製紙の利回りは?配当と優待から総合利回りを算出
続いて配当について確認しましょう。
日本製紙の予想1株配当は40円、配当利回りは2.1%程度です。
なお次回の予想配当性向は36%と標準的な値です。
すぐに減配や無配に陥るよな状況ではありませんね(^^)
日本製紙の株主優待品の価値は金額は公表されていません。
内容から2000円程度とすると優待利回りは1.0%くらいですね。
優待と配当を合わせた日本製紙の総合利回りは単元株保有で3.1%です。
残念ながら目標の5%には届きません。
しかし優待品の利便性の良さを考えると長期保有に興味があります。
日本製紙の今後の株価と業績を決算資料から考察
最後に日本製紙の業績から株価を確認しておきましょう(^^)
決算資料には今後の企業の業績動向が記載されているので必ず確認しましょう!
まずは2019年3月期の決算を確認してみます。
前年比で2.1%増の1兆687億円です。
凄まじい金額です…日本製紙も1兆円企業だったんですね(^^)
しかし2015年頃から売上高はほぼ横ばいです。
今後のさらなる成長には新たな経営戦略が必要です。
株価がレンジ相場なのも成長性の低さによるものがありそうです。
利益段階では経常利益までは前期に比べて28.2増の大幅増益です。
しかし純利益は352億円の赤字決算となりました・・・。
これは生産体制再編成費用、減損損失、環境対策引当金繰入額などを特別損失に計上したのが理由です。
来期はどのような決算予想になっているでしょうか?
2020年3月期は増収増益予想です(^^♪
1期で黒字反転を達成する見込みです。
売上高以上に経常利益の割合が上昇するのは経営努力によるものでしょう。
日本製紙は配当も株主優待もしっかりしています。
下値1800円から反発した今は買い時なのかもしれませんね!
管理人クロノはSBIネオモバイル証券で端株投資を実践中です。
単元株投資(100株など)に対して、1株単位で投資するのが端株投資です。
一時にまとめて単元株を購入するのに比べて時期をずらして購入することが可能です。
株高状況や下落トレンドでは一括購入のリスクもあるので上手く端株投資を利用したいですね(^^)
これまでは端株投資は手数料が高いのが最大の難点でした。
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*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。