かんぽ生命の株価が大暴落!保険販売の不正発覚…株式は売却すべき?配当金と株主優待を確認

かんぽ生命の株価が大暴落!保険販売の不正発覚…株式は売却すべき?配当金と株主優待を確認



かんぽ生命保険で不祥事!?不正販売問題で株価が大暴落!

株式投資をしていると企業に関するニュースは年間を通して色々聞きます。
自分が投資している企業で悪いニュースが流れると衝撃を受けます^_^;
昨年からは私は日産化学のゴーン問題で衝撃の連続でした…。

関連記事>>>
日産の株価が大幅下落!今後の日産株についてチャートと配当利回りから考えてみた

 

さて、今回はかんぽ生命の問題が大きなニュースとなっています。
本日はかんぽ生命の保険の不正販売と株価の下落についてまとめました。

「かんぽ生命の株価が大暴落…今後の株価の予想は?」
「かんぽ生命の配当金は株主優待は?」

 

 

かんぽ生命が保険の不正販売が発覚…厳しいノルマが背景に

かんぽ生命の保険の顧客軽視の不正販売の内容は?

それでは早速ですが今回のかんぽ生命の問題となった保険の不正販売の内容を確認します。
連日大きなニュースとして各メディアで取り上げられていますね。
各報道から今回の問題がどのようなものだったか見てみましょう。

 

今回問題となっているはかんぽ生命が顧客軽視の営業を行っていたことです。
その中身は多岐に渡っています。
これら全てが事実ならとんでもないことです(>_<)

 

かんぽ生命の保険営業の主な問題点

・顧客が保険料が上がる契約を結ばされた
・保険料の二重徴収
・病気発覚後に保険解除で保険金が支払われない
・無保険問題(旧契約後の病気で新たな契約を結べない)

 

 

かんぽ生命によれば5年間で顧客が保険の乗り換えで不利益を被った事例が2万件を超えるとのこと。
さらに保険料を二重に支払っていた事例も2万件を超えているようです…。

 

二重徴収に至っては手当て欲しさに郵便局員が解約を先延ばしにしていたようです。
手当の仕組みが問題視されて、かんぽ生命は制度変更するようです。
しかし、そんなことが常態化している企業風土の方が問題なのではないでしょうか^_^;?

参照>>>
【図解・経済】かんぽ生命の不適切契約問題(2019年7月)

 

 

保険の正しい知識は人生において重要です(^^)
私はFP(ファイナンシャルプランナー)の資格をとるこで理解しました。
資格取得まで行かなくても一度勉強すれば人生の大きな財産になりますよ!

 

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FP3級の合格発表(合格点公開)!おすすめテキストと過去問の問題集で独学でも十分な合格率が達成可能
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かんぽ生命の不正販売問題の原因は厳しいノルマが一因か

二重払いは手当て目的だけが原因ではないようです。
旧保険の解約時期をずらすことで、乗り換えではなく新規保険を偽装することができます。
この新規獲得で営業実績を上げることも目的だったとみられています。

 

顧客の抱える問題を解決するサービスを提供して対価を得るのがビジネスです。
顧客に不利な条件を与えて利益を上げようとする発想は既に普通の企業から逸脱し過ぎています。

 

 

 

かんぽ生命と日本郵便の社長が謝罪会見。金融庁が処分の検討へ

かんぽ生命保険は既に顧客に不利益となる保険契約の存在を認めています。
すでにかんぽ生命と日本郵便両社のトップ、両社長が謝罪しています。

 

今回発覚した不正販売は保険業法に反する疑いがもたれています。
これから本格的な実態解明が進んでいくと思います。
金融庁からの指導・処分について意向も既に報道がされている状況ですよ。

 

金融庁には今回の件について今後しっかり調査して頂きたいです。
顧客に損害を与える営業が常態化しているのであれば根本的な改善が必要ですね( ゚Д゚)

参照>>>
金融庁、処分へ=顧客軽視の営業、厳しく追及

 

 

 

かんぽ生命保険(7181)の株価が大暴落。今後の株価を配当金や株主優待から考えてみた

かんぽ生命保険の株価の下落がひどい…株価チャートを考察してみた

さて大きな問題が発覚したかんぽ生命…株価はどうなっているでしょうか?
まずは直近3年間のかんぽ生命保険の株価の変遷について参照します。

jp-life

参照:SBI証券 かんぽ生命保険の株価チャートより

 

上場以来、久しぶりにかんぽ生命の株価チャートを見ました(^^)
2016年後半から2500円を中心に±300円の範囲でレンジ相場が続いていたようです。

しかし2019年4月に株価はレンジから下離れします。
株価は一気に2000円まで急落しました…。

 

上場した時期に比べると株価は半値程度になっています。
当時はかんぽ生命保険の株価がここまで下落するとは想像していませんでした^_^;

 

 

さらにここに来て今回の不正販売報道です。
株価は一気に急落しました。

報道が大きく取り上げられ、7月11日のかんぽ生命保険の株価は前日比 -123 (-6.41%)で1795円です。
株主にとっては大分つらい状況ですね…。

 

このような状況では新たな売り出しなどはしばらく無理そうです^_^;

 

 

かんぽ生命や日本郵便は公共性が高い企業です。
投資した方はここまでの下落を想定しづらかったのではないでしょうか?

優待狙いでなければ端株投資で分散投資も良いと思います。
私も値嵩株などを中心にいくつもの銘柄は端株投資しています。

 

最近ではSBIネオモバイル証券でかなりの低料金で端株が買えるようになりました!
かんぽ生命の株価がどこまで下落するか分かりませんが…
株価が安いうちに端株投資で積み立てるのもありですね。

端株投資で興味がある方は是非ご覧くださいね(^^)

関連記事>>>
SBIネオモバイル証券で端株投資がおすすめの理由を徹底解説!端株優待とは?

 

 

かんぽ生命保険の株価が急落で買い時なのか?配当利回りと株価指数から割安か考えてみた

今年に入って株価が大幅に下落しているかんぽ生命保険です。
さすがにここまで下がると株価は割安なのでしょうか?

配当利回りと株価指数から現在のかんぽ生命の株価を考えてみましょう。

 

かんぽ生命保険の予想PERは10.9倍、PBRは0.5倍程度です。
さすがに株価が急落しただけあって指標的には割安ですね^_^;

うーん、株高状況が続く中で久しぶりに見た割安度です。

 

 

続いて配当金について確認してみます。
かんぽ生命の予想1株配当は76円、年間配当利回りは4.2%です。

配当利回りだけで4%を超えているのも魅力的です。
普段から人気の優待銘柄ばかり見ているので驚くような値です!

 

 

かんぽ生命の株主優待は?

私は銘柄を選ぶ際は配当に加えて株主優待も重要視します。
配当に比べて優待によっては非常に高い利回りの企業もあります。

配当と優待を合わせた総合利回りが5%を超えることを1つの投資指標としています(^^)

 

さて、かんぽ生命の株主優待は何が貰えるでしょうか?
残念ながら…現時点ではかんぽ生命は株主優待制度を実施しておりません!

保険業という生業からも株主優待が実施しづらいかもしれませんね^_^;

 

 

今後のかんぽ生命の株価はどうなる?

さて指標的には割安なかんぽ生命保険の株価ですが、今後はどうなるでしょうか?
株価指数の観点から、ここからPERが大きく下がるのは想定しづらいです。

しかしそれは現在のEPS(1株利益)が維持していればの話です。

 

今回の問題を受けてかんぽ生命は顧客の損害補填を検討しています。
顧客が無保険の間に支払った入院費用などは、旧契約に基づいて保険金を支払う意向のようですね。
また二重で徴収した過剰な保険料は払い戻す方針のようです。

 

かんぽ生命の営業方法も今後是正されていくでしょう。
したがって今後はかんぽ生命保険の売上や利益が減少していくと考えています…。

 

現在は割安に見えるPERもEPSが下落すれば当然ながら上昇してしまいます。
サラリーマン投資家としてはこのような危険な状況の株には新規参入はしないでおきます^_^;

 

 

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これまでは端株投資は手数料が高いのが最大の難点でした。

 

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