日産の株価がPTSで暴落中…決算発表で今後どうなる?配当と配当性向、業績予想を確認!

日産の株価がPTSで暴落中…決算発表で今後どうなる?配当と配当性向、業績予想を確認!



日産自動車のPTS株価が決算発表で大暴落しています…

連日の株価下落で投資家心理も悪化してきていますね…。
私も保有している日米株の下落に耐え忍んでおります^_^;

しかし基本は配当再投資をスタンスとしているので現状では特段気になっていません。
高値圏の株価を買い増しするのも勇気があるので丁度良い冷却期間かもですね。

 

さて本日はポートフォリオの1つである日産自動車(7201)の決算発表がありました。
長期投資なら大丈夫!と強がってみてもやはり期末決算は気になるものです。

本日は日産自動車の決算と株価について考えてみました。

「日産自動車の株価がPTSで暴落!今後はどうなる?」
「日産自動車の決算の中身は?」

 

しかしゴーン問題はかなり長引いてますね…。
早く経営陣は経営に集中できるように問題解決して欲しいものです。

 

日産の株価が暴落中!株価の割安度を配当利回りと株価指数から確認

日産自動車の株価が下落トレンド中…株価は今後どこまで下落するのか

それでは早速ですが日産自動車の株価について見ていきましょう。
まずは直近3年間の株価の変遷について参照します(^^)

nissan

参照:SBI証券 日産自動車の株価チャートより

 

2018年中頃までは1100円前後でレンジ相場が続いてました。
日産の株価は下げてもいつか戻る!
そんな安心感が日産の株価にありました^_^;

 

しかしゴーン問題を皮切りに株価は急速に下落をはじめます…。
2018年末には850円を割る安値をつけました。

関連記事>>>
日産自動車(7201)のゴーン会長逮捕!PTSで株価が大暴落で被弾。報酬過少申告で金融商品取引法違反の疑い…
日産自動車(7201)のカルロス・ゴーン容疑者逮捕続報!関連株価は大幅下落。ルノーの株価も急落

 

その後は反発して950円程度まで戻していました。
さすがに下げ過ぎていたので1000円程度まで戻るかな?と考えてましたが甘かったです!
株価は再度下落をはじめて850円まで出戻りとなりました。

 

日産の株価は割安なのか?配当利回りと株価指数から考えてみた

下落が続く日産の株価ですが今は割安なのでしょうか?
株主としてここはしっかり配当利回りと株価指数を確認してみます( ゚Д゚)

日産の予想PERは10.3倍、PBRは0.6倍程度です。
分かっていましたがアベノミクスによる株高環境でも株価は割安そうですね!

しかし残念ながら自動車業界は万年割安株な状況です…。
PERやPBRが低いからといってお買い時と単純には考えることができません。

 

 

続いて配当利回りを確認します。
日産自動車の予想1株配当利回りは57円、年間配当利回りは6.78%の予定です。

うーん、とても魅力的な利回りですね^_^;
ここまで配当利回りが高いと通常は倒産まじかの企業だったりして投資するを避けます。
しかし対象が日産自動車だと安心してしまうのは投資家として愚かでしょうか?

 

なお日産は株主優待も実施しています。
優待内容が気になる方は下記の記事をご確認ください(^^)

関連記事>>>
日産自動車(7201)の株主優待が到着。招待特典制度で新車購入時にギフトカードとカタログギフトが贈呈

 

 

日産の株価がPTSで暴落中!決算発表の内容は?

日産のPTS株価PTSが大幅に下落しています…今後の株価も波乱か?

さて続いて決算発表後の日産の株価について考えてみます。
まずは決算発表後のPTSの値動きを確認します!

 

現在の日産自動車のPTS株価は800円ちょうどです。
日産のPTS株価はザラ場に比べて-40.2 (-4.78%) と大幅に下落しています(>_<)

 

日産自動車の株価が800円を下回るのはなんと2013年初頭以来です!
ここ数年のアベノミクスによる株高が一気に吹っ飛んだ状況です。

最近十分なほど株価は調整していたので…ここまで下げるとは予想以上でした。

 

日産自動車の決算発表内容は?2018年度連結決算は減収減益

PTS株価の暴落を引き起こしたのは日産の決算発表の内容が原因です^_^;
見るのも怖いですが内容を確認していきましょう…。

まずは2018年度通期連結決算の概要を一覧してみます。

 

nissan

参照:日産自動車、2018年度通期連結決算を発表

 

売上高は前年比-3.2%の微減でした。
ゴーン問題で揺れる中、検討した方ではないでしょうか?

しかし営業利益は-44.6%と大幅な減益です。
純利益では-57.3%と50%を超える大幅なマイナスとなりました。

 

大幅な減益となったものの2018年度の配当は当初の予定通り1株配当57円を維持する予定とのことです。
配当修正による減配とならず本当に良かったです^_^;

 

日産自動車の次期業績予想は?利益予想の内容を確認

続いて2019年度の業績予想を見ていきましょう。
今年度は残念な結果だったものの、来期が良ければ株主としては少しは安心できます。

日産の決算発表のプレゼンテーション資料を見てみましょう。

nissan

参照:2018年度決算発表(2019/05/14) プレゼンテーション資料

 

2019年度の売上高予想は前年比-2.4%と微減の予想です。
今年度に引き続き2期連続でわずかではありますが減収となってしまいました。

 

気になる当期純利益ですが、前期比-46.7%と大幅な減益予想です。
正直ここまで厳しい数字は想定してませんでした^_^;

 

実際の数字としては-1491億円となります。
この内、900億円は為替と原材料・関税の影響です。
それに加えて規制対応や商品性向上で1100億円の費用増加見込んでいます。

 

 

日産の配当はどうなる?配当利回りと配当性向から今後の株価を考えてみた

残念ながら大幅減益の予想ですが配当どうなるでしょうか?
2018年度の配当は57円の予定です。
日産自動車の2019年の予想1株配当は40円です!

 

久しぶりの大幅な減配となりました。
正直なところ増配は無理でも配当維持くらいは経営が維持を見せると見込んでました(>_<)
17円も減配されるとは株主としてはショックです…。

 

さて減配されると現在のPTS株価で利回りはどうなるでしょうか?
株価を800円とすると配当利回りは5%です。
現在と同程度の6%の利回りを維持する場合は株価は666円となります^_^;

 

さすがに600円台は想定していませんが、700円台は十分にあり得ますね。
既に複数単元保有していますがナンピンを考えています。

700円台前半に株価が下げるまでは我慢して買い時を探りたいと思います!

 

 

管理人クロノはSBIネオモバイル証券で端株投資を実践中です。

単元株投資(100株など)に対して、1株単位で投資するのが端株投資です。
一時にまとめて単元株を購入するのに比べて時期をずらして購入することが可能です。

株高状況や下落トレンドでは一括購入のリスクもあるので上手く端株投資を利用したいですね(^^)
これまでは端株投資は手数料が高いのが最大の難点でした。

 

最近Tポイントによる投資を特徴にした新サービスのSBIネオモバイル証券がはじまりました。
Tポイントの有効活用に加えて、SBIネオモバイル証券では端株投資の費用を抑えられます。
端株優待や端株投資に興味がある方は是非下記の記事をご覧くださいね。

無料口座開設(公式サイト) 

関連記事>>>
SBIネオモバイル証券で端株投資がおすすめの理由を徹底解説!端株優待とは?

 

 

*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。

クリックして頂けると大変励みになります(^^)
にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ