NTTドコモ(9437)の株価は今後どうなる?株主優待と配当から株価が買い時なのか考えてみた

NTTドコモ(9437)の株価は今後どうなる?株主優待と配当から株価が買い時なのか考えてみた



NTTドコモ(9437)の株価が暴落中…株主にはきつい時期です

年初の世界的な株価暴落も既に懐かしく、最近は株式市場も好調です。
そんな中、業界全体で株価が不調な1つが通信業界です。

私は優待銘柄が好きなのでKDDIの長期保有をしています。
しかし最近の株価の下落はかなりこたえてます…^_^;
株主優待も配当もおすすめですが市場トレンドには逆らえないといったところでしょうか。

 

さて、KDDIと同様に株高市場で不調に喘ぐ銘柄があります。
それは通信業界大手のNTTドコモ(DoCoMo)です。

最近ではNTTドコモの株価が暴落と言ってもいいレベルで下落しています。
そのため私も含めて多くの投資家が投資のタイミングを図っているのではないでしょうか(^^)

 

本日はNTTドコモについて投資するタイミングを考えてみました。
長期保有や高配当銘柄がお好きな方は是非ご覧ください!

「NTTドコモの株価はどうなる?割安度を考えてみた。」
「NTTドコモの配当利回りと株主優待を確認してみた。」

 

 

NTTドコモ(9437)の株価の下落が止まらない…配当利回りと株主優待は?

NTTドコモの株価は下落トレンド中。長期チャートで株価の変遷を確認!

それでは早速ですがNTTドコモの株価について見ていきましょう。
まずは長期の動きを考えるため、過去5年間の株価の変遷を参照します。

 

nttdocomo

参照:SBI証券 NTTドコモの株価チャートより

 

2014年中頃に1600円程だった株価はアベノミクスで順調に上がります。
調整を挟みながらも上昇して2016年中頃には2800円に到達します(^^)

その後は長いレンジ相場でしたが2018年に入り緩やかな上昇の開始です!
一時は3000円を超えて5年未満で株価は2倍弱となりました。

 

しかし2018年に通信業界に大事件が勃発します。
なんと政府が通信費抑制向けて動きだしたのです^_^;
MVNOなども増えてきて殊更に通信大手をたたく必要もなかったように思うのですが…。

NTTドコモの株価はニュースを受けて急激に下落!
あっという間に2018年末には2400円を割りました。
その後は反発して戻しましたが、最近の楽天の参入などで再び2300円台に突入です。

 

アベノミクスで上がった株価も一気に2015年頃の株価まで戻ってしまいました。
最近NTTドコモの株主になった方にはきつい相場状況でしたね。

 

NTTドコモの株価は割安なの?株価指数から考えてみた

さて、だいぶ下落したNTTドコモの株価ですが現在は割安なのでしょうか?
高値圏の3000円の頃に比べれば安いですが、しっかり指標も確認しておきましょう。

 

現在のNTTドコモの株価で、予想PERは11.5倍、PBRは1.41倍程度になります。
最近の株高環境を考えれば、どちらかといえば割安といったところですね(^^)

 

NTTドコモの予想1株配当はなんと110円です!
年間配当利回りは4.74%もあります。
これはかなり魅力的な水準ですね。

現在の配当で配当性向は54%程度です。
それなりに高い水準になってきているので、減益となると減配も覚悟しなければなりません。

 

しかし現在の配当水準を維持してくれるならばNTTドコモの株価は買いたくなりますね(^^♪
米国のAT&Tもそうですが、通信業界は成長性が期待されない分、割安ですね。
そのおかげで配当利回りが高いことが多いので長期投資家としてはすぐに惹かれてしまいます。

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シーゲル流の投資では継続して存在できる企業こそ真の利益を与えると考えます(^^)
NTTドコモも親会社の威光もあり、将来まで継続できるのでは?
そう考えると高配当の存続企業として投資妙味がありますね!

 

NTTドコモのような高配当銘柄の長期投資はサラリーマン投資家にはありですね。
しかし今回の下落のように、直前で買って高値掴みに…なんてこともあります^_^;

株主優待狙いでなければ端株で積み立てるのもリスク分散としていいと思います。
最近はSBIネオモバイル証券で端株を手数料安く買えるようになった利用したいです。

 

私も値嵩株や優待株の端株投資をしてます。
下がっても端株で買い増しできると思うと精神的にも健全を保てます!

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NTTドコモの株主優待は?通信大手には通信料割引の優待を期待したい

続いてNTTドコモの株主優待について確認してみましょう。
NTTドコモの株主優待は…現在は実施されていません!

うーん、優待好き投資家としてはこれは残念な状況です^_^;
私がNTTドコモではなくてKDDIに投資している理由の1つが株主優待の有無です。

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もちろん株主優待だけが株主還元ではありません。
むしろNTTドコモは配当性向を上げて配当で株主に還元しているので良い企業です。

しかし日本市場という特殊な環境では株主優待を実施した方が株価がより上がることが多いです。
ソフトバンクも同じような状況ですが、優待実施も是非考えても欲しいですね(^^)

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NTTドコモの今後の株価はどうなる?現在の業績から考えてみた

配当利回りが魅力的なNTTドコモですが、今後の株価はどうなるでしょうか?
現在は将来の漠然とした不安で売り込まれている状況でしょうか。

実際に今後の収益が明らかとなればそれに合わせた株価に修正されていくものと思います。

 

今後の収益がどうなるか決算発表資料を紐解いてみましょう。
次回の決算は2019年4月26日で間もなく発表予定です。
今回は第3四半期決算資料の内容を確認してみます。

 

nttdocomo

参照:2018年度 第3四半期決算説明会資料

 

2018年第3四半期は営業収益・利益ともに増加となる好調な経過報告でした。
主力の通信事業に加えて、スマートライフ事業もしっかり成長しています(^^)

この進捗であれば2018年度の決算は想定通りに着地しそうです。
決算出尽くしや失望売りはないのでは?と予想しています。

 

しかしNTTドコモの株価が下落しているのは将来への失望からです。
政府の通信費抑制に加えて、楽天などの競合の参入で収益が低下することが懸念されています。

国策や世間の声に逆らって高額な通信費をユーザーから貰い続けるのは難しいのではないでしょうか。
今後は通信事業は競合にシェアを奪われないようにするだけでも苦労しそうです。

 

NTTドコモの株価が上昇するにはやはり将来の成長事業を作り出すのが必要そうです。
新サービスとして「新体感ライブ」を展開していますが、浸透度はイマイチでしょうか^_^;

今後の鍵を握るのは各社が鎬を削っている決済事業の成否です。
金融・決済サービスはNTTドコモにおいても、この第3四半期で23%も成長しています。

nttdocomo

 

dカードやd払い、dポイントを浸透させて他社に対していち早く優位な立場を築けるか注目です。
ひとまずNTTドコモへの投資は時期成長産業の勝ち目が見えるまでもう少し待ちたいと思います。

 

 

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