大塚家具(8186)の株価が暴落中…株主総会もニュースになりました
本日ニュースをみていたら大塚家具の株主総会がニュースになっていました。
アベノミクスによる株高で日本でも投資家が増えたとはいえ、株式投資はまだまだマイナーです。
TVニュースで株式関係の話題が流れると嬉しくなるのは私だけでしょうか(^^)?
しかし大塚家具のニュースは株主にとっては嬉しい内容ではありません…
昨年から経営権を巡って親子の激しい争いが報道されてきました。
内紛は企業経営を著しく悪化させることもあり大塚家具の株価暴落が取り上げられてきました。
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大塚家具 (8186)の今後の株価は?社長交代以降は株価続落、セール開始は倒産への始まりか。
久しぶりに大塚家具のニュースが取り上げられていることもあり、株価を確認してみました。
日本株の長期投資や注目株式投資に興味がある方は是非ご覧ください(^^)
「大塚家具の株価が下落中…今後の株価はどうなる?」
「大塚家具の配当利回りや株主優待は?」
私はサラリーマン投資家が目指す投資スタイルとして長期配当再投資が有効と考えています。
しかしその前提としては投資する企業が将来まで潰れないことが前提です。
永続できる企業こそが真に投資家に利益をもたらすのではないでしょうか。
シーゲルの本は、投機ではなく本当の投資の一端を学ぶことができますよ(^^)
大塚家具の株価が暴落中…今後の株価はどうなる?株価指標と利回りから検討してみた
大塚家具の株価の下落が止まらない。株価は3年で5分の1に…
それでは早速ですが最近の大塚家具の株価がどうなっているか確認してみましょう!
直近3年間の大塚家具の株価の変遷を参照します。
参照:SBI証券 大塚家具の株価チャートより
うーん、これはかなりひどい状況ですね^_^;
3年前は1500円程度だった大塚家具の株価ですが、現在は300円程まで大暴落です。
3年間で株価が80%も下落となると株主はたまったものではありません!
私の他の銘柄ですが株価が数年で10分の1まで下落して大きな損切をした過去があります…。
損切が損切を呼ぶ連鎖的な下落トレンドを止めるのは容易ではありません。
大きな買い圧力が生まれるまでこの下落はしばらく継続するのはないでしょうか。
大塚家具の株式の株価指標は?今が底値で買い時なのか?
さて下落が続く大塚家具の株価ですが今はお買い得なのでしょうか?
総悲観により株価が実際の価値より低くなっている場合も多々あります。
大塚家具の株価が割高なのか、割安なのか…株価指標から考えていみましょう。
株価指標であるPERは、1株利益(EPS)を計算に用います。
しかし大塚家具は赤字決算であり、EPSはー87.7円です。
したがってPERは算出不可能です^_^;
資産価値に対する割安度を判定するPBRはどうでしょうか?
現在の株価がで大塚家具のPBRは0.45倍です。
市場は大塚家具が保有している資産に比べて株価は半分程の価値しかないと判断しているようですね。
大塚家具がこのまま倒産した場合、まずは債権者に資産を売却して返金することになります。
残りは株主で分配して精算することになるでしょう。
資産価値が時価総額の倍程もあるのでいざという時も投資額は戻ってくるでしょうか?
残念ながら株式会社の精算では保有資産が買いたたかれることも多々あります^_^;
大塚家具が破産により倒産した場合、株主はそれ相応の損害がでるのではないかと考えます。
個人的にはPERがマイナスで回復の見込みが高くない企業への投資は投機だと考えてます。
大塚家具の株式の配当利回りは?株主優待との総合利回りを考えてみた。
株価がPERから割高になっていても長期保有で回復を待つ手もあります。
その前提としては企業が永続できることと配当がしっかりあることと考えてます。
現在の大塚家具の株式の予想1株配当は0円です。
したがって配当利回りは0%です…。
何万株保有していようと配当は0円なんです!むなしすぎます…。
さらに現在は大塚家具は株主優待制度を実施しておりません。
大塚家具の株主でも同社の家具を割引で買えるなどの恩恵は全くありません。
現状大塚家具のインカムゲインは0円、総合利回りも0%ということです。
株価回復によるキャピタルゲイン以外に保有する目的はありませんね^_^;
追記(2019.06.10)
大塚家具が株主優待を新設しました(^^)
正直この状況で?と驚きを隠せません!
大塚家具(8186)が株主優待を新設!今後の株価はどうなる?配当と優待利回りから考えてみた
大塚家具の今後の株価は?決算と業績を確認してみた。
現在の株価が業績不振から低くても、回復の兆しがあれば買い時かもしれません。
2018年の決算と今後の売上予想から大塚家具の株式が買い時なのか考えてみましょう。
直近の業績として先月発表された決算資料を確認していきます(2019年2月15日)。
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2018年12月期決算説明資料
売上高は前年比で9%のマイナスです。
販管費抑制等で吸収することはできず、経常利益でマイナス14.2%となっています^_^;
純損失は圧縮したものの連続しての売上・利益の減少は深刻な問題です。
さて2019年度はどうなるのでしょうか?
大塚家具の経営方針は「外部とのアライアンス、積極的な投資により業績改善を図る。」です。
中国の家具販売大手企業であるEasyhomeと業務提携に関し基本合意に達しています。
大塚家具の業績の中でも唯一成長しているEC事業の拡大が今後の鍵となりそうです。
さらにヤマダ電機とも業務提携を基本合意しています。
同社の「家電住まいる館」事業に関して、大塚家具のノウハウ等を提供して事業拡大を狙うようです。
確かに私の住んでいる場所の近所のヤマダ電機で家具コーナーがここ数年で突然できました!
中身はニトリみたいな感じですね(^^)
こちらの事業はまだまだ行先が見えない印象です…。
差別化戦略も明確でなく、どういった事業戦略なのか曖昧な印象です。
なお2019年度の損益⾒通しは、事業計画策定中のため非公開です。
今後の公表を待ちたいと思います。
大塚家具の株主総会がニュースに!父・勝久氏の復帰も検討!?
大塚家具は、株価だけでなく業績から企業継続すらも心配される状況です。
株主にとっては、このまま指をくわえて倒産を待つわけにはいきません。
株主総会では久美子社長からの謝罪もあったようですが、株主の願いは業績回復ですよね^_^;
そんな中、親子の争いで同社を後にした父・勝久氏の復帰を願う株主もいるようです。
ヤフーニュースでは勝久氏を取締役に推す動議があった模様です。
「父・勝久氏を取締役に」大塚家具 株主総会で動議
久美子社長と勝久氏との経営方針の違いで始まった大塚家具の経営問題です。
あれから時が経ち、少なくとも久美子社長のやり方は大塚家具に利益をもたらさなかったのは事実です。
勝久氏が加わることで昔のような勢いが取り戻せるのかは分かりません…。
ニトリをはじめ強力な競合も現れて、家具業界のビジネスは激変が起きているのです。
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ニトリホールディングス(9843)の株価が下落…今後の予想は?株主優待でお得にニトリで買い物できます
私は投資において最も重要なことの1つが、永続する企業を見極めることと考えています。
大塚家具の行末をみながら企業の盛衰にすいて考察を続けていきたいと思います。
管理人クロノはクラウドポートのFundsに期待してます!
私は株式投資以外のリスクを下げた投資も組み合わせ資産運用しています。
今期待しているのはクラウドポートが運営するFunds(ファンズ)です。
上場企業に対する貸付するファンドへの投資なので安定感がありそうです!
ソーシャルレンディングとは違う仕組みですが、株式よりSLに近い印象です。
Fundsに興味がある方は是非ご覧くださいね。
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クラウドポートのFunds(ファンズ)で新たな資産運用、貸付投資が魅力的!ソーシャルレンディングとの違いは?
まだ実際のサービスは開始されていないですが、参加企業を見る限り初期案件はさすがに良さそうなものが揃えられていますね(^^)
まずは口座開設を済ませて、納得できる貸付投資の案件が出たら少額からはじめるのをオススメします。
無料口座開設(公式サイト)>>>Funds
管理人クロノはソーシャルレンディングで資産運用中です。
株式投資と違い日々の値動きを気にせずに資産運用が可能なのがソーシャルレンディングです。
しかしながら最近になり事業者リスクが高まり、運用するSL業者の選別が重要になっています。
私が現在投資中のSLの中でも今オススメできるのはOwners Bookになります!
利回りはそれほど高くありませんが、不動産プロの目利きによる案件のレベルの高さがいいですね。
また、早期償還になった際に想定利回りが上昇することもあるので資産の運用効率も良くなりますね!
案件数はそれほど多くない上に人気化することも多いです。
まずは口座開設を済ませて、納得できる案件が出た際に少額から投資を開始するのをオススメします。
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*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。