スルガ銀行(8358)の株価はどうなる?巨額赤字ニュースで倒産の危険性はあるのか。シェアハウス破綻の影響が大きい

スルガ銀行(8358)の株価はどうなる?巨額赤字ニュースで倒産の危険性はあるのか。シェアハウス破綻の影響が大きい



スルガ銀行の赤字決算ニュース…コンプライアンスが厳しく問われる時代

スルガ銀行の決算ニュースがありました。
シェアハウス問題で顧客離れも続いており、厳しい巨額赤字決算となりました…。

儲かれば良し!という企業論理優先の商売がまかり通る時代は終わりつつあります。
企業は社会の公器として真の価値が求められる時代ですね(^^)

 

スルガ銀行は東証一部上場の株式会社です。
株主の立場としては投資した企業が利益を上げることは重要です。

しかしルールは破って積み上げた利益や名声はあっという間に崩れるという良い例となってしまいました。
先日のレオパレス21も企業論理を優先した結果ではないでしょうか?

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本日はスルガ銀行の決算ニュースと今後の株価について考えてみました。
今の株価で参入する価値はあるのでしょうか?

「スルガ銀行の決算ニュース…巨額赤字の内容は?」
「スルガ銀行の株価が急落中、今が買いなのか?」

 

株主にとって本当に利益を与える会社は永続する会社です。
シーゲルの名著ですので株式投資を始める方はは是非読んでみてくださいね!

 

スルガ銀行の決算ニュース!シェアハウス問題で巨額赤字転落

シェアハウス問題での費用増加が経常費用が大幅増加

スルガ銀行の第3四半期決算がありました。
その内容が巨額赤字だったこともありニュースサイトで大きく取り上げられています。

シェアハウス問題による費用増加や顧客離れによる影響が大きいようですね…。
シェアハウス問題や過去の株価解析は下記の記事を先にご確認ください。

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スルガ銀行 (8358)の今後の株価は?一部業務停止が倒産のきっかけになるのか

 

それでは今回の決算資料の内容を確認してみましょう。
下図は連結業績の対前年比になります。

 

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参照:スルガ銀行 2019年3月期 第3四半期決算短信資料より

 

2018年第3四半期は347億円の利益でした。
それに対して2019年はなんと981億円の赤字です!

 

内容を見るとシェアハウス関連融資等にかかる与信費用の増加が大きく響いた結果です。
経常費用が前年同期比1210億円も増加して1879億円にもなっています…。
その結果、経常利益が789億円の赤字になっています。

 

さらに特別利益・費用と法人税支払いで四半期純利益は961億円の損失となっています。
利益を追い求めた結果、巨額の赤字に陥るという皮肉な結果ですね^_^;

 

スルガ銀行の配当支払い、前期は不配転落…後期は未定です

上場企業の会社の所有者は株主となります。
利益は株主に還元する必要がありますが、スルガ銀行はどうなっているでしょうか?

2018年は第2四半期と期末それぞれで10.5円の配当でした。
年間の1株あたりの配当は21円とういことです。

 

今年がどうなっているか同様に決算短信で確認してみましょう。

suruga

 

2019年は第2四半期は不配に転落しました…。
スルガ銀行の株式の期末の配当金は現在の所は未定とされていますね。

大きな問題を起こして株価が下落していることから株主還元は実施したいところだと思います。
しかし源泉となる本業の利益が大幅赤字であることもあり無理な配当実施は倒産危機が高まります。

 

決算短信を見ると2019年3月の連結決算で最終的には975億円の赤字予定となっています。
黒字化するまでは無配は仕方ないと考えざるを得ません^_^;

 

赤字ニュースでもスルガ銀行の株価は大幅高!悪材料出尽くしか?

シェアハウス問題以降にスルガ銀行の株価は大暴落…株価指標は標準値

さて今回の決算短信を受けて今後の株価はどうなるでしょうか?
まずは決算日までの株価の値動きを30年間の長期チャートで見てみましょう。

 

suruga
参照:SBI証券 スルガ銀行株価チャートより

 

2月14日の終値は450円で、過去30年間で株価は底値圏になることが分かります。
地銀の雄として評価が高まりアベノミクスの恩恵で一時は2500円以上の時もありました。

シェアハウス問題で1年と経たずにマイナス2000円…株主にはきつい状況です。

 

株価指数ですが、赤字のためPERは算出不可です。
PBRは0.44倍と割安を示していますが銀行セクターでは標準的な値です。

このまま期末配当も0円であれば無配となり、配当利回りは0%です。
株価を読む上ではかなり厳しい材料が揃っていますね^_^;

 

私はスルガ銀行にいくつか口座を持っている顧客になります。
スルガ銀行の宝くじ口座やANA口座は中々魅力的です!

しかし株主ではありません。
自分がスルガ銀行の株主だった場合、塩漬けにつするか損切するか悩む株価です。

 

せめて配当を維持してくれると長期保有を決め込むことができるのですが…。

 

決算短信ニュースでスルガ銀行の株価が大幅高!

さて今回の第三四半期の決算短信のニュースを受けて株価はどうなるでしょうか?
確かに大幅赤字ではありますがこれまでの予想の範疇といえます。
既に前回の赤字転落のIRニュースから業績予想の赤字幅拡大などはありまえんでした。

 

第三四半期決算短信発表の翌日2月15日の前場では、株価は大幅に上昇しております!
株価は一気に70円近くも高くなり、14%以上もの大幅高となっています。

シェアハウス問題以来、下がり続けていたスルガ銀行の株価ですがいよいよトレンドが反転かもしれません。
赤字決算でも材料出尽くしでこれ以上の悪化はないと市場が判断したのでしょうか(^^)?

 

今回の不祥事で顧客離れが続いていますが、本業の営業利益は未だ黒字にあります。
貸倒引当金など費用が一反落ち着けば黒字も可能かもしれません。

将来的に業績がある程度戻ってきて黒字と配当が維持されるのであれば魅力的な株価かもしれませんね。
サラリーマン投資家にとっては結局ギャンブル投資のような銘柄になると思います。

 

株価自体は低い低位株となったので100株くらいであれば宝くじ気分での購入もありですね(^^)
しかし一時に比べて大きく安いからといって一転集中投資は避けた方が賢明です。
株価が安くなるのは個人投資家が与り知らない情報も含めれば必然性を伴っているものです。

 

 

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