PTSの状況を追記しました(2019月2月2日)。
サンバイオショックと呼ばれる状況になっています…。
サンバイオの株価がPTSで大暴落中…バイオ株はリスク高い
日米の優良銘柄投資で資産運用に挑戦中の管理人のクロノです。
株式投資をはじめた頃は資産が短期で何倍にもなることを夢見てました…。
そのため短期間で売上が何倍にもなる可能性がある夢がある銘柄をちょくちょく買いました。
マザーズ銘柄、特にバイオ関係は新薬承認で一気に売り上げ増と急成長が期待できます。
そのため個人投資家で億り人を短期間で目指す人は一点投資で勝負したりしますね^_^;
私も単元株レベルですが夢を追って買ったものです。
本日はマザーズに上場中のサンバイオが期待の新薬候補品の臨床結果を報告しました。
残念ながら、その結果を受けてPTSで株価が大暴落中です。
夢あるバイオ株投資ですがリスクも高いということですね。
今回は下記の観点で記事をまとめました。
宝くじ気分で少額購入はいいですが、集中投資は危険ですよ。
「サンバイオの期待の新薬候補、SB623の治験結果がIRニュースで発表」
「今後のサンバイオの株価はどうなるのか?PTSから予測」
資産を短期間増やせるリターンが期待できるということは…
その分のリスクがあるということに他なりません^_^;
サンバイオの再生細胞医薬品SB623の慢性期脳梗塞を対象にした臨床試験の結果は?
SB623の慢性期脳梗塞の米国フェーズ2b主要評価項目について発表
サンバイオは再生細胞医薬品を開発する新興バイオ企業です。
同社のSB623は慢性期脳梗塞の新薬として期待され米国で臨床試験中でした。
本日はSB623のフェーズ2b試験の結果がIRニュースで発表されました。
本試験では慢性期脳梗塞に伴う運動機能障害を呈する患者を対象に有効性と安全性が検討されました。
しかし試験の結果、主要評価項目でコントロール群と比較して統計学的な有意差は示されませんでした。
参照:再生細胞医薬品「SB623」慢性期脳梗塞を対象にした米国でのフェーズ2b 臨床試験の解析結果速報について
なお主要評価項目はFMMSがベースラインから10 ポイント以上改善した患者の割合です。
また安全性の問題は特に認められていないようです。
Fugl-Meyer Motor Scale(FMMS)については下記をご参照ください。
参照:脳卒中治療ガイドライン2009
サンバイオが臨床試験の解析結果速報を受けてIR発表
さて本試験での主要評価項目未達を受けてサンバイオが見解をIRニュースを出しています。
参照:再生細胞医薬品「 SB623」慢性期脳梗塞を対象にした米国でのフェーズ 2b 臨床試験の解析結果速報を受けて
サンバイオの発表内容について要点を見てみましょう。
サンバイオは本結果を受けて今後の事業の進め方を見直すようです。
期待された試験での未達…当然これは事業計画を見直さないといけない深刻な状況ですね…。
まずSB623 について、他疾患での開発の最速化で国内承認を目指すようです。
SB623は第2相試験(STEMTRA 試験)で既に良好な結果が得られているので注力するようですね。
今回の結果は残念でしたがまずは効果が見られている疾患で承認を目指すのは妥当ですね。
その他の疾患への適応拡大については次回決算までに事業計画を見直して発表するとのこです。
サンバイオの急騰していた株価は今回の結果で大幅下落か!?PTSは既にストップ安…
続いて本結果を受けてサンバイオの株価がどうなるか考えてみましょう。
まずは最近のサンバイオの株価の変遷を確認しましょう。
参照:SBI証券 サンバイオの株価チャート(PTS)より
2017年に横ばいだった株価がSB623の期待で急騰して2000円を突破しました。
そこから過熱相場となり、なんと株価は2年経たずに6倍の12000円を超えました。
新薬承認の期待が高まるとバイオ株の株価はとんでもない急騰を見せます。
特にサンバイオはSB623で再生医療関係のテーマ株としても高い注目を集めました。
さて今回のIRニュースを受けてサンバイオの株価はどうなるでしょうか?
既にPTSで株価の大暴落が始まっております。
現在のPTS株価はザラ場から-3000円で25.62%の大幅下落…。
余裕でストップ安に到達してしまいました^_^;
さらにまだまだ売り玉があり、現在2万7千株以上が張り付いています。
既に1日で30万円近い下落が見込まれてますが、これでは止まらなそうですね。
また新興バイオ企業であるサンバイオの事業まだ赤字です。
配当もないため株価はまだまだ下落余地ありです。
バイオの株価は期待で膨らんでいるため、失敗時の下落が半端ないです…。
一点集中投資していはいけない典型的なタイプの銘柄です。
大日本住友製薬の株価もPTSで大幅下落中…サンバイオショックが起きてます
サンバイオのSB623の北米の開発は大日本住友製薬のグループ会社と実施されています。
今回のフェーズ2b試験の結果を受けて、当然同社にも影響が見込まれます。
現在の大日本住友製薬のPTS株価はマイナス616円で16.36%の大幅下落中です。
マザーズのサンバイオ程ではありませんが大暴落と言えそうです。
参照:SBI証券 大日本住友製薬の株価チャート(PTS)より
現在の予想PERは35、PBRは2.6程度です。
配当利回りも0.6%程なので株価指標的には魅力は低いですね^_^;
しかし製薬会社は高PERになることも多いため特段高すぎるわけではありません。
大日本住友製薬の株価は連続ストップ安などはなさそうですね。
今回のサンバイオの結果を見ても、短期での大幅利益を狙うのはやはりリスクが高いですね。
資金に余裕がある方はいいですがサラリーマン投資家が集中投資するものではありません。
新興バイオ株は好きな企業や事業に寄付気分で投資するにとどめることにしたいと思います。
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追記:まさにサンバイオショック…ストップ安が止まらない!
発表後、初日はやはりストップ安でした。
2日目はどのような株価になるでしょうか?
PTS取引の状況はマイナス1500円で17.22%の下落です。
2日目もストップ安の可能性が濃厚です…。
参照:SBI証券 PTS取引より
さらにその後も連続ストップ安が止まりません…株主にはたまりませんね。
PTSの株価をチェックするとさらにストップ安でした。
現在のPTS株価はマイナス2000円で3710円まで下落しています。
こんなに短期間でここまで下落した銘柄は久しぶりに見ました。
まだ売り玉は残っているようですが3000円台にもなりそろそろ下げ止まるでしょうか?
この悲惨な状況はまさにサンバイオショックと呼ぶにふさわしい状況だと思います。
短期で実績の裏付けなく高騰した銘柄には手を出さないように自分を戒めます。
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