トラストレンディング(Trust lending)が証券取引等監視委員会から行政処分勧告を受けました

トラストレンディング(Trust lending)が証券取引等監視委員会から行政処分勧告を受けました



証券取引等監視委員会がトラストレンディングに行政処分を行うように、内閣総理大臣と金融庁長官に対して勧告

今年になって衝撃的なニュースが続いているソーシャルレンディング業界です。
今回はトラストレンディングからのニュースです。

証券取引委員会がトラストレンディングに検査を実施しました。
その結果に基づき行政処分を行うように金融庁長官等に対して行政処分の実施を勧告しました。

 

高い金利で人気を集めるトラストレンディングですが、ついに問題が起きてしまいました…。
今回は速報的なプレスリリースになりますが、内容についてまとめました。

「トラストレンディングが受けた行政処分の勧告とは?」
「対象となったファンドは?」

 

トラストレンディングに衝撃…証券取引等監視委員会による勧告について

証券取引等監視委員会からの勧告がトラストレンディングのHPで報告がありました。
トラストレンディングの案件に関して事実と異なる表示があるという内容です。

まずはトラストレンディングの報告内容について見てみましょう。

証券取引等監視委員会による勧告について
お客様各位

証券取引等監視委員会による勧告について

本日、証券取引等監視委員会は、当社に対する検査結果に基づき、当社に行政処分を行うよう、内閣総理大臣及び金融庁長官に対して勧告いたしました。

今回、証券取引等監視委員会から指摘を受けた問題点は、債権担保付ローンファンド(139号~146号及び155号~158号)、及び動産担保付ローンファンド(163号、165号~168号、170号~174号)の各募集ページにおいて、事実とは異なる表示があったというものです。
具体的には、本件検査において、上記債権担保付ローンファンドについて、当社が本件ファンドの募集ページへ記載した除染事業が、環境省や復興庁といった官公庁等が関与して行う除染事業として確認できなかったという点、そして、上記動産担保付ローンファンドについては、当社が本件ファンドの募集ページへ記載した借入人がIoT実証実験の終了後に予定している大手企業との業務・資本提携等の確認ができなかったという点です。
本件につきましては、早急に関係者へのヒアリング、事業の実態確認及び進捗等の調査を行い、改めてその結果を皆様へご報告させていただきます。

なお当社は、この度の勧告を厳粛に受け止め、貸付審査を含む業務運営体制のより一層の強化に取り組み、再発防止に向けて全力で取り組んで参ります。

投資家の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

以上

参照:Trust lendingお知らせより

 

複数のファンドで事実とは異なる表示があったとのことです。
今回トラストレンディングの対象となったファンドを確認してみましょう。

 

証券取引等監視委員会による指摘があったファンド

①債権担保付ローンファンド:139号~146号、155号~158号
②動産担保付ローンファンド:163号、165号~168号、170号~174号

 

複数のファンドが対象となっております、
実際に連続するファンドは同じ案件に対するものを分割して募集しているにすぎません。

内容としてはこれらのファンドの募集ページへ記載した事実が確認されなかった模様です。
これから事実確認がトラストレンディング内で実施されるようです。

 

 

ソーシャルレンディング投資は事業リスクを第一に考えるべき

様々なソーシャルレンディング業者で問題が相次いでおります。
特に利回りが10%前後もあるような高利回り案件を扱う業者はトラブルが絶えない印象です。

トラストレンディングは高利回りながらこれまでトラブルがありませんでした。
公共事業関連ということもあり、安心感から多くの投資家から人気を集めていました。

 

残念ながら今回はそれらの表記が事実と異なるという指摘です。
高利回りを売りにしている非上場企業などのSL事業のリスクは高いと言わざるを得ません。

今後のSL投資は上場企業運営による業者であるOwners Book、SBISL、RENOSYのように信頼性の高い業者に限定することが賢明なようです。
なお私はトラストレンディングで投資していましたが既に撤退済みのため今回対象のファンドに投資はしていません。

関連記事>>>
Trust Lendingから無事に償還!評判は良いみたいですがしばらくは撤退します

追記
行政処分の内容が明らかとなりました。
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トラストレンディング(Trust Lending)の行政処分勧告で金融庁長官から下された業務停止、改善命令の内容は?

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株式投資と違い日々の値動きを気にせずに資産運用が可能なのがソーシャルレンディングです。
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利回りはそれほど高くありませんが、不動産プロの目利きによる案件のレベルの高さがいいですね。
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