西京銀行がTATERUとの住宅ローンを巡る融資資料改ざんの不祥事で金融庁の立ち入り検査を受けます

西京銀行がTATERUとの住宅ローンを巡る融資資料改ざんの不祥事で金融庁の立ち入り検査を受けます



金融庁が西京銀行の検査する方針を決定!

TATERUの融資資料改ざん事件から少し時間が経ちました。
最近ではTATERUに限らず多くの企業で不祥事が相次いでいるためすぐに事件が風化してしまします。

しかしソーシャルレンディングを営むTATERU fundingを運営するTATERUの不祥事の決着はまだついておりません。

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TATERUのアパート販売事業で欠かせないパートナーが今回の主役の山口県の西京銀行になります。
TATERUでアパートを購入したオーナーの多くが西京銀行から融資を受けているのです。

 

今回は西京銀行の金融庁による立ち入り検査に関する情報とTATERUの最近の株価についてまとめました。
TATERUの株価に興味がある方は是非ご覧ください。

「西京銀行はなぜ金融庁の立ち入り検査を受けるのか?」
「TATERUの株価は?現在の株価は買い時なのか。」

 

西京銀行は業績は絶好調も今回の審査で行先に暗雲が立ち込める

金融庁が西京銀行のTATERUの件で審査体制を点検する

金融庁が西京銀行の立ち入り検査を実施する方針を決定しました。
今年はスルガ銀行の不適切融資問題で金融庁が銀行に対する監視体制を強化しているようです。

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スルガ銀行 (8358)の今後の株価は?一部業務停止が倒産のきっかけになるのか

 

スルガ銀行の問題が冷めやらぬ中、TATERUの資料改ざん問題で西京銀行も度々名前が挙がっていました。
いよいよ西京銀行にも監督省庁の手が入るということで各メディアも本件を取り上げています。

参照:山口・西京銀に立ち入りへ 金融庁が審査体制を点検(朝日新聞デジタル)

 

今回の事件はTATERUの従業員が顧客の融資審査を通りやすくするため、融資資料を改ざんしたことが始まりです。
西京銀行に提出する顧客のネットバンキング画面を改ざんして預金残高を水増ししていたのです!

 

TATERUは第三者委員会を設置して本件について調査中です。
一方、金融庁はTATERUと西京銀行の間で他にも同様の不正があった可能性が高いと考えているようです。

 

今回は金融庁は、審査する側であった西京銀行に立ち入り検査を実施する方針のようです。
西京銀行側にTATERUからの融資申し込みに対する対応や審査の仕方に問題がなかったかを調べる模様です。

 

詳細に調べればTATERUと西京銀行がアパート販売事業でずぶずぶの関係にあったことが判明する可能性があります。
せめて西京銀行側だけはクリーンな対応をした真っ当な企業であることを祈ってやみませんね^_^;

 

西京銀行の決算!第2四半期は過去最高の利益を達成。

さて、そんな話題の中心である西京銀行が11月9日に決算を発表しました。
2019年3月期の第 2四半期決算で、2期連続の増益を達成し 過去最高益を更新となりました。

 

tateru
参照:西京銀行 第2四半期決算決算報告資料より

 

収益面では前期比マイナスだったものの、経常利益と中間純利益ではプラスとなっています。
これだけ騒動になっていてもしっかりと利益があるのは凄いですね…。

預金・貸出金残高推移も順調に右肩上がりです。
しかし今回のTATERUのコンビが解消で貸出金は頭打ちになりそうですね…。
既にTATERUアパートを契約したオーナーからの返済はしばらく続くので利益面で大きな減少はないのでしょうか。

 

TATERU(1435)の株価は下落中!利回り向上も株主優待の実施は可能なのか?

TATERUの融資資料改ざん事件が発覚した際は株価の乱高下が凄まじかったです。
まさにマネーゲームというやつですね^_^;

最近のTATERUの株価はどうなったでしょうか?

 

tateru
参照:SBI証券 TATERU株価チャートより

 

一時は300円台を付けたTATERUの株価ですがその後は600円台まで回復していました。
しかしその後はズルズルと株価を下げて現在は400円台で安定してきています。

西京銀行のニュースを受けてさらなる株価の下落も懸念されてましたがまだ300円台に戻ってはいません。
第3者委員会による結果報告や今後の事業再開の目途が立たない限りじり貧ではないでしょうか。

 

現在の株価でTATERUの予想PERは7.45倍、PBRは1.5倍程になります。
特段割高感はありませんが、もともと不動産セクターはPERが低いものです。
業績が落ち目の企業としてはまだまだ指標的には安くないと思います。

予想1株配当は12円で配当利回りは2.5%程です。
株価は大分下落したものの配当利回りはそれ程高くありませんね…。

 

TATERUは株主優待として3000円分のQUOカードがあります。
12月が権利月なのでいよいよ来月になりますね。

さすがにこの時期まで優待廃止の案内がないので今年は実施するものと思います。
しかし利益が急速に落ち込む中、利回りで7.4%にもなる高額QUOカード優待は続くとは思えません。

QUOカードのような自社製品と関係ない優待は近年優待廃止になる可能性が高いです。
また自社製品でも長期保有を条件にする企業が増えていますね。

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いまやTATERUは配当と優待を合わせた利回りは10%程にもなる超高利回り銘柄です。
しかし減配や優待廃止の可能性も高いことから利回りにつられた安易な投資はオススメできません。

 

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