マクドナルド(MCD)は米国NYSEを代表する銘柄
日米の優良銘柄の積立投資でインカムゲイン増加を目指す管理人のクロノです。
今回は米国のMcDonaldについて株価と配当金の観点から購入すべきか考えてみました。
米国株式に投資するサラリーマン兼業投資家は日本でどれくらいいるのでしょうか?
投資する人自体が少ない上、海外の株式を煩雑な手続きを経て購入する知り合いは私は皆無です…。
しかしSNS等を見るとマクドナルド(MCD)を購入している米国株投資家の中には割と多いようです(^^)
McDonaldは米国を代表する企業の一つでニューヨーク市場(NYSE)に上場しています。
今回はMcDonaldが今が買い時なのか、下記の2点から考えてみました。
米国株マクドナルドの株価の推移は?
米国株マクドナルドの今後の配当金の推移は?
McDonaldの株価の推移は長期では右肩上がり!株価は若干割高感あり
それではまずはマクドナルドの株価の推移について見てみましょう。
ここ1年間でみると株価は$160前後のレンジ相場にあり、株価が上がらない印象があります。
しかし長期の10年間チャートで見れば株価は右肩上がりなのがよく分かります。
参照:SBI証券マクドナルド(MCD)株価チャートより
現在の株価でPERは22倍程度です。
現状では先進国株の平均PERが18倍程度であることを考えると若干割高感があります。
もちろんPERは業態にも依りますので、PERの絶対値だけで判断はできません。
2017年初頭に$120程度であった株価は米国株高の追い風で一気に$160まで上昇しました。
しかしながら肝心の業績の伸長が追い付いていないためPERもぐんぐん上がっています…。
長期積立でマクドナルドの株式を購入してきた投資家は大きな含み益になっていますね!
一方でこれから購入するにはしばらくは高掴みになる可能性があります。
購入するならば一挙に多額のスポット買いはしないことを推奨します。
長期積立で購入すれば現在の株価で参入しても多少の含み損を耐えれるのはないでしょうか?
マクドナルドの配当は急騰中!配当性向も50%超えています…
それでは続いてマクドナルドの配当の履歴について確認しましょう。
これは米国McDonald社の公式HPの投資家向けページの配当履歴より確認可能です。
テーブル形式で推移が分かりづらいのでExcelでグラフ化したものを作成しました!
参照:米国McDonald公式HP配当金履歴より計算してグラフを作成
2005年頃から急激に年間配当金総額が上昇しているのが分かります。
今期の予想EPSは$7.54、予想年間配当金が$4.11なので配当性向54%にもなります…。
右肩上がりの配当金ですが現在の配当性向からしばらくヨコヨコ(微増)の展開になるのではないでしょうか?
逆にこの勢いで配当金が上場すると会社として適切な投資ができなくなることの方が怖いです。
参照:SBI証券McDonald銘柄詳細より
現在の株価で配当利回りは2.47%です。
決して悪い値ではありませんが、3%を超える銘柄が沢山ある米国株内では中程度でしょうか。
インカムゲイン目的で積極的に買いに向かう株価ではないと思います。
マクドナルド(MCD)は買い時か?管理人の投資スタンスは!
米国McDonaldの株価について株価からPERと配当利回りで考察しました。
現状の株価は若干の割高感があるので新規参入はしないことにしました!
しかしマクドナルドは長年続く企業で世界中の人々の暮らしに根付いています。
大きな不祥事などが起こらない限り、今後も数十年は継続する企業だと思います。
シーゲル流の投資では「永続する会社が本当の利益をもたらす」という考えが基本にあります。
マクドナルドの現在の株価が多少割高でも、積立と配当再投資を継続するなら些末な程度にも思います。
米国株式に興味がある方は是非シーゲルの名著を一読することをオススメします!
私自身も米国株式に投資を開始する際の投資スタンスを決定する上で非常に参考になりました。
兼業投資家で長期投資での勝利を望むなら必読の一冊です!
なおマクドナルドは日本でも日本マクドナルドホールディングス(2702)が上場しています。
日本株と米国株をキャピタルゲインと配当および株主優待を顧慮して投資検討しています。
中々興味深い結果なので下記の記事もぜひご覧ください(^^)
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*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。