TATERU(1435)の融資資料改ざん報道を受けて一部解約!タテルの今後についての所感。

TATERU(1435)の融資資料改ざん報道を受けて一部解約!タテルの今後についての所感。



TATERUの融資資料改ざんのニュースでSL業界は岐路に

TATERUの融資資料改ざんのニュースを受けて衝撃が抜けきらない管理人のクロノです。
東証一部上場のTATERUによる運営と、保全性の高いスキームからTATERU fundingに投資してきましたが分散は大事ですね。
日米高配当株や他のSLにも投資していますが、TATERU fundingに偏りつつあったので反省です。

融資資料改ざんの大まかな話の流れと、管理人の第一所感については下記の記事をご覧ください。

関連記事>>>
日経新聞がTATERU(1435)の融資資料改ざんを報道。スルガ銀行と同様の問題か?

 

対応について休日の間考えていましたが、本日一部のファンドの解約を決めました。
TATERUへの問い合わせ結果も合わせて共有致します。

 

TATERUが土地を評価額の3倍で売却したニュースが追加。株価もストップ安に沈む…

今回の融資資料の改ざんが一社員の暴走によるものか、TATERUの組織ぐるみなのか続報が待たれます。
しかしながらその調査結果の公表に先立って、追加で悪いニュースが報道されました。

ニュース記事を読む限り、TATERUが土地や不動産を評価額より不当に高い金額で顧客に売却していたとの事です。
こちらに関してもどの程度の規模なのか、また会社ぐるみでの実行なのか現在は分かっておりません。

 

投資用のアパートの販売を手掛ける不動産会社が顧客の融資にあたって預金残高を改ざんしていた問題で、この会社は土地の売却についても3倍の価格で売っていたことが分かりました。 (以下略)

All Nippon NewsNetwork(ANN):評価額の3倍で土地売却 投資者「不安で眠れない」
(9/2(日) 11:52配信)注:現在は視聴できなくなっております

 

融資改ざんの問題に続いて連日立て続けにこのような悪いニュースがあるとは完全に想定外です!
しかし土地や不動産を言われるがままに高値で買うとは顧客側も一体どんな状況なんでしょうか?
無理やり契約されたならともかく自分で納得して購入したなら仕方ないのでは?と思ってしまいます。

 

週末のニュースを受けて予想通りTATERUの株価はストップ安です。
終値はマイナス400円の1206円…PTSをもろに反映しています。

さらに本日のPTSでは連続ストップ安、マイナス300円の906円です…!
スルガ銀行の下落がひどかったのがまだまだ記憶に新しいです。
そのため同様の問題を引き起こしたTATERUに関して、株主の総悲観による投げ売りで下落っぷりは凄まじいです。

tateru
参照:SBI証券PTSチャート

 

TATERU fundingの一部案件を解約。現在の管理人のスタンスと所感。

色々と厳しい状況を書いてきましたが、東証一部上場のTATERUの財政基盤は現在は盤石です。
みんクレやラキバンのような新興企業とはくらべものになりません!

平成30年第13期第2四半期の決算資料を確認してみましょう。
現金および現金同等物の四半期末の残高は188億円もあります!

tateru
参照:第2四半期報告書より

 

償還済みファンドも含めてこれまでTateru Fundingでは50件程度のファンドが募集されてきました。
既に17号、19号までの償還を終えていますので、あと30ファンド程度が未償還です。
仮に全てファンドでSL投資家が解約しても賄えるレベルの現金および同等物の残高です。

そのため投資時に期待した通り、今回のような緊急事態に陥ってもTATERUのファンドには安心感があります。

 

しかしながら管理人のTATERUへの投資比率が比較的高い状況です
また、いくつかのファンドはこの9月1日から運用が開始されたばかりです。
これらの状況を鑑みて念のためリスク低減を図ることにしました。

具体的には9月末で満期により償還を迎えるファンドは残して、他のファンドは途中解約することにしました。
これに関して返金にかかる期間についてTATERUに問い合わせしました。

いつもお世話になっております。TATERU Funding運営事務局でございます。
お問い合わせの件でございますが、書面が当社に到着後、15営業日以内に対応させていただきます。
(以下略)

参照:TATERU問い合わせ返答より 赤字は管理人が強調したもの

意外にも早速返信がありました!
おそらく本日はとんでない量の問い合わせや郵便があったにも関わらず即日対応であったのは良いですね。

さらに返金は15営業日以内とのこと!
さすがにこれほど潤沢な流動資産が年内すぐに枯渇するとは想定しづらいです。
管理人の個人的な予想になりますが年内に償還を迎えるファンドはそれほど心配がないのかなと思います。

しかし投資は何があるか分からないですし、常に自己責任です。
自分が許容できる額以上にTateru Fundingに投資されている方は一部ファンドの解約も検討してスタンスを決めるべきでしょう。

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TATERU(1435)から解約金が返金!融資資料改ざん問題発覚で再発防止策を発表
TATERUの改ざん問題後もタテルファンディングを解約せず!無事に運用終了したのか問い合わせました。

 

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