ラッキーバンク遅延案件続報:Lucky Bank60億円突破記念ファンドの進捗と担保不動産詳細

ラッキーバンク遅延案件続報:Lucky Bank60億円突破記念ファンドの進捗と担保不動産詳細



ラッキーバンクからメールが来るが…遅延案件の返済はどうなった?

インカムゲイン重視で日米高配当株とソーシャルレンディングに勤しむ管理人のクロノです。
最近ソーシャルレンディングを悪い意味で賑わしているのはグリーンインフラレンディングですが…
私は今は一時期の騒動が静かになりつつあるラキバンに資金を拘束されております。

RENOSYの抽選申込やTateru Fundingの優待・通常枠の申込と投資に慌ただしくて?ふと忘れてました。
ラッキーバンクで遅延となったファンドの返済の進捗状況はどうなったのでしょうか?

「ラッキーバンクの最近の動きは?」
「Lucky Bank60億円突破記念ファンドの進捗は?」
「担保不動産は実在するの?」

ラッキーバンクに投資している方も、SL投資に興味ある方にも情報共有したいと思います。
管理人のラッキーバンクへの投資状況についてはぜひ下記の記事をまずはご覧くださいね。

関連記事>>>
ラッキーバンク悲報:Lucky Bankで返済遅延再び!事業継続の意思はあるのか?

 

ソーシャルレンディングは一度投資すれば値動きを気にせず分配金を受け取れる魅力的な投資法です。
しかしながら仕組みを何も理解せずに大金を投じるのはオススメしません!

特に案件遅延などの際に備えて担保価値などについてある程度理解していることが重要です。
最低限の知識はネットや書籍で勉強してから投資を開始しましょう!

じっくり勉強する時間がない方は下記の本はさらっと読める短編で分かりやすいですよ!

 

最近のラキバンの動きは?進捗報告ではなくてサイトの運用資金情報の表示不具合の調整ばかり!

日々仕事と投資に集中?して株の含み損やラキバンの遅延ファンドの事を忘れている管理人です。
それでも携帯で「Lucky Bank自動送信メール」のタイトルを見るとドキッとします!

やっと返済に進捗があったか?
それともついに会社清算のお知らせか!?
いつも緊張してメールを確認しています。

ラキバンのサイトでもお知らせメールの一覧が確認可能です。
最近のお知らせを見ると…運用資金情報の表示不具合のお知らせと復旧の連絡ばかりです。

Lucky bank

 

もちろん表示に不具合があるより直してくれて、不具合がない方がありがたいですよ。
でも…遅延発生からほとんどファンドの進捗状況の報告がないのは如何なものでしょうか?
また同じような表示エラーを何回起こせばきちんと完全な対応が完了するのでしょうか?

幾度かの問い合わせの結果とラキバン担当者の対応からもはやまったくラキバンを信用しておりません。
表示不具合の対応をすることでまじめに事業を行っている体裁をアピールしているようすら感じてしまいます。

 

Lucky Bank60億円突破記念ファンドの返済の進捗状況は?

Lucky Bank 60億円突破記念ローンファンドは東京都渋谷区1棟収益物件コンバージョンプロジェクトへの投資案件です。
Project2として東京都中央区オフィスビルPMプロジェクトがありますが、融資額が少ないので割愛します。

東京都渋谷区1棟収益物件コンバージョンプロジェクトは該当不動産物件を担保不動産としています。
ラッキーバンクの独自の算出による不動産調査評価額は481,000,000円です。
ラッキーバンクはこの不動産に第一順根抵当権を設定して極度額を455,000,000円としています。

Lucky bank

参照:Lucky Bankプロジェクト詳細より

評価額が妥当であればLTV(Loan to value)は95%です。
5%の担保価値の下落がなければ投資家の元本に毀損はないはずです。
(いま考えればとんでもなく危険なファンド…当時はSL初心者だったとはいえ失敗でした。)

このプロジェクトでは極度額一杯の455,000,000円を分割してファンドを組成して募集をしていました。
対象となるファンドは下記の10ファンドになります!

東京都渋谷区1棟収益物件コンバージョンプロジェクト対象ファンド

Lucky Bank 60億円突破記念ローンファンド
146,147,148,152,153,154,155,156,157,158

 

さてこれらファンドの状況はどうなっているのでしょうか?
2018年5月に下記の状況説明のメールを受け取っています。

受信日時 2018-05-04 18:56:46
本文 XXXX様

さて、ラッキーバンク・インベストメント株式会社(以下「弊社」)は、掲題のファンドについて、当初、ファンドからの貸付の返済期限を2018年5月1日までとしておりました。しかし、以下の理由により、当該貸付(利息のみ)の返済遅延が発生しておりますのでお知らせいたします。お客様にはご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます。

【ファンド名】
【10/15募集】第148号ローンファンド Lucky Bank 60億円突破記念

【対象となるプロジェクト】
東京都渋谷区1棟収益物件コンバージョンPJ

※ 東京都中央区オフィスビルPMプロジェクトは、当初の予定どおり利息が支払われております。

【現在の状況】
改修工事・リーシング等のプロジェクト施策は概ね完了しており、販売活動に注力しておりますが、買付証明書(不動産の取引時、契約前に提出される購入意思表示の書面・購入の申込書)の受領などに至っていない点から、現状、具体的な売却の目途は立っておりません。

【今後の方針】
本借入人は、本来の返済期限である平成30年5月1日付の利息の支払いを遅滞したため、期限の利益を喪失しました。

弊社といたしましては、今後、本借入人に対し、事業の現況等につき情報開示を求め、また、必要に応じ協議等を行った上で本借入人に対する回収方針を決定し、担保物件の任意売却、抵当権の実行としての競売の実施、貸金返還請求訴訟等の手段により、弊社債権の回収の極大化を図って参ります。

なお、サービサーへの債権売却も、最終的な選択肢にはありますが、現時点では、弊社といたしましては、任意売却または担保権の実行による競売によって債権の回収の極大化を図っていく予定です。

引き続き状況に進捗がありました場合には、弊社ウェブサイトを通じ随時告知して参りますので、よろしくお願いいたします。

以 上

(以下略)

この文面をそのまま信じれば改修工事等のプロジェクト施策は完了しています。
あとはこの不動産を売却すればある程度の返済の目途がつくはずです。

しかしながら本メール以降、「第148号ローンファンドにかかる貸付の返済遅延にかかる現況について 」というタイトルのメールは5月に何度か来るものの全く進捗はありませんでした…。

さらに前述したように6月以降は本ファンドの返済の進捗報告が全くありません!

 

東京都渋谷区1棟収益物件コンバージョンPJの担保不動産は実在するのか?

そもそも不動産調査評価額が不動産鑑定士など外部の公平な額ですらなかった不動産です。
担保となる不動産は実在するのでしょうか?

インターネットやSNSではラッキーバンクに関する様々な情報が流れています。
以降はそれらの情報からつなぎ合わせた私の推察であり確証はありません。

ラッキーバンクの主な貸付先は社長の親族が経営するウィングトラスト株式会社であるとの見方が有力です。
ソーシャルレンディングの匿名出資のルールを逆手にとり、こちらに関しても未だ公式な見解はない状況です。

ウィングトラスト株式会社が扱う物件は同社のホームページから確認可能です。
この中に「笹塚三丁目マンション」と題される不動産があります。
公開情報による物件の特徴は以下の通りです。

構造:鉄筋コンクリート造陸屋根3階建
専有面積:延床面積556.63㎡/
最寄り駅:京王線「笹塚」駅
アクセス:徒歩7分
用途地域:第一種住居地域

参照:ウィングトラスト株式会社 物件情報より

 

続いて東京都渋谷区1棟収益物件コンバージョンPJの説明についてラッキーバンクのサイトを見てみましょう。

周辺環境
対象不動産は、最寄駅から徒歩7分に所在し、交通の利便性に優れています。対象不動産の属する渋谷区は副都心エリアであり、オフィス街と繁華街が一体となったエリアが多くみられるのが特徴です。(中略)本物件は渋谷区の第一種住居地域に所在しており、収益物件の需要が非常に高いことから、周辺地域は大手不動産企業から重点的な買取エリアに指定されています。

確証となる証拠はありませんが、様々な条件から当該「笹塚三丁目マンション」が東京都渋谷区1棟収益物件コンバージョンPJの担保不動産である可能性は高いのはではないでしょうか??

 

ラッキーバンクに進捗の状況について問い合わせた。管理人の今後のスタンスは?

5月以来、全く進捗報告がないことからラッキーバンクに問い合わせをしました。
東京都渋谷区1棟収益物件コンバージョンPJの販売活動やその結果など進捗について主に質問しました。

回答を要約すると…(ほとんどそのままですが)

「改修工事等は概ね完了したことを既に報告しているはずです。」
「他に進捗があれば報告します。」

いくらなんでも対応が杜撰するぎるのではないでしょうか?
数か月前はもっと丁寧な回答だったのですが…

元々それほど高い割合での返済を期待しておりませんでした。
しかし最近の進捗報告の少なさやウィングトラストの販売状況の力の入れなさ具合を見るとほとんど回収は期待できません。

ラッキーバンクに問い合わせてもきちんとした対応が全くないことが再確認されました。
今後も投資家に対して状況および進捗のしっかりとした報告がないようであれば直接当局に報告していく予定です。

一投資家の意見では痛くも痒くもないでしょうが…規制当局に被害者達がしっかりと報告することが大事です。
自分の資産は自ら動いて守りましょう!

今後もラッキーバンクの遅延案件の進捗に関して適時共有していきたいと思います。

追記
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追記:ラッキーバンクの遅延案件が決着しました。
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ラッキーバンク(Luckybank)の遅延案件の債権回収は入札で決定。債権譲渡で損失確定!

 

管理人クロノはソーシャルレンディングで資産運用中です。

株式投資と違い日々の値動きを気にせずに資産運用が可能なのがソーシャルレンディングです。
しかしながら最近になり事業者リスクが高まり、運用するSL業者の選別が重要になっています。
私が現在投資中のSLの中でも今オススメできるのはOwners Bookになります!

利回りはそれほど高くありませんが、不動産プロの目利きによる案件のレベルの高さがいいですね。
また、早期償還になった際に想定利回りが上昇することもあるので資産の運用効率も良くなりますね!

案件数はそれほど多くない上に人気化することも多いです。
まずは口座開設を済ませて、納得できる案件が出た際に少額から投資を開始するのをオススメします。

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