ファイザー, Pfizer(PFE)は売上高世界一の製薬会社
インカムゲイン重視で米国の高配当株や優良株によるポートフォリオ構築を狙う管理人のクロノです。
みなさまはファイザーという製薬会社をご存知でしょうか?
日本では医療用医薬は病院で診察後に処方箋をもらった後、薬局で薬を購入します。
何の薬なのかは気にしても、どこの製薬会社の薬なのか気にする方は実は少数派なのかもしれません。
ファイザーは製薬会社として世界一の売上を誇る米国を代表する企業の一つです。
日本でも大衆薬品も販売しているので社名を聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな巨大製薬企業であるファイザーの株式の購入を検討しました!
ファイザーの株式の購入を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。
米国株ヘルスケアセクターの株価は好調
他の米国株の記事でも記載しましたが、私はインカムゲインを重要視してシーゲル流の投資を実践中です。
過去の分析からヘルスケアセクター銘柄は素晴らしいリターンを投資家にあたえていた事実があります。
管理人が購入・購入を検討している米国株は下記のカテゴリーへのリンクからぜひご覧ください!
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これからも同じ投資方法が継続して利益をもたらすかは誰にも分かりません。
ただヘルスケアセクターでは各企業の盛衰はあっても製薬産業の必要性は未来も変わらないのではないでしょうか?
今回はヘルスケアセクターに属する売上高世界一のファイザーについて考察しました。
それでは早速ですが、ファイザー(PFE)の近年の株価の変遷について見てみましょう。
ファイザーの株式情報については米国の同社HPより入手可能です。
英語が読める方は是非そちらで詳しい情報をご覧ください。
参照:Pfizer投資家向けページ
ファイザーの株価はリーマンショック後の急落から順調に回復して、既にショック前の株価を上回っています。
最近では35$を超えて、最高値付近でのレンジ相場が続いております。
現在の株価でのPERは17倍を超えており、若干の割高感を感じます(2018年7月27日現在)。
キャピタルゲインを狙うには難しい株価水準にあるといえるのはないでしょうか。
続いてファイザーの配当履歴について確認してみましょう。
こちらの情報も同社のHPで入手可能です。
HPの公開情報がテーブル形式で見づらいため、グラフに変換して下記に示します。
なおこちらのグラフは株式分割を考慮した配当履歴になっています。
リーマンショック時に減配があったものの、概ねは右肩上がりの綺麗なチャートです。
ファイザーも米国企業らしく株主還元をしっかりと意識した配当や自社株買いを実施しています。
業績好調な日本企業にも見習ってほしい姿勢ですね。
現在の株価での配当利回りは3.56%です(2018年7月27日現在)。
株価は高値圏にあるものの利回りは魅力的な数字ですね!
今後米国株の調整が起きてもこの配当利回りは維持する限りはファイザーの大暴落はあまり想定できません。
50%下落すると利回りは7%を超えますからね…。
世界経済が停滞すれば業績悪化に伴い利回りの低下と株価大暴落もありえます。
ファイザーの今年度の売上と今後の業績予想は?
ファイザーの今年度の売上進捗はどうなっているでしょうか?
同社HPより第一クォーターの進捗報告が確認可能です。
参照:Pfizer投資家向け1Qレポート
売上高は昨年比1%の増加です。
希薄化後調整EPSは12%の増加となりました。
老舗の製薬企業だけあって急激な成長はありませんが、安定感はありますね。
株主還元のために積極的に自社株買いや増配を実施しており、EPS増加から着実な利回りの増加が期待できます。
今後の成長に関しての経営陣の考えはどうでしょうか?
CEOのコメントを確認してみましょう。
Innovative Healthでは3%の成長があったものの、Essential Healthで売上が減少しています。
他の製薬企業同様、継続的な新薬の研究開発の継続と新興国での売上高拡大が意識されています。
各疾患領域において重要プログラムのP3や薬価収載が進んでおります。
BRCA変異乳癌の新薬であるPARP(polyADPリボース合成酵素)の阻害剤talazoparib(タラゾパリブ)を筆頭に、オンコロジー領域での売上増加が期待されますね。
ファイザーは今が買い時か?管理人の所感
ファイザーの株式は今が買い時なのでしょうか?
確かに同社の株主還元の施策実施や配当利回りは魅力的です。
しかしながら株価は高値圏を推移しており、PERも高めです。
利上げ局面における昨今の株価の不安定性を考慮すると様子見が良いかと思います。
打診買い程度であれば問題ないと思いますが、全力投資はオススメできないです。
ただし「押し目待ちに押し目なし」の格言もありますので、管理人は常に株価をチェックして買い注文を入れております。
ポートフォリオに組み込んだあとは下がれば買い増しの長期スタイルでのぞみたいと思います!
管理人クロノはソーシャルレンディングで資産運用中です。
株式投資と違い日々の値動きを気にせずに資産運用が可能なのがソーシャルレンディングです。
しかしながら最近になり事業者リスクが高まり、運用するSL業者の選別が重要になっています。
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*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。