OwnersBookの評判は?maneoの行政処分勧告を受けてコメントを発信。安全性について考えてみた。

OwnersBookの評判は?maneoの行政処分勧告を受けてコメントを発信。安全性について考えてみた。



不適切な資金流用で証券取引等監視委員会がmaneoに行政処分勧告

ソーシャルレンディング(SL)を利用する投資家にとって本当に驚きのニュースが報道されました。
証券取引等監視委員会がmaneoに対して行政処分するように金融庁に勧告したと発表がありました。

ファンドで募集された10億円以上の資金が、本来の運用ではなく融資先企業の増資など説明と異なる目的に流用されていたことが発覚しました。
現時点では分配金や償還の遅延などは発生していないですが、今後そのような事態になり得るとの報道です。

SL業界の最大手であり、新たな投資法であるSLをリードしてきたmaneoがこのような状況にあった事に驚きを隠せません…。
今年はSL業界およびSL投資家にとって本当に試練の年になっております。

さてこの報道を受けてOwnersBookが投資家向けにコメントを発表しました。
私はmaneoには投資しておりませんがOwnersBookには出資中のため、早速内容について確認しましたの共有致します。

「SLではOwnersBookなどの上場企業が運営会社が安心って本当?」
「SLはほとんど詐欺では?すぐに投資をやめるべき?」

こんな疑問を持つSL未経験者や投資中のみなさまの参考になれば幸いです(^^)/

OwnersBookの運営会社のロードスターキャピタル株式会社がプレスリリースを発表

OwnersBookの運営会社であるロードスターキャピタルから資金運営方針についてプレスリリースがありました。
既にOwnersBookに投資されている方は確認済みかと思いますが、内容について確認してみましょう(^^)

なお引用元は下記リンク先のロードスターキャピタルのプレスリリースをご覧ください。
他のソーシャルレンディング運用会社への処分勧告に関して

 

①出資金の別管理の徹底

OwnersBookでは我々投資家が案件に出資した資金は別管理を徹底して資金運用の厳格性を保っているとのことです。
今回のmaneoの件のみならず、最近問題がおきたSL業者では投資家からの出資金が適切に管理されず都合よく流用されていました。

当たり前のことなのですが、出資金の別管理が全く守られておらずSL業界のコンプライアンスの低さに驚いてしまいます
ロードスターキャピタルをはじめとして上場企業はコンプライアンス遵守の体制が未上場企業とは格段に違うレベルにあると考えられ、資金の別管理は徹底されているものと思います(^^)

【OwnersBookの各案件と出資金の運営について】
OwnersBookにおいて投資家の皆様が出資された資産は、金融商品取引法等に定められている通り、ロードスターファンディングにて自らの財産とは厳格に分別し、口座上と帳簿上の管理を徹底しています。
その上で、OwnersBookの全ての金銭の移動については、ローン契約や匿名組合契約といった契約書または約款に基づく適法な契約関係に基づいて的確に実施されています。(ロードスターキャピタルプレスリリースより引用)

②案件管理

現在のSL投資における契約では出資先の情報を開示することができないため、投資家の立場から貸付先に関する情報を得ることが出来ません(調べると分かることもあります)。

OwnersBookでも貸付先企業の詳細は開示することはできませんが、特定の数社に偏重している場合などに投資家が気付けるように名称等に配慮がされているようです。

運営およびグループ会社が第二種金融商品取引業の登録と貸金業登録されているのはプラスポイントです(^^)
ただし、これらの登録があるからといって必ずしも資金流量や都合の良い貸付の禁止が保証されるものではありません。
投資家はしっかりとOwnersBookの運営を監視する必要があります。

なお現在投資家保護と適切なSL運用に向けて、貸付先の情報開示が可能になるようにルールが変更になる流れです。

【OwnersBookの案件管理について】
貸付型の案件におきましては、行政当局の指導により借入人の特定につながる情報の開示はしていませんが、複数の案件で同一の借入人がいる場合、A社はA社、B社はB社と貸付先の表記を統一しています。
また、ロードスターキャピタルは第二種金融商品取引業の登録を受け、貸金業登録を受けたロードスターファンディングと密に連携を取りながら案件を管理・運営しています。(ロードスターキャピタルプレスリリースより引用)

③貸し倒れリスク低減

貸付先の返済が滞った場合、担保処分により出資金が返済されるため担保不動産の価値が適切に評価されていることが重要です。

OwnersBookでは自社のエキスパートによる評価に加えて、外部専門家による評価も受けているため担保不動産の価格が不正に水増しされている危険性が低くなっています(^^)

ただしこちらに関しても現状ではSL投資家は担保物件の詳細を知ることができません。
したがって現状ではSL業者の言い分を信用するしかありません。
そのためSL投資においてはやはり運営会社の信頼度がどうしても重要となります。

【OwnersBookの貸し倒れリスク低減の方策】
万が一債務者が融資金額を返済できなくなった際には、設定担保権を実行することで担保不動産からの回収を図ります。
案件の担保の評価は、自社の不動産投資のプロによる評価に加えて、外部の専門家による査定に基づく二重のチェックを行い、[OwnersBook評価額]を決定しています。(ロードスターキャピタルプレスリリースより引用)

OwnersBookの今後は?管理人のOwnersBook案件への投資状況

SL投資ではある程度リスクがあるファンドに投資するため一定の貸し倒れリスクは避けることができません。
しかしながらSL業者の不正による出資金の流量や担保価値の水増しなどによる損害は事業者リスクを考慮することで低減が可能と考えています。

私は運営会社のコンプライアンス遵守の姿勢や運営体制が重要と考えているため、上場企業が運営または親会社であるSL業者への投資に現在は限定しております。

SL初心者の時には利回りと周りのクリック合戦につられて安易に投資を実行してしまい後悔しています^_^;

本ブログではTateru Fundingへの投資を中心に記事にしていますが、管理人はOwnersBookでも4案件に出資中です(^^)
今後もOwnersBookへの投資は継続したい考えておりますが、最近は貸付期間が長い案件が多く躊躇しております

OwnersBook funds

上述したようにSL投資においては事業者リスクが最も重要と考えていますが、ファンドの運用期間が長期になると景気動向を読むことが難しくなるため貸し倒れリスクや担保物件の価値の変動が起こり得るためです。

長期運用のファンドでは資金の効率的な運用が可能ですがリスクも勘案してポートフォリオを組み、リスク低減を図りながらSL投資に取り組むことを推奨いたします(^^)/

追記:OwnersBookの投資実績をまとめました!
関連記事>>>OwnersBook(オーナーズブック)の実績紹介。実績と評判でソーシャルレンディングを選ぶべき!

 

 

管理人クロノはソーシャルレンディングで資産運用中です。

株式投資と違い日々の値動きを気にせずに資産運用が可能なのがソーシャルレンディングです。
しかしながら最近になり事業者リスクが高まり、運用するSL業者の選別が重要になっています。
私が現在投資中のSLの中でも今オススメできるのはOwners Bookになります!

利回りはそれほど高くありませんが、不動産プロの目利きによる案件のレベルの高さがいいですね。
また、早期償還になった際に想定利回りが上昇することもあるので資産の運用効率も良くなりますね!

案件数はそれほど多くない上に人気化することも多いです。
まずは口座開設を済ませて、納得できる案件が出た際に少額から投資を開始するのをオススメします。

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>>>OwnersBook(オーナーズブック)の実績紹介。実績と評判でソーシャルレンディングを選ぶべき!

 

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