ソーシャルレンディングと株主優待投資はどちらがお得?利回りを調べてみた。

ソーシャルレンディングと株主優待投資はどちらがお得?利回りを調べてみた。



SLと優待取得、どちらに資金を使うか迷われたことはありませんか?

皆さんは限られた自己資金をどのような配分で投資するか悩んだ経験がきっとあると思います。
インカムゲインを重要視する私は高配当の日本株・米国株やソーシャルレンディングに好んで投資していますが、実は株主優待も大好きです(^^)

しかしながらサラリーマン投資家の多くはこれら全ての投資商品に継続投資できる程の潤沢な資金力を持ち合わせておりません…。
そこで今回はソーシャルレンディングと株主優待(6月)のどちらがお得なのか自分になり調べて比較してみました。

どちらに投資するか悩んだ際に考え方などを参考にしていただければ幸いです(^^)/

優待を取得するには現物株保有が必要。でも日々の値動きが気になる!

株主優待は取得するのには権利日に必要な単元数の株式を現物保有している必要があります。
しかしながら翌日の権利落ち日には株主優待や配当金に相当する金額分の株価が下落することが多いです。
また保有期間中は市場取引で常に値動きがあるため株価の変動による損益が気になってしまう人が多いと思います^_^;

優待株 急落

 

最近ではTV番組や投資雑誌の影響で、権利落ちによる株価下落や値動きによる損失を最小化するためにクロス取引を利用する投資家が増えています。
一般信用売建を利用したクロス取引をすることで手数料のみでリスクなく株主優待が得られるため安定した利益(優待)が見込めるため人気が急上昇しているようです。

今回は例として楽天証券で6月優待であるマクドナルド(5780)を500株クロス取引した場を取り上げてみましょう。
楽天証券では2018年6月30日が権利確定日銘柄の一般信用売建は6月15日約定分から発注可能でした。
6月15日のマクドナルドの始値は5,930円ですので、前場寄りでクロス取引をした場合の手数料(超割)と貸株料(13日分)の合計は5,101円になります。

マクドナルド(5780)は500株の現物保有で株主優待として優待食事券を5冊頂く事が可能です。
食事券の価値を判断するのが難しいですがここではヤフオクでの落札価格を参考にします。
最近の落札状況を見る限りではおよそ17,000円前後の価値がありそうです。
(株主優待はオークションで売却するより自己消費の方がお得なことが多いです)

17,000円分の優待食事券を得るために手数料が5,101円かかり、2,550,500円の資金が必要でしたので今回のクロス取引の利回りはわずか0.466%程度になります(下記計算式参照)。

(17000-5101)÷(5101×500)×100=0.466%

しかしこのクロス取引の資金拘束期間はわずか15日程度ですので年利で計算すると…
なんと11.3%にも相当することになります(下記計算式参照)!

0.466×(365÷15)=11.3%

ソーシャルレンディングとの比較するとどちらがお得か?

ソーシャルレンディングは案件ごとに利回りや投資期間が多岐に渡ります。

業者によっては利息制限法(100万以上)の上限金利である15%に近い案件を扱っております。
しかしながら業者リスクがSL投資における最大の重要事項と考える管理人は業者リスクが低いと考えているSBISLやTateru Fundingをメインの投資先にしています。

SBISLやTateru Fundingではほとんどの募集案件の利回りは4~7%前後になります。
実際にはTateru Fundingの案件は投資運用期間が3~4ヶ月、SBISLでは12~24ヶ月の案件が多いため単純な比較はできませんが上記のクロス取引の比べると年換算の利回りが大分低くなるのが分かります。

 

さらにクロス取引では資金拘束期間が短いため、利益確定(優待ゲット)後は別の投資(優待、IPO、SL)に投資することが可能です。SLと比較すると投資確定後に分配金を待つだけお手軽さはありませんが、クロス取引や優待株投資は資金の効率的運用に有効と考えられます。

最近では優待取得条件として保有期間を条件とする企業が増えています。
そのため単純なクロス取引では優待を獲得することができなくなっています。

実際に私も使用度が高い企業(サービス)はクロス取引ではなく現物株を長期保有しており、優待と配当金の恩恵を受けています(^^)

 

余裕資金を残して様々な投資方法を活用するのが良さそう!

ソーシャルレンディングと株主優待クロス取引の利回りの比較は如何だったでしょうか?
実際に計算結果を見る事で感覚的にとらえていた優待利回りを認識して投資判断に活用して頂ければ幸いです(^^)
記事の需要があれば今後も各種投資方法を比較していきたいと思います!

 

注:クロス取引は一般信用と制度信用では手数料・貸株金利が異なります。また制度信用では逆日歩を勘案する必要があります。
その他にも配当凋落金や配当金受け入れ方法の違いによる損益通算の可否、税率によって個人ごとに実際の利回りの数字は若干変わります。今回の例は単純化した参考値と考えて頂きますようお願い致します。

 

管理人クロノはソーシャルレンディングで資産運用中です。

株式投資と違い日々の値動きを気にせずに資産運用が可能なのがソーシャルレンディングです。
しかしながら最近になり事業者リスクが高まり、運用するSL業者の選別が重要になっています。
私が現在投資中のSLの中でも今オススメできるのはOwners Bookになります!

利回りはそれほど高くありませんが、不動産プロの目利きによる案件のレベルの高さがいいですね。
また、早期償還になった際に想定利回りが上昇することもあるので資産の運用効率も良くなりますね!

案件数はそれほど多くない上に人気化することも多いです。
まずは口座開設を済ませて、納得できる案件が出た際に少額から投資を開始するのをオススメします。

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*投資はご自身の判断と責任において行って下さい。

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